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2012年10月29日 (月)

本日の映画 『操り人間』

『操り人間』
2011年 アメリカ 監督:アンソニー・ディブラシ

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ジャケットと邦題から、安っぽいシリアル・キラーものを想像していました。
鑑賞後は、かなり印象が変わります。
そして、マイナーなネタも……。

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ヒロイン・リリーは聴覚障害を持つ学生。
バイトで美術を子供に教えている。
突然訪れた妹の死。
姉妹二人の家族だったため、リリーは失望の底に。

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立ち直りのために、リリーはフロリダ州のカサダガに移住。
そこで奨学生として美術を学び、アンダーソン家に下宿することになった。
教え子の父親で、シングルファザーのマイクと出逢い、リリーの生活は徐々に平穏を取り戻す。

ある日のこと。
マイクら友人と食事をしたリリーは、カサダガに有名な霊媒師がいることを知る。
死んだ妹のことが気にかかり、積極的に霊媒師の元を訪れたリリー。
交霊の儀式を行ったが、アクシデントにより彼女は気を失ってしまう。
その後、リリーの周囲では不可解な現象が起きるようになった。

原因を探るべく、過去の事件を調べるリリー。
行きついたのは、リリーの下宿するアンダーソン家において、過去に女子大生が行方不明になっている事実だった。
犯人と思しき人物は、一人息子のトーマス。
彼は引きこもりがちで、ほとんど接触がなかった。
リリーは、彼の留守を狙って部屋に侵入。
女子大生失踪の手掛かりを探すが……。

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予想以上に、しっかりとした作品でした。
イメージと違い、シリアル・キラーとはちょっと違います。
不満を挙げれば、犯人像の描写不足。
イカレ具合はなかなかですが、動機が漠然としています。

Cda4

この犯人、人間の四肢を切断し、切断面に金具を接着して人形のように組み立てるのです。
なかなかグロな設定ですが、映像のドぎつさはありません。
ただ、大声出して喚くので、そこは迫力あります。
こいつの正体は誰かという謎が、最後まで物語を牽引していきます。
冒頭で、ショッキングというか爆笑的な場面があって、これがクライマックスにどう繋がるかが楽しみの一つでしょう。

結局、この殺人鬼はメインではありません。
どちらかといえば、リリーを襲う怪現象に比重が傾いています。
それは、原題である『CASSADAGA』が深く関っています。
カサダガと発音するらしいのですが、これは実存する町の名。
超能力者や霊媒師が多数住んでいるらしく、スピリチュアル・タウンとして売り出し中。
面白そうなので、深城寺雪広に調査を依頼。
近日、彼のブログで補足情報を公開予定。

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