本日の映画 『マーシャル・シティー 超人大戦』
『マーシャル・シティー 超人大戦』
2010年 香港 監督:ベニー・チャン
主演のアーロン・クオックは、歌手でもあるんですね。
私は映画で観るのも初めてだったのですが、かなり好感の持てる役者さんです。
本作のキャラにも雰囲気がベストマッチ。
典型的な香港映画ながら、何故か印象に残る作品となりました。
1945年マレーシア。
日本軍による極秘実験が行われ、撤退とともに封印された。
舞台は変わり、現代。
移動サーカスの団員たちは、マレーシアでの興業後、日本軍の遺跡を探索。
そこにお宝があると思っていたが、謎のガスを吸い込んでしまう。
そのガスこそ、旧日本軍の開発した、人間を超人に変える薬品だった。
タイチューとその仲間たちは、副作用に悩むも驚異的なパワーを身につけ、香港に戻って悪事を重ねる。
同様にガスを吸ったサニーだったが、海に落下したことによってタイチューらとは別の変異を遂げていた。
サニーは、ニュースキャスターのエンジェルと出逢い、ある出来事から一躍、時の人となる。
警察や特別捜査官がタイチューらを追うが、彼らのパワーの前では歯が立たない。
やがて、タイチューの標的はエンジェルに。
サニーは彼女を救うべく、タイチューとの闘いを決意する。
エンジェル役にはスー・チー。
落ち目のニュースキャスター役というのが悲しいですが、その魅力は顕在。
ほのかなロマンスは、貫禄充分。
サニー役アーロン・クォックの、人の良さとコミカルさが心地良い。
ヒュッ、ヒュッという決めポーズも様になっています。
アクションシーンは、特別捜査官ウー・ジンにお任せ。
生身の人間ながら、超人に対抗する術にシビれます。
タイチュー兄さんも、良い味出していますよ。
副作用によって髪が抜けた姿は、エガちゃんのごとく。
最終的には変身前の妖怪人間ベムが秘孔を突かれたようになっちゃって、ユー・アー・ショッーク!!
俺の鼓動が速くなっちゃいます。
ラストも練られているので、最期まで楽しめる作品でした。
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