旅行・地域

2013年1月14日 (月)

台湾旅行記 2012年12月

昨年の12月に再び台湾に行ってきました。
今回の旅の様子は、電子書籍サイト・パブーにて『奇怪伯爵のオタ・カル漬丼in台湾』として公開を始めました。

思った以上にボリュームが多くなりそうなので、分割掲載の予定。
まずは、1日目の様子を公開中。

台湾のアキバ・光華商場、パレ・デ・シンのアフタヌーン・ティー、お茶屋めぐりやグルメなど。
そして、目指すは日本未発売のホラー映画発掘。
何で台湾でホラー映画?と思うかもしれませんが、その理由はいずれ明らかに!

無料設定ですので、お気軽にご覧ください

電子書籍サイト・パブーの奇怪伯爵ページは、こちらをクリック

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2012年1月16日 (月)

台北旅行 2011年12月(28) 松山空港 帰国

いよいよ帰国となりました。

6月に訪れ、わずか半年。
その間に、空港(国際線出発)は様変わりしていました。
待合室のみだった2階は、パイナップルケーキなどを売る土産物屋に。
タピオカミルクティーで有名な春水堂も出店(ただし、店内の席数は少ない)。
出国審査後のエリアも改装が施され、ショップが充実。
土産物を売るぞという気迫が伝わってきます。

半年前、搭乗待ちでのんびりと座っていた私の前に、素朴な感じのおばちゃんが立っておいました。
彼女は烏龍茶の販売員で、通りすがりの客に笑顔を振りまいていました。
その姿に亡き母の姿を見た気がして、妙に懐かしい感覚にとらわれたのです。
母も販売員だったので、きっと同じような感じで仕事をしていたのでしょう。
今回も、どことなく同じ光景を期待していたのですが、空港内は未だ改装の真っ最中。
その店も、姿を消していました。
新しく並んだショップ群。
販売員は若く、ピッシリした服装で硬質なイメージ。
入店すれば、すぐにでも寄ってきそうな雰囲気でした。
何気なく、あのおばちゃんを探してみましたが、姿はありません。
改装に伴って、職を失ってしまったのだろうか?
そのような考えが、脳裏に浮かびます。

綺麗になり、便利になる。
観光客にとってありがたいことですが、その一方で何かが失われているかもしれない。
そういえば、あるDVD店では日本のドラマが一掃されていました。
これは、おそらく海賊版だった可能性があります。
近年、海賊版の取り締まりが厳しくなったという話を聞いたことがありました。
かわりに中国本土の作品や韓国が幅を利かせ、日本文化が衰退したような感じを受けました(実際にどうかは知りません)。
もちろん海賊版を擁護する訳ではありませんが、これらを眺めて日本文化の台頭を感じるのも一興ではありました。
そう考えると、同じ目的地であっても同じ旅はあり得ません。
常に何かが生まれ、何かが失われていきます。
その瞬間でしか味わえない旅の醍醐味。
その存在を、あらためて認識させられたのでした。

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おまけ:BR190便 機内食①

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BR190便 機内食②

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以上で2011年12月台北旅行篇 終了です。

台北旅行 2011年12月(27) 西華飯店(シャーウッドホテル)朝食

最終日の朝。
西華飯店地下のレストランにてビュッフェの朝食。

ホテルの朝食って、楽しみですよね。
料金は高いけれど、各ホテルの朝食メニューを比較するのが楽しいです。
内容は、ホテルによって様々。
初めて宿泊するホテルは、なるべく朝食を試すようにしています。

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さて、その内容ですが、正直なところ特徴があまり印象に残りませんでした。
和・洋・中の混在で、パレ・デ・シンと被るメニューも結構あり。
麵もあるし、味もソコソコといった感じ。
いわゆるシティホテルの朝食といった内容です。
内装の違いや、ヨーグルトが市販のものなど、豪華さといった点ではアピール度が不足していますかね。

