本日の映画 『C.H.U.D チャド』
『C.H.U.D チャド』
1996年 アメリカ 監督:DOUGLAS CHEEK 96分
確か、レンタルビデオ初期の時代だったかと記憶しています。
本作はメジャーではないホラー映画ソフト化の始祖的存在で、私のマイナー・ホラー道への登竜門でした。
ジャケ写のクリーチャーが魅力的でしたね。
余談ですが、この頃はビデオソフトが1作品あたり14,800円程度という恐るべき価格。
レンタルも1本1,000円ぐらいしていましたね。
ニューヨーク・マンハッタン。
その地下には、無数のトンネルが通っている。
写真家のジョージは、地下に住むホームレスの写真を撮っていた。
その時に知り合った女性が警察に捕まり、引受人として再会を果たす。
女性の案内で地下の住処を訪れるジョージだが、女性の兄は瀕死の重傷を負っており、やがて不可解な異変が起こる。
一方、警察官であるボッシュも、地下住人の失踪が頻繁に起きているという事実に直面。
上司と衝突しながら、独自の捜査を展開する。
捜査の果てに浮かび上がる真実。
地下住人らは“Cannibalistic Humanoid Underground Dwellers”と称される怪物に変異していたのだ。
CHUDは、人間の肉を求めて地上へと出現。
ニューヨークの町を恐怖に陥れるのだった。
当時の事情を考慮すれば、クリーチャーのデザインは破壊力マグナム。
マニア受け間違いなし。
しかし、ストーリー展開があまりに平凡。
なかなか怪物が出てこない。
人が襲われるシーンが少ない。
怪物が弱い。
スリリングな展開に乏しい。
……と、えらく退屈なのです。
再鑑賞しても、途中でマジ寝した代物です。
ちょっとしたスプラッター感はあり、当時のマニアが喜びそうなポイントが用意されてるだけに、かなり惜しい気がします。
少なくとも、人喰いモンスターを謳うのであれば、そのシーンは必要ですね。
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