本日の映画 『死霊館』
『死霊館』
2013年 アメリカ 監督:ジェームズ・ワン
地味なジャケ写と、安直な邦題。
かなりハードルを下げて鑑賞したら、メーカーがワーナーでちょっとサプライズ。
おっと、ニュー・ライン・シネマじゃないですか!
ようやく監督がジェームズ・ワン(SAWやインシディアス)と知って、居ずまいを正しました。
冒頭から、1968年のアナベル事件に触れ、これは実話に基づいていますと言われた日には、晩御飯をトンカツと決めこんだ心境に陥ります。
ストーリーはいわゆる幽霊屋敷系。
魅力のあるジャンルであることは違いないのですが、派手さに欠けるという欠点も併せ持ちます。
相当の腕前を披露しなければ、期待外れのレッテルを貼られること間違いなし。
先に結論からいえば、私的にはその心配は無用でした。
さすがは、ジェームズ・ワン監督と言いいたいですね。
かなり満足度の高い作品になっています。
メイン・ストーリーは、1971年ローズアイランド州ハリスビルが舞台。
夫ロジャーと妻キャロリン、そして娘5人
の一家が、引っ越してきます。
やがて、家族は怪現象に見舞われ、心霊研究家であるエド・ウォーレンとその妻ロレイン・ウォーレン(透視能力を持つ)に助けを求めるというもの。
注目したいのは、エドとロレインの夫婦。
実在の人物で、アメリカでは有名らしいです。
幾つもの心霊事件を解決しているようですが、私は初めて聞きました。
ただ、本作のラストにエドが気になる台詞を放ちます。
次の依頼はアミティビルだ!
これって、まさかの……!?
とんでもない夫婦がいたものです。
もし、あの作品に関連しているとしたら、ホラー・マニアとしてはリスペクトしないわけにはいきませんね。
余談ですが、劇中に出てくる、エド&ロレインが収集したいわくつきの品々は、Haunted Artifacts Museumとして公開されているようです。
アナベルの人形は、容姿が映画とは全く違うのですが、これも存在しているようです。
ジェームズ・ワン監督とエド役パトリック・ウィルソンのコンビ、おまけに幽霊屋敷ネタという組み合わせは、『インシディアス』を思い出させます。
類似作に思え、最初は心配もしましたが、そのような懸念は払拭されました。
クライマックスの盛り上げ方など、見事です。
俳優さん、それぞれの個性もしっかり光っていますね。
私的には、他の有名作品へのオマージュ的要素が多分に感じられました。
アナベル人形は『チャイルド・プレイ』、野鳥激突シーンは『鳥』。
『エクソシスト』の要素などもあります。
どちらかといえば、斬新さより集大成的魅力に詰まった作品といえるのではないでしょうか?
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