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2020年5月

2020年5月27日 (水)

本日の映画 『ザ・サンド』

『ザ・サンド』
2015年 アメリカ 監督:アイザック・カバエフ

*本記事は、グロテスクな表現を含みます

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春休み。

アメリカは3月下旬~4月上旬の2週間程度が該当期間だそうで。
これは日本でも変わりませんが、広大なUSAには地域によりビーチで泳ぐことができるようです。

本作は、学生が春休み中に3密必至のビーチパーティーを開催。
自粛警察がビッチな姉ちゃん達に地獄の指導を行う……。
いや、違った。
正体不明な『何か』に襲撃されるという内容。

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タイトルが『ザ・サンド』ですからね。
日本語にすれば単なる『砂』。
砂?
怖ッえぇ~。
なんて人は、滅多におりません。
松本清張の『砂の器』なんて作品には、タイトルだけで特殊な雰囲気を帯びているもんですが……。
『砂』単体は、どうにもいけねぇ。
反対に読めば『ナス』で、秋は嫁に食わすもんじゃありません。
いずれにせよ、『砂』というタイトル付けた時点で、本作は自ら品位を下げてしまったのでございます。

そういう点でいえば、これも一種の自粛でございます。
許容範囲の広い低級ホラーマニアも、なかなか触手を伸ばさない。
そんな作品なんでごぜぇます。

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突然の気の迷いと申しましょうか。
何の期待も持たぬまま、本作を観賞することに。
水着の姉ちゃんが最初からエンジン全開サイクロン。
あ~あ、いつものパターンねって感じで、針仕事なんぞをしながら流していきます。
おおよそ、この手の作品は女優美的基準が自分のそれと合致しないのが常。
トップレスになろうが、針を止めることはございません。

何か、不穏な空気が流れ始めました。
トップレス姉ちゃんが、ゲロを吐いてます……。

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(ここで、針が止まる)

アメリカン・ジャイアンみたいなのが、ドラム缶にハマって出られません。
彼は、ずっとこのまま演技をするのでしょうか?

そうこうするうちに、惨劇スタートです。
砂に触れると、なぜか皮膚や肉が剥離。
僕、グロえもん。
この怪現象は、何なんだ!?
意外にも興味は尽きず、ドラム缶ジャイアンのベタなギャグと共に物語は進行。

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低予算であることは間違いないでしょう。
しかし、それを十分にカバーできるアイデアが詰まっておりました。

劇中のセリフにも注目です。
『何かが生まれたの?怪物的な?』
『砂が鳥を喰ってやがるぞ!?』
『くらげより何千倍も痛ぇ……』
『カブトガニが尻に刺さった女よりひどい……』

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2020年5月26日 (火)

本日のゲーム 『DreadOut』

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日本においては、新型コロナの勢力がようやく収まりを見せ始めました。
ゾンビに代表される感染映画を腐るほど観賞してきた私も、身近に迫る死を意識したりして……。
幸い、感染は免れましたが、ちょっと体調を崩そうものならウォーキングデッドのオープニングテーマが脳内を駆け巡ります。
世界的な規模の感染が実際に起きるとは、ゾンビマニアも想像だにしなかったでしょう。
いや、世界にはゾンビの存在を頑なに信じ、シェルター準備している人が1人はいるかも知れませんが。
せめて人々が一刻も早く通常の暮らしを取り戻せるよう、心をこめてアイム・ニーガン。

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さて、久々のレビュー。

『DreadOut』とは2014年にリリースされたインドネシア産ホラーゲーム。
PCゲームですが、以後続編と2019年には映画化されたようです。
わずかなスクリーンショットで確認した限りですが、映画も期待できそう。
日本リリースを期待しましょう。

ゲームの内容は、かつてプレイステーション2などで人気を博した『零』に似ています。
ヒロインが霊をカメラで写して封印するアイデアが斬新でした。
本作のヒロインは、インドネシアの女子高生。
仲間数人と女教師の一行が、道に迷ってしまう。
彼女らの前に突然姿を現したゴーストタウン。
そこにある廃校舎には、恐るべき過去が隠されていた。
って感じです。

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ヒロイン・リンダの武器は、スマホ。
霊を撃退したり、現実には視ることができない謎を写したり。
アクション・アドベンチャーの形式を採用しています。
視点はサード・パーソン型。

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実際にプレイしてみると、『零』と似て非なるところも多々あり。
霊のデザインや演出が秀逸で、噴き出された蛆の大群が床を埋め尽くす描写もあります。
『フェノミナ』でジェニファー・コネリーが落ちた汚水プールを想起させますな。
インドネシアの独特な世界観も手伝い、なるほど・ザ・ホラーワールドを意識する人にはうってつけ。

とはいえ、欠点もあります。
謎解き要素のポイントが、日本と違います。
知らず知らず日本産の親切設計に馴れてしまっている自分に気づくことでしょう。
一例をあげると、重要なアイテムがあれば日本産は光って注意を促します。
本作にはその演出がなく、あくまで予測や直感力に頼る必要があります。

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癖を掴むとある程度は進められますが、サクサク進められるゲームではありません。
不本意ですが、既に柔軟な脳を失った私は攻略サイトのお世話になってゲームを終えました。
攻略見なければ、エンディングには辿りつかなかったでしょう。

ゲーマーとしては、負けを認めざるを得ません。
ただインドネシアのダークな世界観を楽しめたということで、無理矢理納得しました。

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