« 2014年11月 | トップページ | 2015年2月 »

2015年1月

2015年1月25日 (日)

台北 2015年1月③ 『エバー航空』

『エバー航空』

022

ここ数年、エバー航空ばかり利用している。
何故かと言われれば、台北・松山空港便の使い勝手が良く、料金も比較的安いという理由からだ。
特に松山空港はMRT(地下鉄)の駅とほぼ直結しており、タクシーを利用しなくてもホテルへ自力で行くことができる。
タクシー嫌いの私には、うってつけなのである。

エバー航空189便は羽田10:35発、現地空港13:30着。
日本と台北の時差が1時間あるので、実際は約4時間のフライトだ。
料金的なことを考えれば、LCCを利用したり、成田便を利用する選択肢もあるが、その多くは桃園空港便であり、空港から市内までは現状タクシーかバス利用となる。
今後、MRTも開通するということだから、その時は選択の一つとして検討したいと思っている。

2年前と変わらず、機体のペイントはハロー・キティ。
ホラー・マニアの私には気恥ずかしいキャラクターだが、機内食までキティ色が浸透している。
ニンジンの形がキティ。
ウインナーにもキティがプリントされ、そのアイデアに脱帽。
2年前の搭乗時はプラスチックのナイフとフォークがドピンク色で、ある意味ドギモを抜かれたが、今回はブルーだった。

以下の写真2点は復路190便の機内食

091

089

暫く他の航空会社に乗っていないため比較はできないが、私的には機内映画プログラムにも注目。
今回は『るろうに剣心 京都大火篇』を選択したが、比較的新しい作品も存在している。
また、アジア系格闘映画も数編あって、2年前に鑑賞したタイ作品は未だに日本でのDVD発売もない。
ただし、そういうマイナー作品は字幕に日本語が無く、英語か中国語なのがネック。
レア度が高いので英語の字幕で根性見せるものの、字幕の消える速度が怖ろしく早い。
「自分の読解力が悪い」と思っていたが、どうやら日本の字幕術が素晴らしいのだと最近知った。英語や中国語の字幕は、別の国で製作しているのだろう。

映画を一本観て、機内食を楽しめば、まもなく台北。
搭乗時間が適当な長さなのも、魅力のひとつ。

| | コメント (3)

台北 2015年1月② 『羽田空港』

『羽田空港』

013

引っ越しのため、羽田空港に行くのに不便になってしまった。
朝4時半という驚異的な時間に起床し、ローカル線を経て新幹線へと乗り継ぐ。
品川にて京急に乗り換え、羽田空港国際線ターミナルへ。
少し余裕があったので、土産モノコーナーなどを見てまわる。

2年前と比べ、店舗エリアは拡張されていた。
おお、モスバーガーや、吉野家まであるではないか。
そして、目玉となる『日本橋』。

旅立ちは 昔も今も 日本橋

粋だねぇ。
でも、何故に羽田空港に日本橋なのか。
まあ、細かいことは気にしまい。
明らかに外国人が喜びそうなスポットであることには間違いない。

014

015

時間を潰して、チェックイン。
モスにてホットドッグの朝食。
その後、入国審査を経て、ゲート内へ。

出発ゲート内の免税店には目もくれず、自便の搭乗ゲートを確認する。
途中、小規模なフードコートらしきエリアに遭遇。
お好み焼きや寿司があり、なんとあの『六厘舎』も出店しているではないか!
『六厘舎』は『つけ麺』の超有名店。
東京駅八重洲地下のラーメン・ストリートにも店舗があるが、これがいつも長蛇の列。
通常の飯時間帯を外しても、行列は覚悟しなければならない。
それが、行列無しの状態とは!

