ついに、この旅最後の夕食となりました。
迷ったのですが、台湾では超がつくほど有名な『鼎泰豊』へ行くことにしました。
前回6月に本店(永康街)を訪れ、気になったメニューが残っていたからです。
『どうせなら本店で』という心理が働きますが、永康街に行くのはタクシーを利用しなければなりません。
前回は大安駅から歩きました。
距離的な問題というよりは排気ガスが原因で、遠慮したいですね。
また、帰りも中正記念堂駅まで徒歩で移動しましたが、こちらは何とも寂しい道で、夕食後の暗い時間は避けたいところ。
そこで交通至便な忠孝復興駅近くのSOGO内にある支店に決めたのでした。
ただし、根底には本店より味が劣るのでは?との疑念があります。
もともと、日本のあらゆる台湾ツアーに顔を出す『鼎泰豊』。
団体受入では、味の劣化が考えられます。
評判だけが先行で、実際に大したことないのでは?なんて思っていました。
仕事上、現地の観光関係の方に聞いたことがあります。
『鼎泰豊』て、団体受けいれているから、名ばかりでしょ?
少々意地悪な質問でしたが、『そんなことはありませんよ』という答え。
台湾の方から見ても、美味しいという評価でした。
今でも、現地の方も多く並んでいますね。
さて、常に行列となっている『鼎泰豊』。
しかもデパートの中にある店だったら、どれぐらいの待ち時間になるか?
待つのは嫌いなので、夕方5時前に入店。
ほぼ満席ながら、滑り込みセーフといったところ。
5~6名は座れるボックス席に惜しげもなく通してくれ、この時点で高感度アップ。
接客は丁寧で、オーダーもテーブルにある注文票に記入するだけの楽々設定。
もちろん、お店の人も日本語可の方が多いです。
定番の小龍包はマスト・メニュー。
しかし私的興味はサイドメニューにあり。
前回本店で気に行った辛い汁なし麵やエビワンタン麵、排骨の乗ったチャーハン、空芯菜の炒めものを頼み、デザート用に餡子の入った小龍包を。
どれも洗練された味で、やはり他店とは一線を画すというには褒めすぎかな?
驚くのは、小龍包の皮の技術。
他店でも何度か経験しましたが、箸で持ち上げると皮が破けてしまうことが多々あるのです。これだと中のスープが流れてしまい、美味さが半減。
こちらの店は、それが無いのです。
すっかり満腹になり、私的には本店との差も感じられなかった。
いや、本店より美味かったのでは?という余韻も残し、やっぱこれだねーなぞと鼻歌が出てしまう私でした。
薄味に見えますが、味はしっかり。エビプリのエビワンタン麵
空芯菜炒め
排骨チャーハン。アツアツの排骨をご賞味あれ!!
汁なしの辛い麵。ラー油と山椒の旨味を体験
見た目、普通の小龍包ですが↓
中はこし餡がギッシリ。甘さ控えめなので、数も食べれます