本日の映画 『マミーVSフランケンシュタイン』
『マミーVSフランケンシュタイン』
2015年 アメリカ 監督:ダミアン・レオーネ
*本記事は、グロテスクな表現を含みます
さあさあ、久し振りにやって参りました。
対決ものです。
エイリアンVSプレデター。
フレディVSジェイソン。
ハリウッドは、これまでホラー界・夢の対決を作品化してきました。
本作も『ハムナプトラ』シリーズで人気を博したマミーと、幾度も作品化されている人造人間・フランケンシュタインのWキャストで夢を広げてくれます。
しかし忘れてならぬのは、低級映画界の法則。
こういうタイトルの作品には、Z級含有率が極めて高いことも覚悟しなければなりません。
さすがにマミーが母親だったなんて設定はないものの、造形はピンキリ。
かつて『イエティVSゾンビ』なんて作品を観たら、イエティは着ぐるみで、ゾンビはゴムマスクを被っただけ、なんてのに遭遇しました。
はい、怖いですね、怖いですね。
本作は、そこまで心配することはありません。
まあ、低予算ながらの努力賞って位に落ち着きます。
ストーリーは安直ですかね。
医学部の教授ヴィクターと、考古学教授ナイラのラブ・ロマンス。
これに人造人間と、エジプトで発掘されたウセルカラー王のミイラが絡みます。
ウセルカラー⇒失せるカラー⇒不良かよッて、連想した貴方!
私と同じ思考の持ち主です。
低級映画に文句を言わない心優しき人物とお察しします。
さて、本作。
直接的なゴア描写は少しだけ。
舌や鼻をナイフで切り落とされるシーンに、ペインを感じます。
そして前段に示唆した言葉に従って、急所切断を思わせる描写力にブラボー・フラグを掲げましょう。
ああ、チ○コが痛たたたたたたた、ホワッチャー。
お前はもう、切られている。
なんてケンシロウのセリフが聞こえるよう、吉田羊。
フランケンとマミーの対決は、それなりに楽しめます。
バチバチのメンチを皮切りに、フランケンの体重を乗せたチョッピング・ライトが炸裂。
マミーは、ナイフで応戦だ。
ちょと戦い方が人間くさいけど、渋いっちゃ渋い。
だって、二人とも元は人間だもの。
人間って、いいな。
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