喰っちまうか?
今しかチャンスはない!?
初『六厘舎』の誘いが頭の中にこだまする。
しかし、既に胃の中はモスのホットドッグとコーヒーで満たされている。
つけ麺の一杯ぐらい……。
そういう感じはある。
だが、他にも懸案事項が浮上した。

私は麺好きで、つけ麺もよく食べていた。
しかし、ある時から腹が緩くなる現象に見舞われるようになった。
別に腹を壊す訳ではないが、食後3時間程度でトイレに行きたくなるのだ。
原因は定かではないが、どうもドロリとした豚骨系が原因ではないかと疑っている。
『六厘舎』のつけ麺は食べたことがなく、これがどのタイプに属するのかは分からない。
分からないが故に、リスクが発生する。

旅行の初っ端から、トイレ騒動は避けたい。
いや、発生まで3時間だと過程すれば、そのタイミングはまだ機中である。
機内のトイレは、あまり利用したくないのが本音だ。
味か、トイレか。
全く異質の比較が、私の頭の中で葛藤を招く。
30分の押し問答。
決定づけたのは、やはり快楽よりリスクの方だった。

台湾で トイレ探して あぶら汗

そんなフレーズが頭に浮かび、私は泣く泣く『六厘舎』を諦めた。
今のところ、体調は万全。
待っていろよ、台北。
気合い十分な私だったが、すぐに誰も待っていないことに気付く。

019

| | コメント (2)

台北 2015年1月① 『出発』

『出発』

047


1月某日。
近年中、最高にファックな12月を終えて、心身は疲れきっていた。
B級ホラーを観てもその傷は癒されず、数本のゲームをクリアしても何かが達成感の効果を阻害する。

ホビーに塗れた休日を送れば、なんとかガンバレるマンデーを送ることができるさ。
そうやって生きてきた人生も、突然の大岩が道をふさぐ。
ギブミー、ハッピー。
自分の魂が、叫んでいる。
オタクは辛いぜッ、仕事が生きがいじゃないからよ。
私の深奥に潜むもう一つの人格が、ドロップアウトの誘惑を囁く。

いかん。
いかんぞ、この状況。
どこかでリセットしなければ……。
それには旅だ。
環境を変え、新たな刺激を注入する必要がある。
しかし、準備をする期間はあまりに短すぎる。
あまり力を入れずに、行ける場所……。
それは、やはり台湾だ。
台湾なら、オタク欲求も満たすことができる。

思い立ったらキテレツ大百科。
私はネットで航空機とホテルを手配し、いざ羽田空港へと向かうのだった。

……という訳で、今回の台北旅行は十分な準備期間があった訳でなく、これまでブログに掲載した旅行記事と重なる箇所も多分にあります。
2年前の訪台の様子は電子書籍という形式(3巻に分割)で公表しましたが、1巻目は7000ビューに迫る勢いで、いまだにビュー数が増加しています。
今回は、その補足的な位置付のブログ記事として発表させていただきます。
未読の方は、併せて読まれた方がイメージ湧きやすいかと思います。

| | コメント (0)

2015年1月17日 (土)

本日の映画 『THE BASEMENT』

『THE BASEMENT』
1989年 アメリカ 監督:Tim O’Rawe

Blog


昨年からレビューがストップしておりましたが、ようやく時間と気力に改善の兆しが見えてきました。
更新しなくても、予想以上に我がブログの閲覧数は減らず、これもまた励みとなっております。
今年もよろしくお願いします。

Bmt7

さて、早速レビューといきましょう。
本作はCAMP MOTION PICTURESという、おそらくはインディーズな製作会社の作品です。
製作年1989年ですから、私の好みである80年代ホラーの範疇ですね。
ただ、本作の存在は認識がありませんでしたので、日本ではビデオすら販売されていない可能性もあります。

鑑賞といきましょう。
粒子粗い画像から、インディーズ臭プンプン。
冴えない男女4人が、見知らぬ場所に立っている場面から。
この4人、互いの面識はなく、自分らが何故にその場にいるのか解っていないようです。
倉庫のような建物の扉が開き、中から怪人が出現。
そいつは、どうやらサタンの化身のようです。
何故、貴様らがここに居るのか、語ってやろう。
サタンは4人のエピソードに披露します。

①『Swimming Pool』

Bmt9




ビクトリアは、性悪な女。
プールにモンスターが潜むのを知り、嫌いな人間をプールに誘い込み、犠牲者はモンスターの餌食となる。
数人を抹殺したものの、最後は別の人間に気付かれて、自分が怪物の餌食に。

怪物の姿は一瞬しか現れず、部分的な露出に限られていた。
私の目撃したそれは、緑色をしたゴムホースのようで、先端が若干ながら大人の玩具に似ていた。

Bmt8

②『Trick or Treat』

Bmt11

チャールズが妻エミリーの墓参りをする。
エミリー、君と別れて寂しいよ。
なんて言葉を吐くが、彼は他人には冷酷だった。
性悪ながらも、彼の職業は教師。
授業中、自分が生徒を皆殺しにする妄想を抱いてしまうほど、精神は歪んでいる。

