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2015年9月

2015年9月22日 (火)

本日の映画 『武器人間』

 『武器人間』
 2013年 オランダ・アメリカ 監督:リチャード・ラーフォースト

 *本記事は、グロテスクな表現を含みます

 シルバー・ウィークも残すところ2日。
 まだ終わっていないのだけれど、落胆の度合いは強くなってくる。
 あれだけ楽しみにしていた連休。
 いかに充実した時間を過ごすか。
 常にそれを意識していたのだけれど、思い描いた半分も消化できていない。

 前回のブログ更新から、気付いてみれば1カ月以上が経過。
 映画を観なくなった訳ではなく、消化できた事も多い。

 『マイアミ・バイス』シーズン1、『フラッシュ・ポイント』シーズン1、『ツイン・ピークス』シーズン1をクリア。
 ゲームでは『DEAD SPACE』1、『コール・オブ・デューティー モダン・ウォー・フェア3』をクリアした。
 一方で、『ER』や『チャームド』などの中古を新たに購入し、未処理アイテムの勢力は拡大するばかり。

 学生時代と比較して、世間はより安価な費用で映画や本、ゲームを楽しめる時代になった。
 私のようなコレクター癖のある人間には、嬉しくも残酷な境遇ができてしまった訳だ。
 ああ、押し寄せるコンテンツの大波に、私は抗い、そしてもがいている。
 昔だったら、きっと終わりは見えたはずだ。
 観たい映画は、全部鑑賞できるほどの量だった。
 もともと、世界は広かったのか?
 それとも、時代の流れに並行して拡がっていったのか?
 確かなのは、過去と現在では明らかに状況が違うということだ。
 私も、変わらなくてはならない。
 過去の手法にこだわっていれば、急に勢いを増した波に気づかず、老人は大海に呑まれてしまうに違いない。
 by まんてんパパ・ヘミングイェイ

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 さて、『武器人間』。
 原題は『フランケンシュタイン・アーミー』で、なんとなく想像がつきそうな感じです。
 ジャケ写なども、私の趣味にマッチしそうなクリーチャー然としたキャラが写っており、期待度はMAXに近かったです。
 ところが、冒頭からいきなり感じた違和感。
 なんと、POV形式ではありませんか。
 いままで、POVで傑作と思えた作品は、ほとんどありません。
 どちらかといえば、退屈な作品が多い印象です。
 いやーな予感が発生しつつも、物語は進行していきます。

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 カメラ担当は、自称モスクワ大学の学生ディミトリ君。
 彼は映画を専攻し、軍の偵察隊の記録要員として従軍しているらしいのです。
 時代は第二次世界大戦の末期とのこと。
 偵察隊のメンバーは数人で、短気そうな青年や、ナヨナヨ系男子など。
 それぞれ性格づけされていて、ストーリーの肉付け要素になっています。

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 さて、この偵察隊。
 仲間のSOS通信を傍受して、助けに向かいます。
 途中、奇妙な生物の白骨死体を発見したり、大虐殺の疑いが強い死体の山を発見したり。
 ようやく辿りついた場所には、あり得ない真実が待っていたというもの。

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 POVではなく、普通の構成にした方が面白いような気がしたのですが、これはあくまで個人的な意見。
 それなりの効果は出ていますので、好みの問題ですね。
 タイトルでほぼネタバレなので書きますが、フランケンの名のごとく、人造人間がテーマとなっています。
 青白くて、両コメカミにボルトが挿入されているフランケンではなく、機械と人間を合体させた容姿に注目しましょう。
 一歩間違えば、特撮ヒーローに出てくる怪人のようですが、どこか縁日のバッタもんプラモを思い出させるデザインで、不思議な魅力を醸し出しています。
 個人的には、アリの判定。

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 そして、予想以上に多かったグロ・シーンもアピール・ポイントの一つ。
 開頭して脳みそ摘出。
 二人の脳を半々に合体させるなど、意味のない残酷シーンで見せ場を作ります。
 一応、ストーリーのオチ的要素もあり、一般的なPOVと比較すれば刺激ックスな作品と言えるでしょう。
 ただ、緊張感や構成など、いくらでも修整必要な箇所もあることもお忘れなく。

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