本日の映画『THE BITE 変身する女』
『THE BITE 変身する女』
2015年 アメリカ 監督:チャド・アーチボルド
*本記事は、グロテスクな表現を含みます
久々の投稿でテンション・アゲリシャス!と言いたいところだけれど、必要に迫られて記事をアップします。
というのは、近々文章を書かねばならぬ可能性があって、こんな駄文でも書いているのといないでは大違い。
日々の鍛錬の必要性を感じた、ミスター・サマー・タイムなのでした。
あのこ~ろの~、あっやまちぃ~。
さて、本作。
主人公は、結婚を控えたケイシー。(高峰ではない)
結婚への不安はあるものの、とりあえず友人2人とコスタリカに独身最後の旅へ。
女三人でハメを外し、リゾートを満喫。
現地で知り合ったイケメン?と危い関係になったりして、モラル的にどうよッなんて、真面目な貴方はツッコミを入れるでしょう。
モラルは大事♪
幼稚園は園児♪
興奮したアイツは鼻血、イェイ♪(ラップでどうぞ)
そして、事件は起こってしまった。
観光客は来ない禁断の場所。
そこにはエメラルド・グリーンの川が流れ、ケイシー達は迷わず遊泳。
水中で感じた違和感は、正体不明の何かに噛まれたものだった。
皮膚に空いた小さな穴は、気に留めるほどのものでもない。
ケイシーは、帰国の途に着くのだった。
戻ってからのケイシーは、結婚ムードとはほど遠い距離にいた。
姑との不協和。
漠然とした結婚への不安。
そして原因不明の体調不良。
やがて、其々が深刻度を増していく。
何かに噛まれた痕は、特に酷くなった。
明らかに化膿し、指で押せば膿汁が溢れだす。
そして、部屋には不気味な異変が……。
家主でもある姑がケイシーの部屋を訪れた時、事態は最悪の時を迎える。
果たして、ケイシーの身に起きた異変とは?
冒頭がPOV映像のため、不安がよぎる構成。
正直、POVにはウンザリしてまっせ。
POV長かったけど、本編は違うので安心を。
本作は、SFクリーチャーと分類されるようだけれど、バリバリのSFでもない。
現象や生態の解説がなく、それを推測する博士も出ない。
ただ得体の知れない何かに噛まれ、女性がヤバい変貌を遂げていくのだ。
ちょっとしたドラマの伏線があるが、展開が予想できてしまったので強烈なオリジナルティとはいえない。
ただクリーチャー描写としては、デザインというより表現に趣向を凝らしていて、そこは印象深いところ。
どうみても、イクラのジュレといった小道具は、寿司屋で大好きなイクラが喰えなくなる注意報を発令。
食べようとする度に、思い出すんだろうな、きっと。
ラストもこじんまりと締めた感はあるが、ジャレッド・ストンピングの非情さに空いた口が塞がらなかった。
| 固定リンク | 0
「ホラー映画」カテゴリの記事
- 本日の映画 『ヘルウィン』(2022.05.08)
- 本日の映画『水怪/Water Monster』(2022.02.07)
- 本日の映画『ヤミー』(2022.01.10)
コメント