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2013年11月

2013年11月24日 (日)

本日の映画 『ケンタッキー・フライド・ゾンビーズ KFZ』

いいのか?こんなタイトルで……

『ケンタッキー・フライド・ゾンビーズ KFZ』
2009年 アメリカ 監督:PATRICK HORVATH

*本記事は、グロテスクな表現を含んでいます

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何はともあれ、タイトルです。
勝手に日本語に直しましたが、パッケージには『KENTUCKY FRIED ZOMBIES』と記されております。
別の名前もありまして、こちらは『DINER』。
本当のタイトルは、コチラ。
それは、本作を鑑賞すれば理解できるでしょう。

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場末にたたずむ一軒のダイナー(簡易食堂)。
ケンの他に客はなく、ウェイトレスのローズと会話。
突然曇るローズの表情。
そう、ケンはシリアル・キラーだったのです。
自らの正体を明かし、ローズを殺害。
逃げようとしたコックのフレッドもケンのナイフの餌食に。

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発見が遅れるように、遺体を隠し、後始末をするケン。
そこへ、アンハッピーな若夫婦ロブ&キャシーが入店。
面倒なことになりやがった。
密かに二人の殺害を企てるケン。
夫婦も異常に気づいたところに、保安官がやってきた。

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しかし、ケンの正体がバレる前に、死んだはずのコックが姿を見せる。
そう、彼はゾンビとなって蘇ったのだ。
ローズまでもが蘇り、保安官は首を噛まれて瀕死の状態。
ゾンビ対策に悪戦苦闘する三人。
どうやら店の外にもゾンビが発生しているようだ。
はたして、三人の運命はいかに。

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情報によれば8日間で撮影された作品らしいです。
まあ、褒めたものではありませんが、十分に頷ける内容ですね。
ゾンビメイクも、よくいえば『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の雰囲気。
悪くいえば、予算不足。
舞台も、ほぼ一軒のダイナーで済ませており、シチュエーション・ホラーともいえます。

ゾンビは、これまでの私的鑑賞歴最遅の動き。
ユル&スローなゾンビに何の怖さも感じません。
ちょっとブラックなユーモアを交えて、コメディ路線も押さえた感がありますが、爆笑レベルでないのがボールに傷。
グロシーンも絶滅危惧種に瀕し、何が見どころかと問われれば、ヒロインのお姉ちゃんの胸が保安官の顔に遭遇するかしないかの距離と言わざるをえないでしょう。

およそ99%の確率で期待される、某ホワイトなオジサンのチキンと関係があるかといえば、全く関係がありません。
直接的な表現をすれば訴訟に発展しかねないタイトルだけに、ブルってしまったのでしょうか?
いや、原題が『DINER』らしいですから、誰がこのタイトルを付けたかということに興味がシフトします。

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2013年11月17日 (日)

本日の映画 『JENGLOT PANTAI SELATAN』

インドネシアの妖怪がビキニ女性を襲撃sign03

『JENGLOT PANTAI SELATAN』
2011年 インドネシア 監督:RIZAL MANTOVANI

*本記事は、グロテスクな表現を含みます

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タイのホラー映画に魅せられ、その後他国のホラー作品にも目を向けるようになりました。
タイや韓国をメインに一通り漁り、最近注目はインドネシアとフィリピンです。
結構大量に作品が製作されているようですが、日本版はあまり存在しません。
輸入版も、日本では販売しているところが見つからず、入手が難しいようです。
現地に飛んで購入する方が手っ取り早いのですが、頻繁に海外旅行できる身分でもなく、実現する日を夢見るしかありませんね。

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さて、本作について。
実は英語の字幕がなく、言語もインドネシア語で理解不能。
ですから、理解度はかなり低いです。
主人公の名前すら、ティミーなのかエミーなのか判別できませんでした。
かな~り想像を交えてのレビューとなっております。

