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2016年2月

2016年2月23日 (火)

本日の映画 『オキュラス/怨霊鏡』

 『オキュラス/怨霊鏡』
 2013年 アメリカ 監督:マイク・フラナガン

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 先々週にインフルエンザ感染。
 ほぼ1週間休養したものの、高熱による後遺症が残ってしまいました。
 復帰して2週間経ったものの、未だに嗅覚が50%ぐらい失われています。
 そのために味も以前のように感じることができず、オーマイガーな日々。
 週末のワインも、昔のように楽しめない。
 もしかして、完全回復できなかったりして。
 ただの風邪だとか勘違いして、ナメてましたわ、インフルエンザ。
 周囲の目もあるし、なんか感染ホラーの世界をちょっとだけ体験した気分。

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 さて、本作。

 10年以上の月日を経て再会したケイリーとティムの姉弟。
 二人の両親は、とある事件で変死を遂げていた。
 弟のティムは、父親殺しの犯人として精神治療施設に入所。
 治療を施され、ようやく事件に対する整理ができた状態だった。

 

 しかし、姉のケイリーは、違っていた。
 何故、両親が死んだのか。
 それはティムの仕業ではない。 
 家に置かれていた古い鏡。
 その鏡には、不可解な力が備わっている。
 それが両親を死に追いやったのだ。

 

  10年以上の月日を費やし、ケイリーは鏡の情報を追った。
 鏡を所持したが故に死亡した者は、少なくとも45人。
 両親の死を理解すべく、ケイリーはティムと共に鏡の真相を究明しようとするが……。

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 タイトルで大体の内容が想像できます。
 結果、その予想は合っていたのだけれど、私的には予想以上の完成度。
 もともとオカルト系先品は、派手さが足りないというのが前提。
 派手さがないイコール退屈になってしまう可能性も高く、しかし派手さをプラスすることは作品全体の雰囲気を変えてしまうリスクにもつながる。 
 ということで、一般ウケするには難しいジャンルといえるのです。

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 その点を考えれば、本作はオカルト臭を損なわない程度にショッキングな演出を散らして観客の興味を意識しています。
 
 また、過去と現在、そして鏡の魔力による幻覚という3つのワールドを交差させることにより、何が真実なのか判らない不安感を観客に提供しています。
 真実を知りたいがために、鑑賞を止められない。
 脚本的に、かなり完成度が高い内容だ感じました。

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 次々に交差する場面展開は、私的には疾走感が感じられて監督の力量を評価。
 ただ他レビューには、複雑さや解かりづらさを指摘する声もあります。
 

 俳優さんも、かなり印象に残りました。
 特に姉ケイリーの役は、成人時代も幼少時代も共にインパクトがあります。
 
  
 

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2016年2月 6日 (土)

本日の映画 『バーニング・デッド』

 『バーニング・デッド』
 2015年 アメリカ 監督:レネ・ペレス

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 昨日、ニュースで桜島噴火の様子を目撃しました。
 噴き出す溶岩の迫力は、想像以上。
 火口では雷のような現象もあって、噴火の様子がはっきりわかりました。
 イメージと実際の自然パワーのギャップはあまりに大きく、自然をナメていた自分を実感。
 その理由は、直前に本作を観賞していたからに違いありません。

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 本作の舞台は、北カリフォルニアのセント・バーバラ山。
 別名”デビルズ・ピーク”と呼ばれる山です。
 山麓の町では、今にも噴火が起きそうな兆候に避難命令が発令。
 
 シェリフのマイクは、町民の避難状況を確認。
 友人であるミンディの家を訪れ、彼女の父親ベンにも避難を促すよう依頼。
 そう、ベンは頑固親父で、誰の忠告にも耳を貸そうとしなかったのです。
 親父の頑固さを判っていたミンディは、自分が忠告しても無駄だと主張。
 しかし、最終的に説得を試みます。

 ベンの家を訪れるミンディ。
 娘や、そのボーイ・フレンドも同行し、どうにか頑固親父を説得。
 しかし、時すでに遅し。
 デビルズ・ピークは、噴火を開始。

 この噴火、どうにも様子がおかしい
 吹きあげられた溶岩が着地すると、その箇所からリビング・デッドが発生するのです。
 熱々のデッド。
 そう、これがバーニング・デッドだったのです。

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 そして、このデッドたちがミンディ家族らを襲撃します。
 火山噴火の様子をブログに掲載しようとした、エロいお姉さんも襲われます。
 この方、火山の噴火を背景に、自分のトップレス写真を撮ろうとしたツワモノ。
 
 はてさて、彼女らの運命はいかに……。

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 ダニー・トレホがメインであるかのようなアピールですが、彼はチョイ役。
 こういう作品、多いですね。
 それ以外、アピールすべき点がないというのが本音でしょう。
 保安官役でも良かったような気がするのですが、あの役はどういう位置づけなのでしょう。
 子供脅して、ウワァッ、ハッハ。
 オチの演技も含め、ダニトレである理由は見出せません。

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 ただ出演するだけで、作品のホラー度に渋みや熟成感がプラスされる。
 ダニトレも、そういう役者の一人であることには間違いありません。
 多少ベクトル違えど、ランス・ヘンリクセンのような存在になりつつあります。
 まあ、ホラー映画界の振興になってくれれば、多少の目は瞑ります。
 だけれど、主役とチョイ役のギャップは、過度の期待に冷水をブッカけ、空になった桶で頭を叩かれるようなもの。
 それを何度もやられてしまうと、 『ダニトレ注意報』なんて防御システムが構築されて、彼の存在が軽石に変わっていくかもしれませんなぁ。

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 さて、本作。
 全体的に、かな~りユルい作品になっています。
 そもそも、溶岩ゾンビという存在がおかしい。
 デッドは、基本的に火や熱に弱い。
 死体は燃えてしまって、跡形もなくなります。
 そういうセオリーを全く無視。
 

 主人公も曖昧で、最後まで誰がそうであったのかを見極めるのは困難。
 とりあえずのポイント稼ぎのようなエロ・シーンは、かなり最低な必然性のもとに設置。
 たいしたストーリーでないにも関わらず、最後は親子の絆がテーマであったかのような落とし方。
 作りのアラは、次々と発見可能です。

 監督レネ・ペレス。
 他にどんな作品撮っているのでしょうか?
 調べたら、『カウボーイ&ゾンビ』『ジャンゴVSエイリアン』など。

 ハハ~ン、納得ッス。

 同じような作品ですわ、どれも。

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 ゾンビ・メイクは、下の上といったところ。
 矛盾のマグマ・ゾンビは、ビジュアル的には一瞬興味をそそるものもあり。
 人間の腸の再現がお粗末で、逆に印象に残ったりもします。

 過去から現代まで出現する『姉ちゃんゾンビ』の熱演が、モヤッとしたインパクトを残すでしょう。 

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彦麻呂かな!?YES!! 彦麻呂じゃない?YES!!
早見優の某曲に乗せてお読みください。




 
  
 

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