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2018年1月29日 (月)

本日の映画 『口裂け女 IN L.A.』

 『口裂け女 IN L.A.』
 2015年 日本 監督:比呂啓・廣瀬陽・小川和也・曽根剛

 *本記事は、グロテスクな表現を含みます

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 日頃から思っていました。
 口裂け女のビジュアルって、他国のホラー作品で見かけないと。
 日本独自の都市伝説なんですかね。
 もちろん、日本で流行した現象が他国に伝わって、模倣例はあったとは思います。
 それでも、映画のキャラとしては浸透しなかったのでしょう。

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 ホラー映画キャラのビジュアルとしては、決して他国に引けはとりません。
 鋏というウエポンも、『バーニング』と同等。
 そう、口裂け女は、海外でも十分に活躍できるキャラなのです。

 鋏で攻撃という手段を考えれば当然外傷型ということになり、イコール血飛沫となります。
 そう、口裂け女はスプラッターに辿り着くのです。
 スプラッターの本場、アメリカに彼女が渡ったら、どうなるか?
 正直、観賞前に抱いた期待は、富士マウンテンのごとく。
 口裂け女よ、お前の鋏で色欲に満ちたアメリカン・グラフティを切り裂いてくれぃ。
 そんな興奮が迸るほど、本作のコンセプトは希望に満ちたものでした。

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 ところが。

 いざ、観賞を始めると、期待はドンドン後退。
 その勢いを止めることはできません。

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 メイド三人娘のこっくりさんプレイ。
 陰陽師と名乗る風来坊の活躍。
 悪魔神父とサタンにゾンビを添えて。
 あまりに荒唐無稽なカンフーアクションとかめはめ波。
 貞子似、不気味女の登場に『君の名は?』と問えば、その名はウメコです。
 そう、本作は口裂け女を主軸としたオムニバスだったのです。

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 辛うじて各話に通じる接点はあるものの、肝心の口裂け女が際立たない。
 ずさんな計算と表現力で、作品はまさにカオス状態。
 ロサンゼルスに日本の都市伝説を持ち込んだはいいが、その結果はまさに闇鍋。
 出演者の演技も、お世辞にも巧いとはいえない。

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 口裂け女に絞って、鎌片手にビバリーヒルズを疾走させたほうが良かったよ。
 そんでもって、それを追うのが、エディ・マーフィー。
 または、フレディVS口裂け女も観てみたい。
 

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位牌の戒名がスゲェ!!


  

 

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