本日の映画 『NINJA』
『NINJA』
2009年 アメリカ 監督:アイザック・フロレンティーン
いつの間に作られていたのか、アメリカ産忍者映画です。
ただし、日本の伊原剛志さんや肘井美佳さんらも出演。
肘井さんといえば、『牙狼』のカオル役が良かったですねぇ。
孤児だったケイシーは、日本の甲賀忍者・宗家に育てられた。
今では、宗家の後継候補にまで成長していた。
しかし、もう一人の候補マサヅカは、これを良しとはしなかった。
ある日、ケイシーとの稽古中にブチ切れ、暴走してしまう。
宗家によって破門を言い渡されたマサヅカは、その身体能力と技を武器に闇の世界の住人となる。
ロシアの石油王を暗殺し、アメリカ・ギャングと対等の立場となっていた。
マサヅカの望みは、宗家に伝わる『鎧櫃』だった。
『鎧櫃』を持つ者が、甲賀忍者の歴史とパワーを掌握する。
マサヅカの野望を知った宗家は、ケイシーと波子らを護衛として、ニューヨークに鎧櫃を送った。
マサヅカは宗家を殺害し、鎧櫃の跡を追う。
一方、ニューヨークに飛んだケイシーにも、鎧櫃を狙うマフィアの手が伸びていた。
はたして、ケイシーたちの運命はいかに!!
すこしばかりアメコミ化した現代忍者譚といった作品。
ケイシー役スコット・アドキンスさんは、なかなかのマッチョぶり。
白人マーシャルアーツ・アクターとしては、技のキレもあります。
ヒロインは、肘井美佳さん。
カオルとは違う魅力を見せています。
けっこう体当たりな演技で、アメリカ人ギャングとハードな闘いを披露。
『もう、止めてくれー』と発するほど、ボコボコです。
しかも、拉致された時の拘束具が怪しく、思わぬ艶っぽさを披露。
忘れてならぬは、マサヅカ役の伊原剛志さん。
悪役ですが、殺陣など主役を喰っています。
忍者プロテクターと暗視装置が、かなりクール!
彼の存在が、本作には必要不可欠となっています。
少々残念なのは、強さがマサヅカ寄りに描かれていること。
やはり、ケイシーに良いところを持たせねば、爽快感は生まれないでしょう。
アメリカン産忍者映画としては、そこそこ納得の作品。
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