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2013年1月

2013年1月27日 (日)

本日の映画 『イタリアン・チェーンソー』

『イタリアン・チェーンソー』
2005年 イタリア 監督:ガブリエル・アルバネージ 85分
*本記事はグロテスクな表現を含んでいます

 

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チェーンソーと聞けば、思い浮かぶのは『悪魔のいけにえ』。
本作も、レザー・フェイスばりの殺人鬼が登場するのでしょうか?
ジャケ写が簡易的で力入っていないようなので、スルーしてました。
かなりスプラッターしているらしいとの噂を聞き、これは観るべきかもと改心。
さてさて、その実力は……?

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ゴゴォゴォゴゴゴゴゴ……

少々回りくどいのですが、一応ヒロインらしい女性オーロラ。
新しい恋を始めようとしている様子ですが、元カノのリノはヨリを戻そうと必死。
リノの運転する車でドライブしてたら、おバカな若者たちに酷い目に遭わされた。
あわやというところに、夫婦が乗った車が通りかかる。
車から降りた旦那アントニオは、若者たちを一蹴。
オーロラたちを車に乗せて、自宅に招いた。

 

怪我をしたリノは、奥さんに手当をしてもらう。
その間に、アントニオはオーロラとちょっと怪しい雰囲気に。
さすがイタリア。
見境無いっスと思っていたら、夫婦の子供が出現。
むう、怪しい臭いプンプンのガキだねぇ。
などとベラの口調を真似てみたら、とんでもない秘密を持っていた。
人里離れた屋敷に住まうアントニオ一家。
果たして、その正体は?

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どうせ殺人鬼がチェーンソー振り回すだけでしょ~。
なんて思っていたら、予想外のネタが使われていました。
イタリアらしいといえば、イタリアらしい。
『フェノミナ』に通じるものがあります。
この手のネタが好きなんでしょうね、イタリア人。

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イタリアといえば、ホラーではグロさが特色。
エロ・グロ・ナンセンスと言われますが、当てはまりますねー。
ラスト近くの少年たちの抱擁は、何を意味しているんでしょうか。
奇妙な友情ですか。ありえねーし。
でもねえ、好きなんです。この展開。

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前半は、正直退屈な展開です。
しかし、ハチャメチャに突入する終盤は、画面に釘付け。
飛び出せ!はらわた。
唸れ!チェーンソー。
膿汁ぶちまけ、汚いな。
子供正体、スゲえぜっ。
というか、子役もビックリの扱いでっせ、奥さん。
イタリアの基準は、どうなっているのでしょう。

それでも、なぜか嫌いになれない作品です。

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左の男性のTシャツに注目!!

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ちなみに裏はこうなっていますcoldsweats01
シャウト・ザ・本トンスオラヤ~!!!!

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2013年1月16日 (水)

本日の映画 『エイリアン・バトルロワイヤル』

『エイリアン・バトルロワイヤル』
2011年 アメリカ 監督:コリン・ゼイズ

*本記事にはグロテスクな表現が含まれています

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ホラーに分類すべきか迷ったのですが、一応チョンパ・シーンがありますのでホラー認定しました。
ちなみにチョンパとは、人体が切断されることを表現しております。
私は別冊映画秘宝の『ショック!残酷!切株映画の世界』で使用方法を知ったのですが、結構浸透してきているようです。
そのうちに、『チョンパヤ!』なんてラーメンが発売されたり、チョンパ踊りなどが盆踊りに出現しそうですね。

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さて、作品の話題に移りましょう。
舞台は、アメリカの方田舎。
下品なオヤジ・トムは、町の有力者。
今日も下品な仲間を連れて、家で酒盛り。

年の離れたピチピチ妻・メーガンは、トムの目を盗んで、幼なじみと浮気。
そこをトムに押さえられて、絶体絶命。
それを助けたのは、メーガンのママ。
金槌で頭叩いたもんだから、トムは死んじまっただ~。


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ちょうどその頃、外では謎の物体が空から降ってきた。
んまあ、UFOじゃない。
宇宙人が出てきてワァオ!!