彼は、憂鬱だった。
ハロウィーンの夜がやってくる。
子供たちが、お菓子をねだりにやってくる。
見知らぬガキ共に、菓子などくれてやる謂れはないわッ!!
一人、怒りの炎を燃やすチャールズ。
しかし、彼の夢の中に妻エミリー(なぜか姿はゾンビ)が出現し、彼をたしなめる。
チャールズ、これは貴方が成長するチャンスなのよ。
妻エミリーの言葉もむなしく、訪問してくる子供たちにマジギレのチャールズ。
その報いとして、彼は次々に出現する怪物に命を狙われるのであった。

Bmt10
ETのゾンビではない。これが妻エミリーだ

チープながらも、怪物たちの造形に味がある。
妄想シーンながらも、生徒の顔面に鉛筆を突き刺し、両手にダブル・ブレードで切りつけるチャールズに唖然とする。
次に銃を取り出し、数人の生徒を射殺。生徒役俳優(たぶんド素人)の演技が全く痛そうでなく、画面に向かって叱りつけたほどの大根ぶり。リアルさは皆無。
チャールズ役がセレブさの欠けたグラハム・カーのようで、私的にはツボだった。

Bmt1

③『Zombie Movie』

ヘタレなゾンビ映画製作現場。
ゾンビメイクは白塗りで、革ジャン着たヘビメタファンと相違ないダメッぷり。
さすがにスタッフが監督に苦言を呈する。
もっとロメロのような作品を作りましょう。
しかし、監督は聞く耳持たず、逆ギレ。
その夜、理由もなく墓からゾンビが甦り、スタッフたちを襲う。
女二人を連れ込み、イチャついていた監督もゾンビの襲撃を受けた。
監督は、女二人をゾンビの群れに送り込み、自分だけ助かろうとするが……。

かなりドイヒーな内容。
単純にゾンビを出したかっただけのようで、ヒネリも何もない。
全体のバランスを考えれば、ここでゾンビは正解の気もするが、食人シーンも準備できていないので、効果なし。
監督が両目を指で潰される(もろ『死霊のはらわた』)シーンだけ、インパクトあり。

④『Home Sweet Home』

若い男。
遺産を相続し、家の購入を考えている。
不動産屋を訪れ、物件の写真をみせてもらうと、これは!!と思う物件があった。
しかし、不動産屋は浮かない顔。
そこは事件のあった物件なんですよ。
6年前、22人が激しい拷問を受けて、殺害された場所なのです。
ところが、男は譲らない。
それでも構わない。僕はこの家が気に入りました。
不安の残る不動産屋は、男に試泊を促した。
それでは、実際に泊まって様子をみてください。

男は、不動産屋の提案に従い、一夜を過ごす。
友人のピーターが合流し、二人で酒盛り。
しかし、ピーターは家の中で怪物に殺害される。
ピーターの死体に驚く男だったが、何故か翌日も宿泊。
しかも、今度は彼女を連れてきた。
案の定、男が目を離した隙に、彼女は殺害される。
途方に暮れる男の前に、別の男が出現。
それは6年前の事件の犯人だった。
お前も悪魔に魅入られたのだ。
その一言で、男は二人を殺害したのが実は自分だったことを知る。

私は墓地の傍に住んでみたいとマジに考えていますが、さすがに22人が拷問を受け、殺害されたサディスティック・ハウスは遠慮したいです。
この主人公、まともな感覚ではありませんね。
怪物の姿は、手のみ出現。
しかしながら、ピーター殺害シーンのゴア度は本作で一番高く、顔面を潰されて脳摘出までの経緯が描かれています。(照明がない状況設定なので、鮮明ではありません)
彼女は、天井から吊るされた状態で発見されますが、あばら骨が見えるほどの惨殺ぶり。
でも、ちょっと待ってください。良くみる必要もなく、違和感を覚えます。
そう、聡明な貴方ならお気づきでしょう。
これは白いタンクトップに、ペイントしただけです。
ザッツ・アイデア。
初めて見ました。低予算の工夫が、観客の胸を打ちます。
がんばれ、インディーズ。

