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2016年12月 4日 (日)

本日の映画 『水野美紀 サム・ヘーゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731』

 『水野美紀 サム・ヘーゼルダイン in 甲冑師団 コマンダー731』
 2013年 アメリカ・インドネシア 監督:スティーブン・シェイル

 *本記事は、グロテスクな表現を含みます

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 まずは、長尺さに困惑しつつも、何か惹かれてしまう邦題に注目!!
 水野美紀さんは、十分にその名が知れ渡っている女優。
 TOPフィーチャにアメージングはないが、忘れていけないのは、本作が外国作品ということ。
 しかもホラーでB級と来たもんだ。
 私的認識では、水野さんはトレンディ俳優といっても過言ではないポジション。
 ハリウッド進出のドリームを賭けたチャレンジだったのだろうか?
 他にもバリバリのアクション作品出演など、並みの女優ではないソウルを感じさせます。

Dm003

 そして、作品を牽引するもう一人の俳優、サム・ヘーゼルダイン。
 正直、彼の名は知りませんでした。
 出演作も数本は存在するようですが、どうにもピンときません。
 ディス・イズ・ア・ピン。
 ディズ・イズ・ア・アッポー。
 あわせてピンナッポー。
 ウケんのか、こんなギャクで……。
 ジャスティンよ、オレのネタでも笑え。

 とりあえず、ヘーゼルダインという名前は音的な響きに魅力があります。
 思うに、ターミネーターあたりからくる音感データを誘引し、サイバーダインという単語と結合。ダインの法則に従って、脳にプラスの影響を施すのでしょう。
 

 ちょっと、実験してみましょう。
 単語にダインを組み合わせるのです。
 ヘルダイン。地獄の兵器で強そうなイメージです。
 ゴッドダイン。巨大ロボのネーミングとして、使えそうです。
 バトルダイン。これも兵器ロボ系に当てはまりそうです。
 ヒャダイン……。

Dm010

 まあ、そのような効果を知ってか知らずか、サムさんの名は邦題にプラスの影響を与えていると言えます。
 そして、本作の主たるキャラである甲冑師団。
 ホラー作品において、恐怖の源しずかちゃんを考えた場合、それは殺人鬼やクリーチャーなどが該当します。
 本作のソレは甲冑師団であることを邦題で主張し、甲冑愛好家に猛然とアピール。
 甲冑マニアで、ホラー好き。
 ナイスな観客層の選別で、大ヒット間違いなし!!
 う~ん、ファンタスティックなマーケティングにまいっちんぐ。

Dm011

 さらには、ラストワードのコマンダー731。
 初見で気付かぬ私の愚かさや未熟さを笑ってくれい、ジャスティンよ。
 (ちなみに私はジャスティン・Bのことをまるで知らない)
 劇中に判ることだが、これは人体実験の噂が絶えない石井731部隊のことだったのだぁ。
 これに気付かぬようでは、ワシもまだまだよのう。
 自戒の念と共に、愚かな自分にブラックローズの花束を…。

Dm013

 さて、内容は至極単純です。
 アメリカかどっかの会社CEOの息子プライスが、インドネシア・ウナウナ島にやってきた。
 金にものをいわせたのか、現地姉ちゃんを同伴。
 そして彼に雇われているのが、日本の歴史研究家リエ(水野美紀)。
 プライスらは兵士たちを雇い(そのうちの一人がサム・ヘーゼルダイン)、廃坑を探索する。
 その廃坑は、旧日本軍のものだったらしい。
 実はプライスらは、伝説の山下将軍が隠した財宝を探していたのだ。
 
 真の目的を知らず、廃坑を探る兵士たち。
 しかし、そこには想像を絶する存在が棲息していた……。

Dm008

 恐怖ファクターは、石井部隊の実験によって生存していたクリーチャー。
 および邦題どおりの甲冑師団。
 日本兵の生き残りもいたりして、けっこうブッ飛びの構成だ。

Dm006



 

 賞賛すべきは、低予算を窺わせながらも、世界観をしっかり出せていること。
 日本人にウケるか疑問だが、甲冑師団のディテールは海外で効果を発揮するかもしれません。
 『ディセント』+『エルゾンビ』×JAPANテイスト÷水野美紀×サム・ヘーゼルダイン。
 雰囲気を表現すれば、こんな感じでしょう。

Dm009

 肝心の水野さんは、やはりおとなしめの演技。
 ホラーの定石どおり、タンクトップ姿で熱演するのだけれど、ハリウッドのB級肉感姉ちゃんと比較すると、やはりパワー負けはしょうがないか。
 ただ、恐怖に目を向くシーンはやたら印象に残って、女優魂を見せつけてくれます。

Dm016

 私的には、もっとスプラッター度や色気をアップすれば、かなり満足度の高い作品になったと思ってます。
 しかし、よくよく考えてみれば、第二次世界大戦時に日本兵は甲冑と刀で戦っていたことになり、時代考証の大切さを考える今日この頃でした。

 最後に一発ギャグを披露。
 ピカチュウ、甲冑、ハイチュウ!! 

Dm012



 

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