ちょっと不安だったのは、宿泊プランが朝食付だったにも関わらず、金額の入った伝票を机に置かれたこと。これにサインするのですが、余分に払わなければいけないのかとドキドキ。
朝食券のないホテルも多いのですが、私のような小心者には不安が残ります。
結局、英語が分かりそうなウェイターに確認を取り、問題はありませんでした。
英語話すの苦手なので、ちょっとパワーダウン。

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2012年1月15日 (日)

台北旅行 2011年12月(26) 鼎泰豊 忠孝復興SOGO店

ついに、この旅最後の夕食となりました。
迷ったのですが、台湾では超がつくほど有名な『鼎泰豊』へ行くことにしました。
前回6月に本店(永康街)を訪れ、気になったメニューが残っていたからです。
『どうせなら本店で』という心理が働きますが、永康街に行くのはタクシーを利用しなければなりません。
前回は大安駅から歩きました。
距離的な問題というよりは排気ガスが原因で、遠慮したいですね。
また、帰りも中正記念堂駅まで徒歩で移動しましたが、こちらは何とも寂しい道で、夕食後の暗い時間は避けたいところ。
そこで交通至便な忠孝復興駅近くのSOGO内にある支店に決めたのでした。
ただし、根底には本店より味が劣るのでは?との疑念があります。

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もともと、日本のあらゆる台湾ツアーに顔を出す『鼎泰豊』。
団体受入では、味の劣化が考えられます。
評判だけが先行で、実際に大したことないのでは?なんて思っていました。
仕事上、現地の観光関係の方に聞いたことがあります。
『鼎泰豊』て、団体受けいれているから、名ばかりでしょ?
少々意地悪な質問でしたが、『そんなことはありませんよ』という答え。
台湾の方から見ても、美味しいという評価でした。
今でも、現地の方も多く並んでいますね。

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さて、常に行列となっている『鼎泰豊』。
しかもデパートの中にある店だったら、どれぐらいの待ち時間になるか?
待つのは嫌いなので、夕方5時前に入店。
ほぼ満席ながら、滑り込みセーフといったところ。
5~6名は座れるボックス席に惜しげもなく通してくれ、この時点で高感度アップ。
接客は丁寧で、オーダーもテーブルにある注文票に記入するだけの楽々設定。
もちろん、お店の人も日本語可の方が多いです。

定番の小龍包はマスト・メニュー。
しかし私的興味はサイドメニューにあり。
前回本店で気に行った辛い汁なし麵やエビワンタン麵、排骨の乗ったチャーハン、空芯菜の炒めものを頼み、デザート用に餡子の入った小龍包を。
どれも洗練された味で、やはり他店とは一線を画すというには褒めすぎかな?
驚くのは、小龍包の皮の技術。
他店でも何度か経験しましたが、箸で持ち上げると皮が破けてしまうことが多々あるのです。これだと中のスープが流れてしまい、美味さが半減。
こちらの店は、それが無いのです。

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すっかり満腹になり、私的には本店との差も感じられなかった。
いや、本店より美味かったのでは?という余韻も残し、やっぱこれだねーなぞと鼻歌が出てしまう私でした。

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薄味に見えますが、味はしっかり。エビプリのエビワンタン麵

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空芯菜炒め

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排骨チャーハン。アツアツの排骨をご賞味あれ!!

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汁なしの辛い麵。ラー油と山椒の旨味を体験

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見た目、普通の小龍包ですが↓

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中はこし餡がギッシリ。甘さ控えめなので、数も食べれます

2012年1月10日 (火)

台北旅行 2011年12月(25) 微熱山丘のパイナップルケーキ

今回は、雨のせいで断念した微熱山丘の店。
しかし、そのパイナップルケーキは、『吉軒茶語』で手に入ったのです。
包装はシンプルながら、ほのぼのさとオシャレさの二面を醸し出すグッドデザイン。
中身も従来のパイナップルケーキを打ち破る斬新さ。

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最注目ポイントは、パイナップル100%の餡。
パイナップルの繊維質を残し、自然の甘さを引き出しています。
この味は洋風のケーキに近く、他のパイナップルケーキとは一線を画しますね。
味良し、デザイン良しで、これは人気が出て当然。
日本にも店ができるとの情報もあるようですが……。

