『SPLATTERHOUSE スプラッターハウス』
*本記事は、グロテスクな表現を含みます
とりあえず、ストーリー・モードを本日クリア
ファミコンが出る前からテレビゲームに興じていた私は、旧タイプのゲーマー。
腕前は自慢できたものじゃありませんが、クリアしたゲームはそれなりにあります。
『スプラッター・ハウス』といえば、一作目が1988年。
ホラー・マニアにはお馴染みの、ジェイソンに激似のキャラが主人公で、覚えていらっしゃる方も多いはず。
本作『SPLATTERHOUSE』は、PS3とXboxでリリースされた最新版ですが、製作は2010年のようです。
つまり、リリースされて数年経つも、未だに日本語版は発売されず。
もはや待ちきれねぇぜ。
しかし、これをプレイしなければマニアじゃねぇぜ。
独りよがりで購入した輸入版。
実はPS3の本体も持っていないのに、ソフトだけ先に購入。
消費税上がるってよ。
…の一声で、唯一購入したのがPS3本体。
税の話がなければ、まだ買ってなかったかもしれないよ、安●さん。
まあ、そんな訳で。
ホラー映画観たり、PCゲームやったり、小説読んだりしている日常に、PS3まで割り込んできちまいました。
いいのか、社会人。
新聞読め
ニュース見ろ
国際情勢に神経尖らせろ
…と内なる声は聞こえど、脳裏に浮かぶはハマちゃんの顔。
釣りバカ結構。
ハマちゃんはダメ社会人である。
にもかかわらず、多くの人から支持されるではないか。
あいつが釣りなら、私はホラーで。
釣りとホラー、どっちが上等?
誰にも判るまい。
支持されるということは、皆が共感を持っているということだ。
誰でも好きなことはやりたい。
社会人だからといって、我慢することはない。
そうだ、私は今日からホラバカと自らを呼ぼう。
ホラバカ日誌。
バカが強調されるような響きではあるが、気にしないでセニョリータ。
さて、本作。
海外のみの発売なれど、メーカーは安心のnamco。
オリジナルのストーリーを軸としつつも、全てにおいて最高峰の称号を得るに相応しい出来栄です。
基本はアクションで、ほんのわずか謎解きパズル要素が含まれています。
私はイージーモードでのプレイですが、それでもストレートには進まず、適度な難易度が達成感を強めてくれます。
主人公はリックという青年。
恋人のジェニファーと共に、ある館を訪ねます。
二人で館内を見ていると、怪物を連れたマッドな博士が登場。
リックは瀕死の重傷を負い、ジェニファーは博士に連れ去られてしまいました。
消えゆく意識の中、リックは不可解な声を聞きます。
お前を助けてやろう。
リックの伸ばした手には、謎の仮面が……。
仮面を付けたことによって、リックの肉体は強靭な戦士へと変化します。
闇の力に助けられ、ジェニファーの後を追うリック。
しかし、館内には博士の研究によって生み出された数多の怪物が存在していました。
…という内容で、プレイヤーはリックを操作して、ジェニファーを救出します。
パンチやキック、掴みなどの基本技と、ゲージ溜めて出す必殺技なんかが攻撃方法ですね。
それほど複雑な操作ではないので、私のようなプレイヤーでも対応できます。
なんといっても、ウリはタイトルに恥じないスプラッター演出。
グロいモンスターが多数出現。
こいつらと血飛沫たっぷりの大乱闘。
頭部破壊。
腕もぎ取り。
胴体真っ二つ。
なんという葬快感。
なし汁、ブッシャー
これぞ、ホラーマニアのためのゲームといえましょう。
日本で発売されない理由は、おそらくこのゴア度。
規制がかかっちまうんでしょうか?
ゴア度高といえばモータル・コンバットですが、こちらも期待を裏切りません。
我がゲーム史上、殿堂入りの名作と評しましょう
ちなみに、おまけ的要素として、ジェニファーの写真集めがあります。
けっこうセクシーな写真で、トップレスなども
はたしてジェニファーって何者?なんて思うのですが、エロとグロというB級のダブルエッセンスを忘れない作りに製作側のこだわりが見え隠れします。