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2018年1月22日 (月)

本日の映画 『キャビン・フィーバー (リブート)』

 『キャビン・フィーバー (リブート)』
 2016年 アメリカ 監督:トラヴィス・ザルーニー

 *本記事は、グロテスクな表現を含みます

Cf003

 キャビンと聞けば、多くの男性はアテンダントとつなぐ。
 それは、男性の中に宿る、確固たる絆。
 それは、男性が崇拝して止まない職業への確かな憧れ。
 ザッツ・ワードには、明らかに陽の感情が吹き込まれている。
 YO、YO、陽。
 口に出すたび、ポワンと宿るYO、小さな恋の炎。
 恋は好意、恋よ来い、鯉は味噌煮。
 男のCAもいるんだYO!

 …なんて、航空ラップを披露したけれど、本作のキャビンは全く別物。
 キャビンは小屋という意味で使われているから、ご注意ください、チューバッカ!
 直訳すれば小屋熱?
 ちょっと体制悪いので、フィーバーは熱病と訳してみる。
 小屋熱病。
 これでも、まだ格好悪い。
 『注意一生、小屋熱病』なんつって……。
 邦題の付けづらいタイトルです。
 イメージ的には感染ロッジとか、感染バケーションか。
 感染をもう少しいじって、死に近付けてみよう。
 ロストバケーションって、ちょっと待てよ!?

Cf002

 さて、本作。
 大学生(男3女2)が、休暇を利用して郊外の別荘へ。
 途中、立ち寄ったガソリン・スタンドで何となく不気味な出来事が発生。
 
 気を取り直して別荘に到着すれば、素敵なバケーションの始まりだ。
 改造ガン片手に森を探索する者。
 青春を謳歌する者。
 ベッドルーム突撃で、即効愛の確認行為に耽るカップル。
 典型的?アメリカン大学生の営みが展開される。 

Cf001

 事件は、突然に起きる。
 彼らのもとに血まみれの男が現れ、助けを求めてきたのだ。
 しかし、そのあまりに異様な姿は、学生らを躊躇させた。
 皮膚がベロベロ、腐ってやがる!!

 パニックになった学生たちは、男を助けられなかった。
 やがて、仲間の一人カレンに男と同じ症状が出現。
 彼らは感染病の存在に気付くが……。

Cf005

 本作のオリジナルは、2002年の同タイトル作品。
 監督は、現在ホラーの帝王とまで呼ばれるイーライ・ロス。
 低予算ながら、描写のグロさで一躍有名になったことは記憶に新しいですね。

Cf007



 

 そのイーライ・ロスがプロデューサーとして自作品をリメイク。
 きっと、思い入れと自信に満ちた作品なのでしょう。
 オリジナルは2002年制作ですが、私が観賞したのは2010年。
 そのためか、「えッ、もうリメイクしたの?」って感覚ですが、すでに16年の月日が経っていた訳です。

 オリジナルは、ブラック・ユーモアをトッピング。
 私も一度観賞しただけで、記憶はすっかり薄れてしまっております。
 うる覚えで比較しますので、違っていてもご容赦のほどを。

Cf008

 全体的に、やはり本作は洗練されています。
 不安&恐怖を盛り上げる小技が意図的に練りこまれていて、マニアを唸らせます。
 噛みつき小僧?
 オリジナルにはいなかったような?
 感染犬もいなかったような?
 どうしてもバイオハザードを思い出しますが、この感染ハチ公が重要なシーンを担うのです。
 

Cf009

 グロさも、しっかりキープされています。
 ただ、これ以上はヤバい!って手前で止めていて、ただのグロ自慢にならない方針が見え隠れします。
 この辺も、緻密な計算と言えましょう。
 

 核となる事件発生要因も、オリジナルと比較してクリーピーさが増しました。
 これによって、作品の持つ雰囲気にコクというか深みが追加。
 リメイクながら、続編すら期待してしまいます。
 私的には、リメイク成功の評価を。

 Cf010



 

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コメント

ご無沙汰してます!
たぶん1年ぶりぐらいになるかと思いますが、
ちょくちょく覗きにいくようにしますので
よろしくお願い致します。

ちなみに私はエロさ全開にオリジナルの方が好みでしたわっ(゚▽゚*)

投稿: 伝衛門 | 2018年1月24日 (水) 22時02分

伝衛門さん、ご無沙汰です!

昨年は、ウォーキング・デッド中心に海外テレビドラマばかりの日々でした。
そのためブログも疎かに……。
 
もう忘れ去られたと思っていたので、コメ嬉しいです。
こちらこそ、宜しくお願いします!!

投稿: 怪奇伯爵 | 2018年1月25日 (木) 01時24分

いえいえ!

仕事の負荷が高く、弾けた作品を観る機会が少なくなり
足が遠のいていたのですが、録りだめていた作品の山に挑んでみようかと(^-^;

ウォーキング・デッドはシーズン1を録画した状態で止まってます…

投稿: 伝衛門 | 2018年1月25日 (木) 22時44分

伝衛門さん

こちらも低級作品観賞率は、低下しております。
まあ、見過ぎた感もあるのですが(笑)

ウォーキング・デッドは、シーズン2・3あたりが私的にはベスト。
この頃は、ゾンビメイクにこだわりを感じます。
後半は、ゾンビがおざなり。人間対人間の狂気がテーマに変わり、けっこう鬱な展開ですよ。

投稿: 怪奇伯爵 | 2018年1月29日 (月) 00時28分

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