本日の映画 『モンスターズ・ゾーン』
『モンスターズ・ゾーン』
2012年 アメリカ 監督:パトリック・リー 74分
ジャケットをみると竜巻ディザスター・ムービーらしき作品ですが、どうやらクリーチャーが出現するらしいのです。
クリーチャー・ハンターとして、スルーするわけにはいきません。
かなりヤバい雰囲気のジャケですけれど……。
海外赴任の夫が帰国するということで、微妙な心理の妻。
どうやらアルコール依存症らしい。
治療のために、サークルにも参加している。
子供は3人。
それぞれ、性格の全く違った娘達だ。
遂に、パパが海外赴任から戻ってくることになった。
パパを迎えに、皆で空港へ向かう。
途中で竜巻に遭遇し、4人は近くの民家の地下へ避難。
竜巻は去ったが、末っ子のサリーが何かに腕を噛まれて重傷を負った。
得体の知れぬ生物が、存在している。
地下室から出る術がなく、途方に暮れる一家。

そのような状況下、アリスは地下室の箱から昔の新聞記事を目にする。
過去に起きた嵐の夜の出来事。
アリスの脳裏に、闇のような暗雲が立ち込める。
そして、新たに発見された地下道。
その先に隠されていた真実とは?
果たして、家族は無事に脱出できるのだろうか?
もっとチープかと思っていたのですが、技術的に気になる点は少なかったです。
米テレビドラマ『フリンジ』のスタッフが技術担当。
竜巻とクリーチャーの組み合わせということで、興味は引き立てられますね。
正直なところ、展開はイマイチ。
なんか淡々とした感じで、緊張感に乏しい。
もっとグロいシーンを幾らでも挿入できそうな作品ですが、それがない。
レイティングを気にしているのか、予算がないかのどちらかでしょう。
とはいうものの、最初のクリーチャー出現で期待値は上がります。
オッ、ちょっとグロくね?
なんて感じです。
残念なのは露出の少なさ。
せっかくのデザインだから、出し惜しみしない方が良いと思うのですが。
母親の人物設定とか、娘達の性格設定もイマイチ弱い。
アルコール依存症にみる心の弱さと、娘たちを救おうとする強さの二面性が描写できていれば、素晴らしいテーマを生み出していたでしょう。
何故、怪物が生まれたのか?
十分な説明はありませんが、そこは想像する楽しみを与えてくれます。
こういうネタは好きですが、ちょっと子供騙し的です。
ホラーのファンタジー性を楽しめる人でないと、評価は下がるでしょう。
クライマックスは、少しだけ意外性あり。
そして、ビックリな方向へと導くラスト。
続編があるならば、全く違った作風になりそうです。
というか、続編前提で作っているとしか思えない大胆さ。
コケたら、どうすんの?
と言いつつも、アクション性が高まりそうな次回作に大いに期待![]()
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