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タイトルを調べてみると、『JENGLOT』が妖怪とか怪物の名前。
『PANTAI』は海岸。
『SELATAN』は南。
ようは南の島のクリーチャー的意味となります。
ちなみに英語のタイトルは『VIRGIN BEACH CREATURE』。

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ではJENGLOTとは、何なのでしょうか?
作品内で判断すると、幼児程度の大きさで、人魚に似ています。
手足はありますが、未発達。
それを補うかのように発達した長い尻尾。先がヒレになっていて、これで水中を泳げるようですね。人間の首に巻きつけて、攻撃する用途もあります。
劇中では、最初は干物のような姿。
なにやら怪しげなオッサンが呪詛を唱え、みずからの血を与えます。
すると干物は息を吹き返し、昼は若者たちで一杯のビーチに解き放たれるのです。

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さて、この怪物。
手当たり次第に、人々を襲います。
基本的には、尻尾を人間の首に巻き付け、その肉をかじります。
水中のみならず、陸上でも移動可能。
ウギャイ、ウギャイと怖ろしげな声を発しながら、近づいてきます。
素早く移動し、ベッドの下や棚などに隠れて、人を襲う機会を狙っています。
造形はかなりチープですが、雰囲気でカバー。
あるワンシーンでは、変な突起物やビロビロ器官などを見せ、気色悪さを際立たせていました。

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思うに、本作は『ピラニア』の影響を受けているようです。
ビーチでのビキニ・シーンの多さ。
骨が覗くほど損壊した手足。
もちろん、本家のエンタメ度に比べれば、発展途上段階であることは否めません。
しかし、今後のインドネシア・ホラーの可能性を多分に感じさせてくれます。

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ストーリーは、怪物の一方的な襲撃が繰り返されるだけといっても良いでしょう。
ヒロインが最終対決をしますが、これがヒネリ不足。
そんな簡単なトラップで良いのか~ッ!!
なんて思わずツッコみたくなるほど。
ご安心あれ、私の早合点でした。
その後意外な展開を迎え、ちょっとダークな余韻を残す結末となりました。
オッサンの目的が何であったのか。
なんとなーく想像はついたのですが、これは台詞が解らないとダメですね。

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2013年11月10日 (日)

アメリカの『ホラー見本市』がスゴそうだ

『TRANSWORLD HALLOWEEN ATTRACTIONS』

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この休日、まだ見ぬホラー映画を求めて、ネットの波乗りに興じておりました。
80年代ホラーを画像付で紹介するサイトを見つけたり、面白そうなトレイラーを見つけたりと、それなりの収穫があったのですが、おそらくホラーファン垂涎のイベントを大発見したのです。

その名は『TRANSWORLD HALLOWEEN ATTRACTIONS』。
YouTubeで動画を見つけました。

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初めは、ディズニーランドのホラー版かと思ったのですが、これがホラー産業の見本市だと気付いたのです。

久し振りに、胸が高鳴りました。
今では、日本で未発売のホラー映画もネットで探すことができます。
私もアメリカには3回ほど渡航経験がありますが、全て一般的なパッケージ・ツアーでの参加でした。
自由行動時間に、おもちゃ屋などを物色したものの、十分な収穫の記憶はありません。
いつしかアメリカへの興味は、薄らいでおりました。
B級ホラーを見まくって、ある程度の到達感を覚えてしまったのでしょう。

ところが、今回の動画は、眠りかけた私の情熱を一気に引き戻してくれました。
なんというホラー・マーケットの充実ぶり。
クリーチャー・デザインの宝庫。
アニマトロクスだって、販売しているじゃありませんか。
ホラー・マスクの充実ぶりにも、目を見張ります。
ホウ。
ホホウ。
グワッ。
ヤベェ。
思わず漏れる嘆息のストーム。
ちっちゃい動画画面の中に、無限に広がるホラーの世界。

