本日の映画 『EVIL BREED / THE LEGEND OF SAMHAIN』
『EVIL BREED / THE LEGEND OF SAMHAIN』
2003年 カナダ 監督:CHRISTIAN VIEL 80分
*本記事はグロテスクな表現を含みます。
現時点で、おそらく日本版未発売と思われる作品です。
ジャケには2パターンあり、上記の他にジェナ・ジェイムソンが悩ましい姿で写っているパターンがあり、そちらは90分のUNCUT仕様らしいです。
UNCUT版は、ゴア度が増すらしいのですが、残念ながら通常版の鑑賞となってしまいました。
アイルランドのとある田舎。
アメリカ人のカップルが、森でキャンプ。
テントの中でエッチ行為に耽っていると、外に何者かの気配。
男が様子を見に出てみると、とんでもないことが待っていた。
しばらくして、その地を訪れたカレンとその生徒たち。
ケルトの歴史を学ぶ実地研修だった。
湖のほとりの家で合宿を行い、恋に勉学にと励む学生ら。
しかし、近隣に住む男は不吉な警告をし、カレンを不安がらせる。
やがて、姿を現す禁断の存在。
それは、閉ざされた世界に生きる、歪んだ進化を遂げた怪物だった。
奴は本能のままに行動し、学生たちを恐怖のどん底へと叩き落とす。
今まさに、地獄の収穫祭が始まろうとしていた……
ちょっとネタバレ。
怪物の正体は、ホラーでは珍しくないパターン。
近親相姦を繰り返すことによって起きる突然変異(ミュータント)系です。
これにカニバリズムが加わり、モロB級な存在と化しています。
醜い顔と、キチャない肌。
これに、北斗の拳の雑魚キャラが着るような毛皮をまとっています。
ゴア度も高め。
私が提唱するチープ・グロ系なので、リアル感に乏しい分救われます。
とはいっても、スプラッター慣れしていなければ少々ビックリするかも。
例を挙げれば、頭と胴体だけになった男がローストされたり(ティンコまで確認)、直腸を尻から延々と引き出されて首に巻かれるといった感じ。
かつてのポルノ女王ジェナ・ジェイムソン(『ゾンビ・ストリッパーズ』にも出演)の名前が大きくフィーチャされていますが、実は全裸で殺されるだけのチョイ役。
しかし、そのシーンのゴア度は、なかなかのもの。
ポルノといえば、ジンジャー・リンもやはり脇役で出演しています。
こちらは、怪物に回し蹴りをくらわすなど、意外に痛快な役どころ。
私的には、もっとゴア・シーンがあった方がバランスが良いと思いますが、日本未上陸およびカナダ産とは思えないクオリティを感じました。
リアリティを求める方は、評価が分かれるかもしれません。
最後に、マイ・フェイバリットなところを一つ。
実質上のヒロイン・SHAEを演じたブランディ・アンちゃん。
久々に、殺されて欲しくないヒロインとして我が頭上に君臨。
劇中、彼女が殺されないようにヒタスラ応援。
こんなこと、滅多にないっズよ、ホント
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