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2012年1月 9日 (月)

台北旅行 2011年12月(24) 吉軒茶語

京華城でタクシーに乗車後、MRT南京東路駅近くの『吉軒茶語』に移動。
こちらも台北ナビさんの情報で事前確認しておきました。
既にお茶屋を訪れていますが、新たな店も開拓しておきたかったのです。

こちらは、お茶が手に取って見ることができるパッケージ陳列。
そして、茶器やお茶菓子なども一緒に置いてあります。
センスの良さが感じられ、店内も整然としています。

既に一組の先客があり、お茶の試飲と説明を受けていましたので、こちらは店内を勝手に物色。
片言の日本語ではにかみながら説明してくれた男性二人は兄弟かもしれません。
非常に物腰が柔らかく、優しい雰囲気を醸し出していました。
おそらく日本語に自信がなく、十分な説明はまだできないようです。
他のお客さんを応対している女性は、ある程度話せるようでした。

試飲で出してくれたお茶も、香と味が優れていました。
こちらは梨山のお茶がお薦めらしいです。
そのお茶と他のウーロン茶やティーバッグを幾つか選びました。
そして、ここには今注目の『微熱山丘』のパイナップルケーキも置いてあるのです。
『微熱山丘』は松山空港から徒歩15分程度のところに位置するのですが、到着時は雨が降っていたため断念。
ようやく購入することができました。
ただし、売り切れの時もあるようなので、ご注意を。

会計の際、ドライトマトを出してくれたので試食。
ほんのり甘く、これはワインのつまみにもなると直感。
購入しようとすると、今度はドライ苺まで。
これも味が気に入り、即購入を決定。
お茶やワインとの相性バッチリ。
この時の価格はそれぞれ200元(約540円)。

次回も訪れること間違いなしの店でした。

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ティーバッグの箱。
網状の袋なので、香や味が劣化しません。

台北旅行 2011年12月(23) 京華城

京華城は、台北の巨大ショッピングセンター。
佳徳糕餅からの帰りに寄りました。
デススターのような外観が特徴的。
主に服飾関係の店が多く、オタク的店舗は見当たらず。
地下に映画館やフードコート。

平日の昼間は、かなり閑散とした様子。
週末は、どうなんでしょう。
トイレなんかも清潔でした。

タクシーは、乗り場が地下駐車場にあり。
ブザーが壁にあり、押すとタクシーがやってくる。
中国語表記だったので、恐る恐る押してみました。
駐車場の係員らしき人がやってきて、何か言われたので『タクシー』と答えたら通じたようです。

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台北旅行 2011年12月(22) 佳徳糕餅 チアーダー

こちらのお店は、またまた台北ナビさんの記事を参考。
平日でも混んでいる人気店で、パイナップルケーキが有名らしい。
最初は、パイナップルケーキに差があるなんて思わなかったのですが、意識して食べ比べてみると何とも奥の深い世界だったのです。

ただ、このお店はロケーションに難あり。
近くにMRTの駅がなく、観光客はタクシー利用が一般的。
私は極力タクシーを利用したくないのですが、ここは利用せざるを得ませんでした。
帰りもタクシーを捕まえなければなりませんが、私はショッピングセンターの京華城まで徒歩で移動(数分)。そこでタクシーを拾いました。

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入店すると、平日の14時なのにかなりの盛況ぶり。
売り切れ商品もあるようで、その人気ぶりを知ることができます。
観光客は少なく、地元の人が多いみたい。
パイナップルケーキの他に商品も多く、味が想像できないものもあり。

ちなみに、ここのパイナップルケーキは、食べ終わりにバターとパイナップルの餡が溶け合う感じが特徴的。
他の餡もあるので、食べ比べすることをお薦めします。
パイナップル以外も、十分にイケてます。

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台北旅行 2011年12月(21) 台北西華飯店 シャーウッドホテル

