本日の映画 『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』
『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』
2012年 アメリカ/カナダ 監督:スティーヴン・C・ミラー
*本記事は、グロテスクな表現を含みます
陽あれば、陰あり。
楽しい場所や時間は、実は恐怖を倍増させる効果もあります。
楽しいサマー・キャンプ。ジェイソン・どおォオーン。
おめでたい誕生日。誕生日は、もう来ない。
そして、本作のようにクリスマスを舞台にしたホラーも数知れず。
サイレントナイト・デッドリーナイト。
サンタが殺しにやってくる。
地獄のクリスマス・キャロル。
聖し血の夜。
クリスマスまで開けないで。
ああ、なんて不吉なタイトルたち。
人の幸福の裏に、不幸も存在することを忘れちゃいけないゾ。

さて本作。
主人公オーブリーは、女性保安官。
どうやら最近夫を亡くし、まだその傷は癒えていないらしい。
クリスマスイブを両親と過ごす予定でいたが、同僚の替わりに出勤することになった。
今宵、この小さな町はささやかながらサンタ・パレードが行われる。
皆、その準備に大忙しだ。

しかし、サンタの格好をした人物が子供を泣かせているという苦情が発生。
オーブリーは怪しい人物と接触するが、その後同僚の惨殺死体を発見する。
それを皮切りに、次々と起こる殺人事件。
保安官事務所の所長は応援を要請せず、自分たちだけで犯人を逮捕すると息巻く。
犯人がサンタの格好をしていることを知り、オーブリーらは一人の容疑者を追うが……。
なんとなく感じたチグハグさ。
それもそのはず、本作は80年代作品『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のリメイクなのでした。
昼夜を問わず殺しを行うサンタ。
今なら監視カメラにバンバン映るよね~。
なんて感想は、『NCISロサンゼルス潜入捜査班』を見過ぎたせいか?
こういうことが気になると、作品を純粋に楽しめなくなってしまいます。

作品としてのコアは、こんな酷いことをやっているのは何処の何者だってこと。
いわゆる犯人探し要素が、背骨です。
主人公の背景や容疑者との絡みが重要なのですが、どうもこの辺は力量不足?
犯人像、犯行動機が不明のまま終了っていう荒業を心配しましたが、さすがにそれは避けたようです。
まあ、唐突感は否めませんが…。
オリジナルを観ていない、または忘れているので比較はできません。
が、おそらく特殊メイクは少し派手になったのでは、と予想されます。
斧は当然のバトル・ウエポン。
他にカイザー・ナックルによるマウント打撃。
ハラワタはみ出た惨殺死体。
半裸女性を巨大芝刈り機に押し込んで爆風ミンチ。
火炎放射器は、ターミネーターの香り。
こんな映画をクリスマスに観ていたら、絶対サンタにプレゼントなんてもらえないゾっと。
« 行った年、来た年 2018 | トップページ | 本日の映画 『屍憶』 »
「ホラー映画」カテゴリの記事
- 本日の映画『ヘルブレイザー』(2023.07.09)
- 本日の映画 『サイコ・ゴアマン』(2023.02.23)
- 本日の映画 『アントラム 史上最も呪われた映画』(2023.02.11)
- 本日の映画『スプラッター・ナイト 新・血塗られた女子寮』 (2023.01.29)
- 本日の映画『プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星』(2023.01.27)





コメント