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2022年1月10日 (月)

本日の映画『ヤミー』

『ヤミー』
2019年 ベルギー 監督:ラース・ダモワゾー

※本記事は、グロテスクな表現を含みます。

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 うーん、なんだ、この作品は。
 最近は全く予備知識を入れず、映画鑑賞するスタイルになりつつある。
 ジャケ写とわずかな作品紹介だけで判断するのだが、本作を見つけた時の率直な感想がこれだ。
 どうも80年から90年代っぽい作りのようだが、この時期のホラー作品は大抵知っている。
 掘り出し物か?
 昔のカルト作が再発売されてのではないか?
 未知なる発見への期待は、新種を発見するがごとく。
 ツチノコ発見を夢みる子供のように、ワクワク感を味わう。

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 ところが、これが2019年作。
 しかもベルギー産ときた。
 チョコとワッフルが頭に浮かぶが、さらにこのワードでブログ記事を書いたような記憶もかすかに。
 まだまだレアではあるが、ベルギーホラーは初めてではないな、きっと。
 昔飲んだワインの味を辿るがごとく、ホラーの記憶を思い返すも、該当作品思いつかず。
 ああ、いよいよ記憶力も衰え始めたか。
 車にパピーだけは鮮明なのだが、ヤミーってなんだっ!?

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 さて、本作。
 ヒロインは巨乳に悩むアリソン。
 どこに行っても成人男性の視線はコンセントレーション。
 あからさまに下卑た視線は真面目なアリソンにはストレスとなり、悩ましい日々を送る。
 彼氏のミカエルは少々残念に思いつつも、アリソン・ファーストの態度で臨む。
 アリソン念願の『乳房縮小手術』に付き添い、巨大美容整形病院にやってきた。

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 ようやく普通の生活が送れると手術を熱望するアリソン(マイケ・ネーヴィレ)だったが、どうも病院が胡散臭い。
 異変に気付いたミカエル(バルト・ホランダース)は、病院内で一人の患者と遭遇する。
 それは、まるでゾンビのような女性だった。
 ミカエルは、アリソンを連れて病院を脱出しようと試みるが……。

 

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 巨大病院を舞台にしたゾンビ・パニック。
 ゾンビメイクは満足できる水準で、適度なグロさも心地良い。
 主人公の巨乳からしてフザけているが、もっと放送禁止のギャグも用意されている。
 このボカシがすんごくて、観客の想像はフル回転。
 ボカシの裏に何がある?
 そこに愛はあるんかと問えば、あるでしょうと師のたまわく。
 ディレクターズカットあるんかと思い、海外版ならもしかしてパートⅡ。
 そういう余計なことに気を持っていかれる作品なのでございます。

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 想像通りのスプラッター度で、下半身消失ゾンビなども出たり。
 半裸女性のゾンビ・ウォークに味があったりもする。
 結構なハッチャケ具合ながら、やはりアリソンの一挙一動が気になって、作品への集中力はハンパねぇ。

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 コメディ要素も強いが、ホラー演出はしっかり。
 これがアメリカなら、間違いなくカルトな人気を得るだろう。
 B級ホラーマニアのツボを押さえており、ベルギーホラーの可能性を示す作品だ。 

 

 

 

 

 

 

 

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