本日の映画 『鬼醫院 SUSTER KERAMAS2』
『鬼醫院 SUSTER KERAMAS2』
2011年 インドネシア 監督:FINDO PURUONO
台湾のDVD店で発見しました。
タイ映画だと思っていましたが、インドネシア映画だったのでビックリ。
冒頭に出てくる出演者のスーパーをみて、二度目のビックリ。
SORA AOI。
脳内グーグルが、自分の記憶を高速サーチ。
SORA AOI=蒼井そら
検索終了。
ええッ~、あの蒼井そらかぁ!?
ジャケ裏の画像写真みても、わからないぞ~。
と、思っていたら、ジャケ表の最下部にしっかりと『蒼井空』の表記。
かつて、アジア人のホラー映画レビューブログをみていたら、確かに蒼井そらがホラー映画に出演しているとの記述はあった。
幸運にも、その作品と出逢ってしまったのだぁ!!
それでは、レビュー・スタート。
公道でレースまがいにバイクをすっ飛ばす3人。
ジャック(男)とタンドー(男)とセリー(女)。
セリーが事故って、足に大けがを負う。
ジャックとタンドーは、セリーを連れて病院へ。
一方、インドネシアを旅行で訪れた日本人・幸子(蒼井そら)。
迎えにきた現地ガイドの男が指を車のドアに挟み、病院へと付き添う。
2組が到着した病院は、どことなくおかしな雰囲気が漂っていた。
セリーが治療中、ジャックとタンドーはセクシィ・ナースやフェロモン全開ガール・幸子と出逢い、お色気大作戦を展開。
しかし、その病院には、この世のものでない存在が潜んでいた……。
全体を貫くは、コミカルな演出。
いわゆるホラー・コメディ+お色気です。
幽霊が出現して、ワー、キャー、デターの大騒ぎ。
頻繁に女優の胸元を強調し、もっこり表現まで飛び出します。
色気のボリュームは多めですが、バスト全体は映さない。
これがインドネシアの基準なのかもしれません。
各国の基準を知れば、社会もみえてくる。
ホラーでオゲヒーな作品でも、立派な社会学となりうるのです。
そう、私はグローバルな視点で社会学を学ぶべく、ホラーを観賞しているのです。
そこにエロがあったとしても、それは社会を投影した鏡。
決して自己の趣味ではないことを、ここに宣言しておきます。
そこんとこ、よろしく。
さて、皆様が最も気になると思われる蒼井そらさんの役について触れておきましょう。
そのまんまの日本人役で、一人旅の旅行者と思われます。
台詞は日本語で、ときたま片言の英語。
ストーリー上、きちんとした構成にはなっています。
チョイ役ではなく、準メイン級の扱いで、色気の筆頭株主といった扱いですね。
当然ながら、女優の中では最も露出が多いのですが、それでも肝心の部分は制限されています。
インドネシアのエロレベルは判りませんが、人気爆発しそうな雰囲気。
しかし、インドネシアのホラー映画に出演って、リスペクトせざるを得ませんね。
最後に。
本作には、インドネシアでは超有名らしい幽霊POCONGが登場します。
その存在は知っていましたが、映像でみたのは初めて。
ちょっと感動したのですが、POCONG自体はあまり怖い存在とは思えません。
死体を布で包んだような外見なのですが、昔の納豆やトウモロコシなんかを想起させます。または、ミルキー!?
形状が形状ですから、アクションも冴えません。
あの形のまま移動し、せいぜい標的に倒れかかるのが関の山。
うむむ、不思議だぜ、POCONG。
いつか、全貌を暴いてみせるぜ。
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