本日の映画 『水野美紀 サム・ヘーゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731』
『水野美紀 サム・ヘーゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731』
2013年 アメリカ・インドネシア 監督:スティーブン・シェイル
*本記事は、グロテスクな表現を含みます
まずは、長尺さに困惑しつつも、何か惹かれてしまう邦題に注目!!
水野美紀さんは、十分にその名が知れ渡っている女優。
TOPフィーチャにアメージングはないが、忘れていけないのは、本作が外国作品ということ。
しかもホラーでB級と来たもんだ。
私的認識では、水野さんはトレンディ俳優といっても過言ではないポジション。
ハリウッド進出のドリームを賭けたチャレンジだったのだろうか?
他にもバリバリのアクション作品出演など、並みの女優ではないソウルを感じさせます。
そして、作品を牽引するもう一人の俳優、サム・ヘーゼルダイン。
正直、彼の名は知りませんでした。
出演作も数本は存在するようですが、どうにもピンときません。
ディス・イズ・ア・ピン。
ディズ・イズ・ア・アッポー。
あわせてピンナッポー。
ウケんのか、こんなギャクで……。
ジャスティンよ、オレのネタでも笑え。
とりあえず、ヘーゼルダインという名前は音的な響きに魅力があります。
思うに、ターミネーターあたりからくる音感データを誘引し、サイバーダインという単語と結合。ダインの法則に従って、脳にプラスの影響を施すのでしょう。
ちょっと、実験してみましょう。
単語にダインを組み合わせるのです。
ヘルダイン。地獄の兵器で強そうなイメージです。
ゴッドダイン。巨大ロボのネーミングとして、使えそうです。
バトルダイン。これも兵器ロボ系に当てはまりそうです。
ヒャダイン……。
まあ、そのような効果を知ってか知らずか、サムさんの名は邦題にプラスの影響を与えていると言えます。
そして、本作の主たるキャラである甲冑師団。
ホラー作品において、恐怖の源しずかちゃんを考えた場合、それは殺人鬼やクリーチャーなどが該当します。
本作のソレは甲冑師団であることを邦題で主張し、甲冑愛好家に猛然とアピール。
甲冑マニアで、ホラー好き。
ナイスな観客層の選別で、大ヒット間違いなし!!
う~ん、ファンタスティックなマーケティングにまいっちんぐ。
さらには、ラストワードのコマンダー731。
初見で気付かぬ私の愚かさや未熟さを笑ってくれい、ジャスティンよ。
(ちなみに私はジャスティン・Bのことをまるで知らない)
劇中に判ることだが、これは人体実験の噂が絶えない石井731部隊のことだったのだぁ。
これに気付かぬようでは、ワシもまだまだよのう。
自戒の念と共に、愚かな自分にブラックローズの花束を…。
さて、内容は至極単純です。
アメリカかどっかの会社CEOの息子プライスが、インドネシア・ウナウナ島にやってきた。
金にものをいわせたのか、現地姉ちゃんを同伴。
そして彼に雇われているのが、日本の歴史研究家リエ(水野美紀)。
プライスらは兵士たちを雇い(そのうちの一人がサム・ヘーゼルダイン)、廃坑を探索する。
その廃坑は、旧日本軍のものだったらしい。
実はプライスらは、伝説の山下将軍が隠した財宝を探していたのだ。
真の目的を知らず、廃坑を探る兵士たち。
しかし、そこには想像を絶する存在が棲息していた……。
恐怖ファクターは、石井部隊の実験によって生存していたクリーチャー。
および邦題どおりの甲冑師団。
日本兵の生き残りもいたりして、けっこうブッ飛びの構成だ。
賞賛すべきは、低予算を窺わせながらも、世界観をしっかり出せていること。
日本人にウケるか疑問だが、甲冑師団のディテールは海外で効果を発揮するかもしれません。
『ディセント』+『エルゾンビ』×JAPANテイスト÷水野美紀×サム・ヘーゼルダイン。
雰囲気を表現すれば、こんな感じでしょう。
肝心の水野さんは、やはりおとなしめの演技。
ホラーの定石どおり、タンクトップ姿で熱演するのだけれど、ハリウッドのB級肉感姉ちゃんと比較すると、やはりパワー負けはしょうがないか。
ただ、恐怖に目を向くシーンはやたら印象に残って、女優魂を見せつけてくれます。
私的には、もっとスプラッター度や色気をアップすれば、かなり満足度の高い作品になったと思ってます。
しかし、よくよく考えてみれば、第二次世界大戦時に日本兵は甲冑と刀で戦っていたことになり、時代考証の大切さを考える今日この頃でした。
最後に一発ギャグを披露。
ピカチュウ、甲冑、ハイチュウ!!











