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2015年2月 9日 (月)

台北 2015年1月⑥ 『神旺商務酒店 サンワンレジデンス』

『神旺商務酒店 サンワンレジデンス』

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今回の旅行は、2泊3日。
普通だったら、常宿の君品酒店(パレ・デ・シン)に連泊するのが妥当。
しかし、それではあまりに変化に乏しい。
不思議発見とはいかないけれど、何か新たな発見をしたいもの。
というわけで、1泊目を『神旺商務酒店』(サンワンレジデンス)にしてみました。

もちろん、宿泊前にホテル選びに時間を費やし、ロケーションや価格、築年数からセレクト。
各サイトの口コミも、このホテルはほぼベタ褒め状態。
アタリである確率は90%って、相当な自信を持ってのブッキング。
良いホテルであってくれぃ。
そして、願わくば第二の常宿となることを!!

さて少し遡って、チェックインから。
15時前の到着にも関わらず、タクシー到着後にドアマンが迅速な対応。
促されてフロントへ。
準備していた英語の文章を言うまでもなく、フロントは日本語で対応してくれる。
襟に輝くマークは流星ならぬ日の丸で、これは日本語対応できる係員の証。

チェックインの基本は15時だが、部屋の準備ができているので入室可能との説明。
パスポートとクレジットカードを提示し、何事もなくチェックイン。
英語を使わずに済んで、拍子抜けの伯爵。
イングリッシュ、カモ~ンって気負っていたが、日本語使えるって便利だわぁ。

さて、日本語対応可能な係員君。
スーツケース持って、部屋まで案内してくれる。
部屋の鍵はカードタイプで、エレベーターはこれを使わないと宿泊フロアまで動かない。
部屋に入ると、非常に丁寧な説明をしてくれた。

事前情報によれば、このホテルの客室は81室と比較的小規模。
ゆえに団体客は取らず、個人客やビジネス客が大半ということだ。
日本人が80%を占めるらしいが、団体がいないせいか、あまり日本人だらけという印象は持たなかった。

経営は旺旺グループという菓子メーカー。
ユルキャラのような少年がシンボルで、ホテル内でもみることができる。
ただし、このホテルは豪華さもウリの一つなので、少年の出番は控え目だ。
オーナーの個人アートコレクションが鎮座する中で、影を潜める少年。
なんともいえない配合の妙が、伯爵のセンスを刺激して止まない。

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窓際のテーブルに置かれたウェルカム・フルーツ。
その向こうには、市民の憩いの場、林森公園が姿をみせている。
トイレは、ウォッシュレットで便座カバーもボタン一つで開閉するタイプ。
トイレ設備が良いということは、滞在安堵率90%を占めるだろう。

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洗面所に目を移せば、必要なアメニティは一通り揃っている。
シャンプーやリンス、ソープは、あのロクシタン。
使ったことないので真価を知らずにいたが、香りや泡立ちはセレブさ満点だった。

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足ふきマットにデザインされたキャラクター

特徴的なのは、バスタブ。
床に沈んでいるようなタイプだが、これが意外と広い。
溜められる湯量も多いので、旅の疲れを癒してくれる。
手桶まで用意され、ジャパンのハートを理解してくれている証といえるだろう。
バスタブに浸かっていると、こじゃれた器に半透明の塊が入っているのを見つけた。
説明書きを読めば、バス・ソルトとのこと。

おお、これが噂のバス・ソルトか~。

話には聞くけれど、実際に使用したことはなかった。
早速試そうとしたが、分量の加減がアンノウン。
どれだけ溶かせばよいのか。
少しだけ試してみれば、何ともいえぬ上品な香りが漂ってくる。
お湯の色も、わずかにブルーになった気がする。
全部か。
全部入れていいんか~。
そう思いながらも、躊躇してしまうのが庶民魂。
セレブはケチらないだろうが、庶民はケチる。
海外だろうが、ホテルだろうが、節約魂を見せてやらぁ!!
ワシが男塾塾長・江田島平八であ~るッ!!!
結局、湯に溶けたソルトは、一握り。
誰かソルトの適量を教えてくれぃ。

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さて、ほぼ計画どおりの行程を消化した伯爵。
ちょうど良い塩梅に、眠気が襲ってきた。
日常よりも、少し早い就寝である。
これで翌日の体調も、良好だろう。
そう思った矢先、事件は起きた。