トムの友人らが立ち向かうが、宇宙人強し。
宇宙人、人間なんて相手にしたくないらしく、周囲を物色中。
メーガンらは、宇宙人が怖くてトムの死体を回収できない。
死体がなければ、保険も手に入らないわ!!
嘆くメーガンに、ママはグッド・アイデアを提案。
賞金つけて、誰かに回収させればいいわ。

俺たちゃ天才!うんうん。あったまイイゾ、うんうん。
てな感じで、テレビで大々的に宣伝したら、多くの町民が集まった。
さあ、エイリアン狩りの始まりだ!
10万ドルの賞金を手にするものは誰か。
それぞれの思惑を胸に、町民らは走る!!

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なんか、持っています……

エイリアン同士が熾烈な戦いを繰り広げるのかと思ったら、町民同士がバトル・ロワイヤル状態。
『トゥーム・レイダー』ララ・クラフトばりのストリッパー。
ロディ・パイパー扮するバトル・牧師。
コスプレ姉ちゃん。
どうでも良いキャラ満載。

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みんな果敢にエイリアンに挑むけれど、エイリアンの罠にあっさりチョンパ。
空手教室の少年たちなど、魔王ザンニン状態。
ていうか、クレームつくぞ、この画は!!
ブラック・ジョークが、キツ過ぎる~。


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いちおう、ギャグにはなっていますので、SFホラー・コメディと称するのが正解かと。
一般ウケするにはキツイものの、あきらかにB級の王道を歩む作品。
ララ・クラフト姉ちゃんが特徴的だなあ。

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うりゃりゃぁ~!!



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2013年1月14日 (月)

本日の映画 『ゾンビズ・シティ』

『ゾンビズ・シティ』
2008年 チリ 監督:ジョージ・オルグイン  74分

*本記事は、グロテスクな描写・表現が含まれています

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チリ産のゾンビ、というかホラー映画は、おそらく初鑑賞。
映画のクオリティなど、まったく予想できません。
事前情報では、子供が主役らしいのですが……。

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地球に異変が生じ、順応できない人間は病原菌に侵されてゾンビ化。
生き残った人々も、防毒マスクを手放せない環境になってしまった。
そのような状況下、病原菌に耐性があり、ゾンビにも襲われないという子供たちが出生。
主人公の少女・カミーユも、そうした特殊な人種である。

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母の言いつけに従い、カミーユは海を目指す。
その場所は、安住の地だと信じられていた。
時には生存者に追われ、時には仲間との出逢いと別れを経験しながら、カミーユの旅は続く。
母との再会は叶うのか?
果たして、カミーユにとっての安住の地とは?

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少女を主人公にした終末観漂うロード・ムービーです。
カミーユちゃん、ゾンビ映画にはもったいないくらいの可愛らしい娘ですね。
殆どの生物が死に絶えているという設定で、ダンゴ虫やミミズを食べるシーンもあります。

予算の関係からか、大量のゾンビは発生しません。
ゾンビ・メイクは画像処理で巧くごまかしていますので、及第点。
ちょっと『リング』っぽいゾンビも出ます。
現在進行の中に、カミーユの回想シーンがサンドされる作りで、最終的にストーリーの全容が明確になります。
この処理はきちんと消化されていますが、ちょっと回想がクドい気もします。

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まあ、既存の設定をなぞって、丁寧に作っているなぁ。
このような感想を途中まで持ったのですが、ラストは意外。
好き嫌いがあるでしょうが、私的にはツボにハマりました。
好きですね~、こういうの。
アレの存在をきちんと描写するとは思っていませんでしたので、正直嬉しい驚きです。
人によっては、フザケロと思うかもしれませんけど。

良く解釈すれば、絶望的な状況下においても消えぬ子供たちの可能性やたくましさ、無邪気さを描いたといえます。
つまり、ホラーながらA級に近づこうという作品です。
そのため、エンタメ・ゾンビを期待する観客にとっては、ギャップが生じてしまいます。
この辺の評価は、観客次第でしょう。

気になるところは、カメラワークやカット割り。
一部ですが、ブレや切り替わりが早すぎる等、気になる個所があります。

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台湾旅行記 2012年12月

昨年の12月に再び台湾に行ってきました。
今回の旅の様子は、電子書籍サイト・パブーにて『奇怪伯爵のオタ・カル漬丼in台湾』として公開を始めました。

思った以上にボリュームが多くなりそうなので、分割掲載の予定。
まずは、1日目の様子を公開中。

台湾のアキバ・光華商場、パレ・デ・シンのアフタヌーン・ティー、お茶屋めぐりやグルメなど。
そして、目指すは日本未発売のホラー映画発掘。
何で台湾でホラー映画?と思うかもしれませんが、その理由はいずれ明らかに!

