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2013年6月 2日 (日)

本日の映画 『ゾンビ4』

『ゾンビ4』
1988年 イタリア 監督:クライド・アンダーソン

*本記事は、グロテスクな表現を含んでいます

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現時点では、本作のDVDはレアに分類できます。
DVD化はされていたようですが、再販はされていないようですね。
1988年作品なので、ビデオで観た方が多いのではないでしょうか?
私は、本作の存在を知らず。いや、興味が湧かなかったので未鑑賞だったのかもしれません。
『ゾンビ4』なる邦題で、これがロメロ作品の正当なる続編と思う人は少ないでしょう。
全く関係ありませんので、念のため。

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本作は、実況中継的にレビューします。

冒頭、怪しげな黒人司祭がなにやら儀式を執り行っている。
その周囲で苦しむティナ・ターナー風の女性。
司祭の呪文が進むと、謎の光線が発せられた。
どうやらそれは、邪悪なパワーを持っているらしい。
女性の口に飛び込むと、彼女の体に異変が!!
嘔吐を繰り返し、苦しむ女性。
いきなり地面が割れ、女性は地中へと吸い込まれていった。

 

そこに登場した武装グループ。
黒人司祭と押し問答を始める。
どうやら、彼らは癌の研究を行っていた科学者たちのようだ。
司祭は、自分の娘を癌で失くし、その復讐をブードゥーの呪いによって行おうとしていたのだ。

 

恐怖に駆られた科学者の一人が発砲し、司祭は息を引き取った。
しかし、先ほど穴に吸い込まれた女性が忽然と姿を表す。
その姿はダリオ的デモンズに酷似。
悪魔化した女性は、科学者たちに襲いかかる。

 

その一方、他のブードゥー・ゾンビから逃れる家族の姿があった。
両親は、娘ジェニーを残し、ゾンビの餌食となる。
母の言いつけのとおりに逃亡したジェニー。
ゾンビだらけの森を、ヨチヨチ歩きでどのように逃げ切れたのか?
ストーリーは、そのことに一切触れずに進行する。

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20年後。
かつての呪いの地を訪れる二つのグループがあった。
一つのグループは、怪しげな場所を発見。
そこに置かれていた『死者の本』coldsweats02を読み上げると、大量のゾンビが蘇ってしまった。

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かたや、クルーズを楽しむ男女混合の6人グループ。
女性2名と傭兵4名という異色の組み合わせだが、バカンスで偶然訪れたようだ。
ボートに異常が発生し、かの地に上陸を余儀なくされる。
なんと女性の一人は、あのジェニーだった。

 

当然のごとく、ゾンビの襲撃を受けるジェニーたち。
ジェニーは、思う。
かつて、母が授けてくれたお守りが、何か不思議な力を持っているのではないか。
次々と仲間が命を落とし、やがてジェニーにも絶対絶命の危機が迫る。

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マカロニ・ホラーですが、アジア臭漂う作品となっています。
その低予算ぶりは作品を見れば一目瞭然。
ストーリーも単純で、状況説明もおざなり。
魂の込められていない、オートメーション製のような感じを受けます。
デモンズに似た画も用意されていますが、見かけ倒しですね。

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大体、ヒロインが傭兵たちと密林にバカンスでやってくるという、ありえねー設定から小馬鹿にされた気がします。
当時にしては、そこそこのスプラッター描写といえなくもありませんが、これだけでは観客の興味を繋ぎとめるのはキツいでしょう。
ラストは意外なオチでしたが、決して感動などはいたしません。
いや、これはある意味、他人には真似できない演出かも。
そういう意味では、余韻として残りますね。

さて、本作の監督に目を向けましょう。
この方、『サンゲリア2』の脚本を書いております。
これは、私の期待を最も裏切った作品の一つ。
なるほどねぇ。

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