最終泊は、シャーウッドホテルに宿泊。
松山空港に近く、格付も5星クラスです。
ビジネス客が多く、団体客が少ないという情報があったので、宿泊を決めました。
ちなみにお値段は、インターネット予約でパレ・デ・シンより約2,000円ほど割安(ただし、部屋のカテゴリがパレ・デ・シンはデラックスツイン。シャーウッドも名称はデラックスだがツインで一番安い部屋のため、明確な比較にはならず)。

14時頃到着でチェックインの手続きはできましたが、部屋の準備がまだで入れず。
通常15時との丁寧な説明あり。
ここも空いていれば、早めのチェックインが可能との口コミはありました。
荷物を預け、空港まで徒歩で歩いてみることに。
所用時間は20分ちょっと。
大きなスーツケースだと、かなりシンドイですね。
素直にタクシー使うべきだと感じました。

その後、部屋に入ってからの感想。
部屋の広さが圧倒的。
一番安いツイン部屋でしたが、その差は明確に感じられます。

新しくはないですが、清潔さは保たれています。
アメニティも一通り揃っており、特に問題はありませんでした。
ただ、パレ・デ・シンのアメニティと比較してしまうと、その差はハッキリ。
特に石鹸やシャンプー、リンスが実用とリゾートの差を感じさせます。

また、上階の客が悪いのか、物音が気になりました。
せっかく静かと聞いたのに、これはちょっと残念。

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実は、夕食を地下のレストランで摂ることも考えていたのですが、ホテルの部屋等にメニュー内容の案内がなく断念。
事前情報では、フェアをシーズン毎に開催しているらしく、内容によって考えようと思ったのです。
わざわざレストランの前に行く気力もなく、翌朝食も同じところなので、別の場所で摂ることを決意したのでした。

話はホテルに戻りますが、フロントでは日本語可の方がいたのでチェックイン時の問題はなし。
ただし、朝食についての説明等、少しばかり不十分さを感じました。
応対は、丁寧だったのですが……。

また、チェックアウト時は、係りが丁寧に荷物を持ち、タクシーまで載せてくれます。
このあたりは、パレ・デ・シンと同じ。
一歩進んでいると思ったのは、乗車するタクシーのナンバーをカードに記入し渡してくれます。
タクシー内に忘れ物をした時なんか、安心ですね。

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台北旅行 2011年12月⑳ ホテルチェックアウト

3日目は、ホテル移動日。
本来は同じホテルに連泊した方が効率よく、煩わしさがありません。
しかし、前回もパレ・デ・シンに宿泊したこと、および他の地域も開拓したいという意味を含め、空港近くのホテルに宿泊することにしたのです。
まあ普通は、お薦めできないプランですけれど……。

では、パレ・デ・シンでのチェックアウトを再現します。
フロントにてカード・キーを渡し、『チェックアウト、プリーズ』。
冷蔵庫の飲み物の利用がなかったか聞かれます。
利用がなければ、そのまま精算へ。
カード利用の場合は、日本円決済も選択可能らしいです。
英語解らなくても、雰囲気で分かりました。
ホテル側も、ある程度日本語使っていましたし。
ただし、人によってレベルは違うようなので、最低限の知識だけは仕入れておきましょう。

チェックアウト終了後、荷物を預けるか聞いてくれます。
預ける場合は、大体の戻り時間を伝え、タグを受け取ります。
荷物は1階のエントランスで受け取りの旨が、説明されます。
戻ったら、1階でタグを渡せば、すぐ荷物を受け取ることができます。

私も荷物を預け、中山駅周辺まで地下道を散策。
13時頃ホテルに戻り、スーツケースを受け取って、タクシーで次のホテルに向かいました。
この時も、ドアボーイがタクシーを呼んでくれ(ほとんどホテル前に停まっています)、スーツケースを車に載せてくれます。
行き先も先に聞き運転手に伝えてくれますので、私みたいな者にとっては非常にありがたいサービスです。
タクシーの運転手は、ほとんど英語ができないようなので、ホテル名や空港など現地の発音が必要みたいです。
または、筆談や地図を見せる方法もあります。
以前利用した時は、到着ホテルを間違えられた経験があるので、行き先は慎重に伝えましょう。

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