本日の映画 『ハウス・オブ・ブラッド』
『ハウス・オブ・ブラッド』
2006年 ドイツ 監督:オラフ・イッテンバッハ
*本記事は、残酷な描写が含まれています。
鬼才と謳われるオラフ・イッテンバッハ監督。
一般の方が鑑賞すれば、それはドイヒーな作品に思えるかもしれません。
しかし、彼の作品を見比べてみると、その作風も変化しております。
本作は『バーニング・ムーン』と比べると、かなり丸くなったような気がします。
残酷描写は健在ですが、一般的なホラーに近い仕上がり。
それが良いか悪いかは好みの問題ですが、監督なりに工夫しているが解りますね。
医師ダグラスは、交通事故に巻き込まれる。
相手の車は刑務所の護送車で、逃亡した囚人たちはダグラスを拉致。
怪我した仲間の手当てをさせるため、森の中の一軒家を訪れる。

家の中に居た家族を銃で脅し、ダグラスに怪我人の手術を迫る囚人たち。
アリスという娘を助手に、ダグラスは手術を始めたが、どうも様子がおかしい。
血臭に誘われたかのように、家族に異変が!!
状況が理解できないまま、凄惨な現場に巻き込まれるダグラス。
アリスの手引きによって、どうにかその場を脱出した彼だったが、運命の車輪は再び回る。
はたして、ダグラスの運命はいかに。
本作の感想を読むと、『大したことない』という意見がみられます。
しかし、『バーニング・ムーン』を観たことがあるホラー・マニアは、どう思うでしょうか?
私的には、エネルギー丸出しで作品を撮っていた監督が、一般にも耐えうる作品を撮るようになったという感慨を持ちました。
ゴアは健在ですが、私の好きなチープ・グロのレベル。
化物も出てきますし、相変わらず宗教っぽさも残しています。
ダグラス医師も特徴的で、特に不満はありませんね。
毒気がいくらか薄らいでいるので、手放しに良作とは言いません。
ですが、私的には結構楽しめる作品でした。
マニアのポイントとして、劇中のアリスを演じた女優さんに目を向けましょう。
彼女の名前は、MARTINA ITTENBACH。
監督の娘かと思ったら、奥さんだそうです。
彼女、日本版の出ていない他のオラフ監督作(『NO REASON』『GARDEN OF LOVE』など)にも出演しているみたいです。
劇中のマリアさん、ラストがとても印象的ですが、それに絡む囚人を演じるのがなんとオラフ監督!
この遊び心に気づくか気付かないかで、作品の評価も変わるのでは!?
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