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2015年11月 1日 (日)

本日の映画 『インド・オブ・ザ・デッド』

 『インド・オブ・ザ・デッド』
 2013年 インド 監督:ラージ・ニディモールー&クリシュナ・D・K

 *本記事は、グロテスクな表現を含みます

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 ゾンビ・カルチャーは、遂にボリウッドまで浸透!!
 まさに世界中に勢力を拡大しています。
 インド映画といえば、忘れてならないのがダンス。
 そして、一般的には尺が長いのも特徴。
 2時間を超える作品も、多々あるのです。
 本作の見どころの一つは、ゾンビ作品がどの程度までインディ化されているか。

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 もうひとつの見どころは、やはりヒロイン。
 インドの女優さんって、美人度がハンパないのです。
 インドはカレーだけなんて思っていると、B級ホラー・マニア失格だぜ、ベイビィ。

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 さて、ストーリーに触れていきましょう。

 

 男3人、仲良し組。
 なんとなくグダグダに生活し、今の状況に『俺、こんなんで良いのかな~』的雰囲気を漂わせている。
 そのうちの一人ラヴは、恋人ができて結婚を決意。
 酒も煙草もヤクもやめて、真っ当に生きるぜ!!
 一念発起もするも、相手のガールにその気がなく、あっさり破談に。
 傷を癒すため、『そうだ、ゴアに行こう!!』的展開になった。

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 行ってみるものだよ、ゴア。
 ホテルのプールサイドで、ラヴはとびっきりな美女ルナと遭遇。
 ルナの誘いで、ロシアン・マフィアsign02主催のパーティーにも参加することに。
 パーティー会場は、船しか渡れない孤島。
 ダンスと酒とドラッグに浸かる若者たち。
 そして、新種のドラッグが振舞われた。

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 一夜が明けて、島は異様な雰囲気に包まれていた。
 ドラッグの影響で、摂取した若者はゾンビ化していたのだ。
 ラヴら三人は、孤島からの脱出を試みるが……。

 

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 いわゆるアメリカン・ゾンビ作品の影響を多分に受け入れています。
 ちょっと堕落した若者が主人公で、コメディも豊富に含みます。
 私的には声を上げてワッハハ・レベルではなく、冷静に分析できる程度。
 笑いに免疫がない人には楽しめるでしょう。

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 インド映画の特徴であるダンスシーンもなく、そのかわりに印象深い歌詞のソングが流れます。
 『ババジキ …… ババの魔法のクサ』って何でしょう!?
 私の理解レベルでは、ドラッグを崇め奉るようなソングに思えてしまいます。
 ドラッグ礼賛。
 やべぇぜ、インド。
 B級ホラーにおけるヤング・アメリカンの退廃度をギャラクシーとするならば、インドはメテオです。
 ババジキの歌を、子供たちが口ずさむのでしょうか?
 ああ、インドって、なんと怖ろしいとこでしょう。
 カレーとか、食ってる場合じゃねぇぜ、黄レンジャー!!

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 さて、ゾンビメイクについて。
 まあ、可もなく不可もなく。
 想定よりは、少し上。
 ただし、グロさはあまり感じられず、インドにしては及第点という程度。
 シーン的に魅力を感じるまでは、到達せず。

 ヒロインは、文句なし。
 アメリカ影響か、なんとかインドの規制内レベルで色気を出そうという気概は感じられたりします。
 いきなりの水着ショットは斬新で、フィービー・ケイツin『パラダイス』と同等程度のインパクトは感じられます。
 さらに中盤ではスポーツ・ブラにビーチクの影を躍らせて、インド人の若者が映画館でダイヤの原石を発見したような顔でニヤつく光景を想起させます。
 まあ、これが現在のインド映画では精一杯のエロなんでしょう。

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 インドに吹くアメリカの風。
 貴方は、B級ホラーの世界的伝播を目撃する……

 

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コメント

こんばんは
インド・オブ・ザ・デッド、、、かなり哀愁漂うタイトルですね(笑)。
インド映画は「アーリャマーン」wしか知りませんがホラーもあるのですな~happy01
世界は広いですが各地のB級ゾンビ映画を作ってる方々は皆さんきっと似たような人達なのでしょうね(笑)。

投稿: スティッチ☆ | 2015年11月 4日 (水) 19時18分

 スティッチさん、こんばんはsign03

 インド産ホラーは、以前から小規模ながら存在していました。
 ただ、本作のようなあからさまなB級エンタメ作品ではなかったですね。
 本作がコケていなければ、今後インディアン・ホラーの勢力を拡大するかもしれませんhappy01

投稿: 怪奇伯爵 | 2015年11月 6日 (金) 01時35分

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