Bmt5
あばら骨がペインティングされていることがわかる
日本のショッカーに酷似

こうして4つのエピソードが終わり、サタンな人物は4人をドアの中に招き入れます。
単なる地下室のようですが、その先にはマグマが噴出する世界が広がっていました。
これぞ、HELL。
どっかの火山資料映像を使用しただけみたいですが、地獄感は十分に窺えます。
最後まで、低予算の工夫を意識させる作品なのでした。

Bmt6
サタンな怪人

| | コメント (2)

2015年1月 2日 (金)

2014年の総括

Pm3

あけまして、おめでとうございます。
久し振りに記事を書きますが、昨年は全く予期せぬ出来事に見舞われ、HELL級の凹みにハマっておりました。
仕事上のトラブルでしたが、終わってみれば大事には至っておらず、周囲もさほど気にしてはいない様子。
なれどハイ・プライドな私にはどうにも気持ちの切り替えができず、大好きなホラーを観てレビューを書くという行為すら意欲を削がれてしまったのです。

Sms6

全くの想定外だったその出来事に、追い打ちをかけるような事も続発。
不幸の津波が押し寄せたようで、本当に信じがたい12月でした。
こりゃ、あかんわ~。
と思いつつ、なぜかホラー映画を観られない状態が続き、FPSタイプのゲームばかりやっていましたね。
ホラーに意欲が湧かないので、とりあえずライフワークの『Xファイル』シーズン5までを観賞。
少しずつ気力も運気も戻ってきたようで、ようやく本記事の作成に取り組んだ次第です。

Ed7

さて、本ブログも本年2月をもって5年目に突入。
丸4年も記事を書いてきたんだなあと感慨に耽っております。
ホラー映画というものは、相当な実力のある作品でないと、ストーリーが記憶に残りません。
鑑賞した記憶は確かにあるが、内容がさっぱり。
そのような作品が、相当数あります。
これって、なんだか勿体ない。
それを観て、自分はどう感じたのか?どう思ったのか?
そのような想いで始めたブログ。
後で見返すと、自分の書いた文章すら覚えていなくて、結構新鮮な気分になります。
自分で自分の過去を楽しむことができる。
日記も同様だと思われますが、ブログは公開することができ、不特定多数の人に観ていただくことも可能です。

私のブログの題材は、ほとんどがホラー映画。
どう考えても万人ウケするものでなく、人によっては嫌悪感すら与えるもの。
私自身も観たくない題材もありますし、ダメージを受ける作品もあります。
受け止め方も、人それぞれでしょう。
正しい観方ではないかもしれませんが、私はホラー作品に恐怖を求めていません。
ホラーのエンターテイメント性に惹かれているのです。
怖いのは人間自身。
リアルな怖さ。
この二つの表現は、私の意識と真っ向から食い違う主張です。
しかし残念ながら、これらの主張が良しとされる潮流も決して小さくはなく、自分の好きなタイプと同じ括りにされることが残念に思えます。

Pf1


まあ正直いえば、私は自分自身でもメンドクサイ奴だと思っています。
しかしながら、本ブログを始め、幾つかのサイトにて文章を公開して、中にはリピーターの方々もいらっしゃいます。
こんなメンドクサイ奴の文章を楽しんでいただけているのなぁと思うと、やはり自身の活動の原動力ともなります。

本日までの活動記録

・『upppi』電子書籍投稿サイト ビュー数:1247

・『パブー』電子書籍投稿サイト ビュー数:24880

・『TSUTAYA』レンタルDVD 気に入った票:1344

・『深城寺雪広のホラー映画鑑賞日記』FC2ブログ ビュー数:3963

・『場末のB級映画館』ライブドアブログ ビュー数:1407

・本ブログ ビュー数:95788

合計128629のビュー数をいただきました。
マニアックなホラー題材ということを考慮すれば、私的には大変ありがたい数字となっております。
ご覧いただいた方々に感謝申し上げるとともに、本年もよろしくお願いいたします。

なお、私の未鑑賞リストには、まだまだレア物も多く残っております。
私自身、『これは日本で公開されたのか?』と思う作品も多く、鑑賞を非常に楽しみにしています。
A HAPPY NEW HORROR!!

| | コメント (5)

« 2014年11月 | トップページ | 2015年2月 »