無料設定ですので、お気軽にご覧くださいhappy01

電子書籍サイト・パブーの奇怪伯爵ページは、こちらをクリック

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2013年1月13日 (日)

本日の映画 『龍陣 ~ 覇拳の掟 ~ 』

『龍陣 ~ 覇拳の掟 ~ 』
2008年 マレーシア 監督:C.L.ホー

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格闘映画でマレーシア産ということで、珍しさが先行しました。
マレーシア独特の格闘技?
ちょっと思い当たらなかったので、期待して鑑賞。
インドネシアのイコ・ウワイスの例もあるので、スルーする訳にはいきません。

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17世紀末。
マレーシアには多くの中国人労働者が流入した。
労働者は借金を返済し、再び故郷に戻ることを夢見ていたが、厳しい労働環境に耐えなければならない。
天叔には4人の弟子がいて、同じ鉱山で働いていた。
困窮の末、労働条件の改善を社長に申し出る。
しかし、その願いは聞き入れられなかった。
社長の指示で、天叔らは命を狙われる。

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かろうじて逃げのびた4人と天叔。
かねてから親交のあった原住民の元に身を隠す。
社長が自分たちを裏切ったことを知る天叔たちだったが、再び魔の手が彼らを襲う。
一方、社長は天叔に替わる工場長を選出しようと、武闘大会を開催。
社長の目論みで、意外な人物が候補者に立つ。
天叔らの運命は……。

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格闘術は、中国カンフーがメインでした。
それに関節技なども取り入れ、僅かながらに総合格闘技っぽく仕上げています。
格闘シーンにあまり洗練さを感じず、私的には不完全燃焼。
ただし、4名の型や動きは、際立っています。
それもそのはず、『龍』役にロビン・ホー。
『杰』は、ジュン・フェイ・カン。
『虎』は、マイケル・チン。
『光』は、デビット・タオ。
敵役の『林』に、ショーン・リー。
各々、武術大会の複数回チャンピオン経験者。
ショーン・リーだけ、ちょっと動きが変わっているのですが、実は散打のチャンピオンだったのですね~。

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不完全燃焼と言いましたが、特徴的な演出もあります。
修行シーンは、燕の巣が取れそうな崖を利用。
蔓を利用してのハラハラ・トレーニング。
主人公たちの怒りを示す擬音。
キャラクター毎に、獣のような唸りが効果音として使われています。
虎の咆哮はカッコ良いのですが、なぜか馬が混じっています。
ヒヒ~ンと響く鳴き声に、ちょっと違和感。
口から飛び散る血は、なんとCG合成です。

ストーリーが分かりづらかったり、突然意味不明なラブ・ストーリーが始まったり。
格闘映画としては欠点もありますが、マニアには心の糧となるかもしれません。
それに、工場長を決める方法が武闘大会というのもミソ。
自分の勤めている会社にも、取り入れてほしい制度です。
盛り上がるゼェー!!

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2013年1月 3日 (木)

本日の映画 『BLOOD NIGHT』

『BLOOD NIGHT』
2009年 アメリカ 監督:FRANK SABATELLA
*本記事は、グロテスクな画像・表現を含みます

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新春一発目に選択したのは、おそらく日本版は発売されていない『BLOOD NIGHT』です。
こんなん正月から観て、しかもレビューまで書いて、実際どうよ!!なんて声が聞こえてきそうですが、観てしまったものはしょうがない。
ホラーマニアにクリスマスも正月も関係なし。
シャウト・ザ・ギニーピッグッ!!

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1978年ニューヨーク・ロングアイランド。
12歳の少女メアリー。
動機が不明だが、家族を鋏や斧で惨殺。
キングスパーク精神病院に送還される。

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そして、運命の1989年。
23歳になったメアリーだったが、依然と施設に拘束されていた。
ある夜、漫画に出てくるようなキモいファットマン看守に暴行され、やがて妊娠。
出産は困難を極め、メアリーは子供が死産だったと聞かされる。
しかし、メアリーは、その言葉を信じなかった。
不祥事がバレないよう、病院の隠蔽工作によって赤子が葬られた可能性もある。
ドギャーン。
メアリーの中に再び駆け巡る殺意。
看護婦の首を180度回転させ、素手で殺戮の限りを尽くす。
病院、憎し。
ミナ、ホロビテシマエ!!

