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2013年1月14日 (月)

本日の映画 『ゾンビズ・シティ』

『ゾンビズ・シティ』
2008年 チリ 監督:ジョージ・オルグイン  74分

*本記事は、グロテスクな描写・表現が含まれています

Zc6

チリ産のゾンビ、というかホラー映画は、おそらく初鑑賞。
映画のクオリティなど、まったく予想できません。
事前情報では、子供が主役らしいのですが……。

Zc7

地球に異変が生じ、順応できない人間は病原菌に侵されてゾンビ化。
生き残った人々も、防毒マスクを手放せない環境になってしまった。
そのような状況下、病原菌に耐性があり、ゾンビにも襲われないという子供たちが出生。
主人公の少女・カミーユも、そうした特殊な人種である。

Zc4

母の言いつけに従い、カミーユは海を目指す。
その場所は、安住の地だと信じられていた。
時には生存者に追われ、時には仲間との出逢いと別れを経験しながら、カミーユの旅は続く。
母との再会は叶うのか?
果たして、カミーユにとっての安住の地とは?

Zc3

少女を主人公にした終末観漂うロード・ムービーです。
カミーユちゃん、ゾンビ映画にはもったいないくらいの可愛らしい娘ですね。
殆どの生物が死に絶えているという設定で、ダンゴ虫やミミズを食べるシーンもあります。

予算の関係からか、大量のゾンビは発生しません。
ゾンビ・メイクは画像処理で巧くごまかしていますので、及第点。
ちょっと『リング』っぽいゾンビも出ます。
現在進行の中に、カミーユの回想シーンがサンドされる作りで、最終的にストーリーの全容が明確になります。
この処理はきちんと消化されていますが、ちょっと回想がクドい気もします。

Zc1

まあ、既存の設定をなぞって、丁寧に作っているなぁ。
このような感想を途中まで持ったのですが、ラストは意外。
好き嫌いがあるでしょうが、私的にはツボにハマりました。
好きですね~、こういうの。
アレの存在をきちんと描写するとは思っていませんでしたので、正直嬉しい驚きです。
人によっては、フザケロと思うかもしれませんけど。

良く解釈すれば、絶望的な状況下においても消えぬ子供たちの可能性やたくましさ、無邪気さを描いたといえます。
つまり、ホラーながらA級に近づこうという作品です。
そのため、エンタメ・ゾンビを期待する観客にとっては、ギャップが生じてしまいます。
この辺の評価は、観客次第でしょう。

気になるところは、カメラワークやカット割り。
一部ですが、ブレや切り替わりが早すぎる等、気になる個所があります。

Zc5

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