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2013年8月 9日 (金)

本日の映画 『デス・マングローヴ ゾンビ沼』

『デス・マングローヴ ゾンビ沼』
2008年 ブラジル 監督:ロドリゴ・アラガオ

*本記事は、グロテスクな表現を含みます

Dm2

 

本気で熱中症の恐怖に怯える我が部屋。
エアコンねぇし、扇風機は効かない。
ホラー映画で身も心も凍らせましょう?
それで涼める人を、私は見てみたい。

Dm1

さて、本作は何とブラジル産ゾンビ映画。
スゲェ!珍しいぜ!!
そういう感想を持った貴方は、立派なホラー・マニア。
それでは、ブラジリアン・ホラーの世界を覗いてみましょう。

ブラジルのどっかの川流域。
とても簡素な家がポツリポツリ。
村の若者ルイスは、ファーストコンタクトでヘタレと解る人物。
気が弱く、オドオドした毎日を送っている。
泳げ!たいやき君さえ鉄板で焼かれる毎日が嫌で、海に飛び出した。
しかし、ルイスは村を出ることすら考えていない。
ヘタレはヘタレ。
だから、密かに想いを寄せるハケルに、愛の告白など到底できない。

村人は、嘆く。
昔は川で魚やカニが大量に獲れた。
今では、さっぱりだ。
僅かな川の恵みにすがる村人には、病的な変化が訪れていた。
そして、突如として川から湧き出るゾンビたち。
ハケルの兄も襲われ、やがてゾンビの集団は村を襲う。
ルイスはハケルを連れて村から脱出を試みるが……。

Dm5

まず、村の家をみてビックリです。
ゾンビ史上、上位に食い込む簡素な作り。
劇的ビフォー・アフターもお手上げの建物で、グチョグチョなゾンビ活劇が繰り広げられます。
一般の方が観れば、低予算丸出しで肩を落とすでしょう。
しかし、ゾンビメイクは可能な限り奮闘しているように思えます。
泥と血。
カタカナで表現すればマッド&ブラッドな展開がマニアの魂に火をつけます。
ちょっくら、コミカル。
汚い。
グロい。
贔屓目にみれば、『死霊のはらわた』や『ブレインデッド』の遺伝子がブラジルで独自に生育したようです。

Dm3




ただし、ストーリーは極めてシンプル。
評価できないほど捻りがありません。
避けて通れないのが、婆さんキャラ。
素なのか、意図しているのか、判別不能な演技は、一生忘れないでしょう。
もしかすると、自分の死に際に思い出すのは、この婆さんかもしれない。
そんな憂慮さえ感じさせるほどの破壊力。

ヘドロ的悪臭漂うカルトな作品デス。
デス・マン観た?
この合言葉が、世界のホラー・マニアを繋ぐ。
貴方は、ブラジル好き!?

Dm4

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コメント

涼むどころか蒸し暑さ血糊臭さが漂ってきそうな作品じゃないですかぁ~!(*^-^)

伯爵さんご指摘の婆さんの演技には、いらいらした記憶が蘇ってきそうですわ!

悔しいことに私も『ブレインデッド』を思い浮かべたのですが、泥臭さの他にもヒロインの美女具合も寄与しているのかもしれません。合掌。

投稿: 伝衛門 | 2013年8月15日 (木) 21時59分

伝衛門さん!

いつもコメントありがとうございます。
実は、軽くツボにハマりまして。
『吸血怪獣チュパカブラ』も観てしまいましたcoldsweats01
やっぱり汚く、暑苦しい作品でしたよsun

投稿: 怪奇伯爵 | 2013年8月15日 (木) 23時47分

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