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2012年11月

2012年11月18日 (日)

本日の映画 『ベスト・オブ・ザ・ベスト2 帝王伝説』

『ベスト・オブ・ザ・ベスト2 帝王伝説』
1992年 アメリカ 監督:ROBERT RADLER 主演:フィリップ・リー

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本ブログでも本作の一作目を紹介しましたが、USA対韓国5対5の空手対抗戦だった前作の続編です。
一応、正統なる続編なのですが、前回のスポ根色は薄らぎ、娯楽色の強い作品へと様変わり。
相変わらず、フィリップ・リーの蹴り技が冴えます。

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韓国戦を終えたUSAナッショナル空手チーム。
アレックス・トミー・トラビスの3名は、共同で空手道場を経営。
アレックスの息子ウォルターも所属し、順風満帆な生活を送っていた。

しかし、テキサスの荒くれボーイ・トラビスは金と刺激を求め、ラスベガスで行われている闇の格闘賭博試合『ザ・コロシアム』に参戦する。
初戦は善戦したトラビスだったが、次の相手に帝王ブラカスを指名。
自信満々で臨んだ試合だったが、ブラカスの圧倒的なパワーの前に敗退。
しかも、ウォルターの目前で抹殺されてしまうのだった

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ウォルターの報告で、アレックスとトミーは『ザ・コロシアム』に殴り込み。
その時は、トラビスの遺体が確認できなかったが、後日無惨な姿で発見された。
ブラカスも黙ってはいない。
手下を送り込み、ウォルターを狙う。
危険を察知したトミーらは、昔彼が世話になった家に身を隠す。
しかし、それも束の間、手下どもに発見され、いとこのジェームズは銃殺される。

手下どもに拉致されたトミー。
彼はブラカスの策略で、『ザ・コロシアム』に参戦させられることになった。
技巧派トミーの蹴りが、対戦相手を次々となぎ倒す。
やがて訪れるブラカスとの対戦。
トミーの怒りが爆発する

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全く普通の娯楽格闘映画へと作風はチェインジ。
それでも、当時は夢中になって観たものです。
トミーことフィリップ・リーの動きが速く、きれいな蹴りを放ちます。
三段蹴りなんかもあって、映画として魅せる技を持っています。
ベースはテコンドーですね。当時は気付かなかった。

アレックス(エリック・ロバーツ)も健在ですが、格闘シーンは少なめ。
フィリップ・リーに比重が完全シフト。
まあ、フィリップはプロデューサーの一人なので、当然ですね。
ブラカス戦までに、トミーは3回試合をします。
対戦相手は、キック・ボクサー、ローマ格闘士風、中国ヌンチャク男。
スピードもなかなかのものですが、ブラカスはノロい。
パワー対スピードという、一歩VS宮田(『はじめの一歩より)のような展開ですが、それなりに楽しめます。

トミーの渾身の蹴りを喰らった時のブラカスの顔は、特殊メイクまで施しています。
ゴムのようにビビビ~ンと揺れて、インパクト大!
キャッチーなメロディのテーマ曲も効果的で、B級ならではの魅力を備えた作品だといえます。

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2012年11月12日 (月)

本日の映画『ザ・キャット』

『ザ・キャット』
2011年 韓国 監督:ピョン・スンウク

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韓国ホラーですが、題名からは怖さは感じませんね。
むかし、『キャット・ピープル』という映画がありましたが……。
さて。

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ソヨンは、ペットショップでトリマーとして働く。
ある日、受け持った猫の飼い主が変死。
その猫を一時的に預かることになった。
しかし、それを機に、ソヨンは不可解な現象を目撃することに。
やがて、変死した女性も、同様の経験をしていたことを知る。

一方、保健所から猫を引き取ったソヨンの友人にも不幸が生じる。
事件が猫に関係しているのではないかと感じたソヨンは、ある事実に辿りつくが……。

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それほど派手な演出はありません。
オーソドックスなスタイルで、ちょっぴり悲しい物語です。
ヒロイン・ソヨンを演じるパク・ミニョンさんが魅力的ですね。
たまに出てくるおかっぱ頭の少女にドキッとしますが、恐怖はそこまで。
入門編に良いかもしれません。