バァアーン。
大きな音に、意識は覚醒。
なんだ?
疑問に思っていると、さらなる騒音が襲う。
ドォオーン。
ジャー。
ジャボジャボ。
あまりの意外性に驚いたが、これは隣室の音に違いない。
実は、部屋の構造で気になっていたことがあった。
洗面所とベッドルームを隔てるドアが、スライド式。
そのドアは重厚な作りで、かつ滑りが良い。
つまり、ある程度気をつけないと、閉めるときに大きな音が立ってしまうのだ。
そして、クローゼットの扉も形式こそ違え、開くときに大きな音が出てしまう危険性がある。
デザイン性を重視し、肝心の機能面に問題ありといえる代物だ。

まあ、使う側にある程度の知識と気配りがあれば、これは起こり得ない問題ともいえる。
しかし、隣人はどうだ。
時刻をみれば、0時を過ぎている。
日本時間なら、午前1時に相当する。
朝4時台に起きたことを考えると、不運このうえない。
隣の奴は、日本人か~!?
鳴りやまぬ騒音に、怒り心頭。

カッコ~ン。

桶の音までが、電気の消えた室内に響く。

桶まで使いやがって~ッ。
桶を使うな。
0時に風呂に入るな。
ぐぉおお。

フロントに文句を言ってやろうと思ったが、寝巻に着替えた状態で部屋を移動するのも煩わしい。
デビルじゃぁ。
デビルが来おった。
どれぐらい時間が、経っただろう。
怒り100%。スーパーサイヤ人のまま、それでも意識はフェードアウトしていた。
旅の疲れが、悪魔に勝ったのだ。

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翌朝。
夜の惨劇を考えると、清々しい朝とはいえない。
騒音は、今は全く聞こえない。
とりあえず、朝飯を食いに部屋を出る。

朝食は、ビュッフェ・スタイル。
基本的に和・洋・中のハイブリッドだ。
大手外資系のホテルと比較すれば、品数が豊富とはいえないかもしれない。
しかし、バランスは非常に良く、伯爵にとっては十分に満足いくものだった。
たとえ、全く同じものが連日供されたとしても、2~3日は飽きないだろう。
肝心の味も、申し分ない。
嬉しいのは、台湾らしさを象徴する品が用意されていることだ。
中華系の料理から始まり、お粥(トッピング豊富。油條もある)、ちょっとマイナーな嚙肉飯(見た目は、魯肉飯とほとんど変わらない)まであり、屋台で食べたいが衛生面が気になってしまう伯爵には嬉しいかぎり。

感動的だったのは、フルーツ。
種類は、あまり多くはない。
しかし、当時はスターフルーツとパッション・フルーツが原形のまま置いてあった。
聞けば、頼んだものをカットして、テーブルに持ってきてくれるという。
ビュッフェで、そのようなサービスをするとは、やるじゃない旺旺グループ!!
運ばれてきた果実たちの、瑞々しさを見よ。
パッション・フルーツなど、今までで一番のジューシーさ。
口に入れれば、即効拡がる酸味と甘味。
こんな新鮮なパッション、初めてナッシーッ!!!
思わず出ちゃう、フナッシーのモノマネ。
ここのビュッフェは、正解だ。

チェックアウトもスムーズに済み、あらためて思う。
価格を考えれば、今後も是非使いたいホテルだ。
朝食も楽しみだし、従業員のサービスも良い。
今回は使わなかったものの、宿泊者向け無料ラウンジサービスもある。
ホテルとしては、出来る限りのサービスを心掛けている様子だ。
ただ、部屋の構造だけは、どうしようもあるまい。
デビルが隣に居なければ、第二の常宿になるのになぁ。
複雑な想いを胸に、伯爵はホテルを後にした。

さて、帰国後のことである。
このまま一夜の宿だけにするのは口惜しく、ホテルに関する様々な口コミを確認してみた。
しかしながら、伯爵が遭遇したような感想は今のところ見つかっていない。
むしろ、防音を褒める記述があるくらいだ。
口コミの数は相当数あるから、部屋の構造が問題だったとすると、同じ感想を持つ人が必ずいるはず。
それが無いとなると……。
あれは本当に偶然であったのか。
たまたまデリカシー皆無のデビルが隣に宿泊していただけなのか?
その真相は、いまだ不明である。

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