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ああ、これだ。
これが、私がホラー映画に惹かれた理由だ。
ジェームスだったら、『太陽がいっぱいだ』と表現するに違いありません。

とりあえず、この見本市について調査を開始。
19年続いているらしいです。
アメリカはセントルイスのダウンタウンで開催。
実施時期は3月で4日間程度。
各企業がそれぞれブースをもらい、商品等を展示する仕組みのようですね。
動画内でも、ホラー・マスクが97$なんて表示が確認できます。

これはもう、『オタ・カル漬丼 特別編』として取材するしかないだろ~。
2014年の開催情報を確認し、すっかり渡米する気になった私。
『オタ・カル』史上、最高のネタになること間違いなし。
意気揚々とプランを立てる私でした。

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しかし、開催案内を確認するうちに、参加資格に目が留まりました。
まだきちんと確認していませんが、バイヤーしか参加できないらしいのです。
それ以外の方は、出展者の招待状なんかが必要なようで……。
ああっcrying
オーマイガッbearing
残念すぎるぅ。

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今回は、断念せざるを得ないようです。
こうなれば、ホラーマニアとして不動の地位を手に入れ、どうにかコネを作っていずれ参加するとしましょうか。
イエス、ホラー・マニア!!!
イバラの道は、まだ続く。
いつかは行くよ、ホラー巡礼の旅。
拳を突き上げ、地獄を讃えよ。
オープン・ザ・ゲーツ・オブ・ヘルぅsign03

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2013年11月 4日 (月)

本日の映画 『セクター5 第5地区』

『セクター5 第5地区』
2012年 アメリカ 監督:トドール・チャプカノフ

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一年で一番の繁忙期を迎え、気力・体力は激減。
遊びたい気持ちが強まるも、どうにもならないもどかしさ。
ああ、ブルーだわ。
TOO BLUE。
まだまだ続くよ、仕事ドップリの生活。
年末ジャンボが当たって、余生を全て映画観て過ごしたい。
(コメントいただいている皆様、スミマセン。こちらからもコメント入れたいのですが、時間が無さ過ぎて……。気持ちはあるのですがweep

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舞台は近未来?ルーマニア。
ヴァンパイアの存在が明らかになり、一時は人間と共存するも何かの事件が起きちゃった。
だから、ヴァンパイアは一か所に隔離されたのです。
そう、この地域が第5地区なのです。

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そして、この第5地区で事件が勃発。
ヴァンパイアや人間が何者かに殺害されたのです。
事件の捜査を担当するのはデリックス刑事。
ヴァンパイア絡みの事件ということで、助っ人としてヴァンパジーヤ(ヴァンパイアの爺さんではありませんcoldsweats01ヴァンパイア・ハンターね)であるハーカーらを起用。
ヴァンパイアのリーダー格ニコライの元を訪れて情報収集するも、もともと敵同士ですから穏便に事は進みません。

しかし、双方の被害は増大し、犯人として第三の存在が浮上。
これに権力の思惑なども絡んできて、デリックスらは窮地に陥ります。
はたして、人類とヴァンパイアの運命はいかに……。

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テレビ用映画ですかね。
製作費は低そうです。
しかし、ありきたり感はあるものの、ストーリーに魅力があります。
ヴァンパイア殺しの犯人。
各キャラの背景。
バランスは良い方でしょう。
ヴァンパイアのデザインや描写に派手さがあれば、かなり魅力を増す気がしました。

St6

デリックス刑事もハーカーも、微妙なカッコ良さです。
これがB級の魅力ともいえるのですが……。
ちなみにヴァンパイア・ハンターのお姉ちゃんも、美人ですね。
もうちょっと、フェロモン放出してくれるとメロになりそう。

St2

ヴァンパイア・アクションは、『ブレイド』がありますからね。
なかなか抜きン出るのは難しいですね。
何よりジョン・カーペンター監督作『ヴァンパイア 最期の聖戦』という傑作もありますから……。

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