たちまち地獄絵図と化す病院。
そこへ警官が、駆けつけた。
全裸で生首持って歩くメアリー。
警官は銃を構え、停止するように忠告。
しかし、メアリーは生首を投げつけて応戦。
こうして、メアリーは射殺された。

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そして、現代。
メアリーの命日はブラッド・ナイトと称され、なぜかハロウィンのようなお祭りムードを漂わす。
若者たちはメアリーのお面(額に銃弾の穴)を被ったり、赤いペンキで人の家の壁を汚したり、はたまた住民に生卵をぶつけるという迷惑千万なイベントなのであった。
そして、メインとなる若者集団。
メアリーの墓の前に集結し、酒盛りを始めた。
そして、こともあろうにウィジャ・ボード(日本でいう『こっくりさん』に使う道具。霊との交信に使用)まで持ち出して、メアリーの霊を挑発する。

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に戻った若者集団。
仕上げとばかりに乱痴気パーティー。
しかし、死の影は明らかに近づいていた。
無惨な死を遂げる若者たち。
メアリーの霊が、再び血を求めて蘇ったのか。
それとも……。

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雰囲気や作りは80年代ホラーっぽいです。
13日の金曜日パターンといったところでしょうか?
若者たちの馬鹿っぷりも、かなりレベル高いです。
残念なのは、若者たちのハウス・パーティーの描写が長いこと。
くだらなさの極地ですが、一向に終わらない。
『アタック・ザ・キラートマト』と書かれたフィルムを見つけて上映したら、なんとポルノ映画。
それでも若者たちは大はしゃぎ。
女の子なんか、ストリップ始めちゃいます。
早く死ね~なんて思っちゃいけませんが、死なねばホラーじゃない。
そこのところ、よろしく。

どうにも解せないのは、23歳のメアリーは常に全裸なんです。
ホワ~イ、全裸。
ひょっとしたら、『スペース・バンパイア』へのオマージュなのでしょうか?
ちなみに、重要な役でダニエル・ハリスちゃんが出演。
最近では、『ステイク・ランド』で主人公が中盤に出逢う女性(ケリー・マクギリスではないよ!)役が記憶に新しいですが、『ハッチェットⅡ&Ⅲ』『ハロウィン4&5』などホラー作品で多々ご活躍の様子。
マニアには嬉しい存在ですね。

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ゆく年くる年 怪奇伯爵の抱負 2013年

皆さま、あけましておめでとうございます。

皆さまの閲覧数に励まされ、弱小ブログながら今年も細々と続ける所存でございますhappy01

昨年の怪奇伯爵活動を振り返りますと、
電子書籍サイト パブー
 

 拙著のエッセイ&短編小説合計:ダウンロード771⇒1092 閲覧数6325⇒9762

電子書籍サイト upppi
 5作品投稿 閲覧数合計:459

・本ブログ
 閲覧数:5,000⇒26,200

・姉妹ブログ 『死霊の試写会 ~深城寺雪広のホラーな日記~』
 閲覧数:172

という結果に終わりました。
upppiでは、ホラー小説コンテストに応募するも惨敗。
おのれの実力をまざまざと思い知らされました。
仕事面も決して順調とはいかず、心の血反吐を吐きながら続けております。
今年は周囲の異動があり、更なる不安要素が腐臭のように漂いはじめています。

ああ、せめて私から映画を鑑賞する時間を奪わないでくれ。
ハロウィン&クライモリ全レビュー。
Xファイル制覇(まだシーズン2やねん)。
マイアミ・バイス制覇(まだシーズン1やねん)。
レア作品の発掘。
怪奇伯爵としての仕事?は山積み。
加えて、未着手ゲームも山積み。
未だにデッド・ライジング2やっとらん。
輸入ゲー、『TRAPPED DEAD』もあるなあ。
あれっ、『デッド・アイランド』廉価版出てたの?
未だに『DIABLOⅡ』やってんだよ、こっちは。

てな感じですが、今年も素晴らしきホラ・ヲタの世界に触れたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

 

 

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