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猫まで恐怖の表情を浮かべさせるとは!
おそるべし、韓国ホラー

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本日の映画 『NITRO ニトロ』

『NITRO ニトロ』
2010年 アルゼンチン 監督:アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ 81分

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この監督の作品、なかなかマニア向けです。
アメリカとは違う、独特の演出が癖になるんですよね。
およそ、一般ウケは難しいと思いますし、作品もムラがある。
でも、妙に印象に残るんですねぇ。

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ローマンは、別れた恋人ジャッキーを探しにアリと共にある屋敷を見張る。
ジャッキーはネットで知り合った男性と逢っていたらしく、その家が怪しいと踏んだのだ。
まずは、アリが潜入。
しかし、彼女は一行に戻ってこない。
仕方なく、ローマンも屋敷の中へ。
そこでローマンは、信じられない光景を目撃する。

拘束された女性。
傍にはアリの姿もあった。
謎の数式の答えを女性に求める謎の男。
彼女が答えられないでいると、突如として悲劇が。

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慌てたローマンはアリの救出を試みるが、途中でジャッキーも発見する。
しかし、彼女はニトログリセリンを体に塗られていた。
ショックを与えれば、彼女の体は吹き飛んでしまう。
男達の目的は?
ローマン達の運命はいかに!?

ハードっぽい雰囲気ですが、適度なヌルさがあります。
コメディに近いノリも随所に。
ニトロを塗られた女性は、エロティシズムさえ醸し出します。
爆発シーンの演出が興味深いですね。
何故か、地下に被験者と呼ばれる半裸女性たちが存在し、ゾンビの如く振舞ます。
果たして、何者なんでしょう。

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相変わらずの予測不能。
ゆえに最後まで楽しめます。
しかし、終わってみれば何だったのか。
はっきりとした答えを見出せないのも、ボグリアーノ監督作品の魅力。

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2012年11月 4日 (日)

本日の映画『ザ・スクリーミング 連・鎖・絶・叫』

『ザ・スクリーミング 連・鎖・絶・叫』
2010年 アメリカ 監督:タイラー・オリバー 103分

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ジャケットからだと、もろに低級っぽさを醸し出しています。
ある雑誌の紹介記事によると、『酔って墓地で馬鹿騒ぎする若者たちが霊の怒りを買って殺される』とありました。
実際は、もう少し練り込まれたティーン・エイジ・ホラーでしたね。

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サンディはハイスクール卒業間近。
大学では奨学金も約束され、将来は有望視されていた。
彼氏のジェイクを含め、仲間たちと卒業パーティで盛り上がった夜、昔を懐かしんで墓地でゲームを始めるサンディたち。
そこへ見知らぬ女性が現われ、サンディの目前で姿を消してしまう。

以後、仲間の周辺で異変が発生。
一人また一人と、この世のものでない存在に襲われる。
しかも、被害者は皆からの記憶からも消去され、なぜかサンディのみがその事実に気付く。
やがて彼女は、かつて交遊のあった一人の人物を思い出す。
幼き頃の記憶と驚愕の事実。
次々と消えていく仲間を、サンディは救うことができるのか。

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襲われて死んだ仲間の記憶が、自分にしか残らないという設定が特徴的。
まるでジョジョですな。
スタンド攻撃っぽいです。
相変わらず、ハイスクールのパーティーの乱れ具合が気になりますが、予想よりオ馬鹿度やエロさは控え目。
霊描写(正体はよくわからんのですが、劇中の言葉では『デス・エンジェル』)もアジア手法をミックスし、私的には好感持てます。

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幼い頃の記憶というテーマも、誰にも当てはまりそうなので、共感を生むテーマですね。
ただ、鑑賞後数日経ったら、ラストがどうなったのか忘れてしまいました。
これも本作に隠されたマジック?

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