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2012年7月

2012年7月29日 (日)

ホラーなゲーム 『KILLING FLOOR』

 『KILLING FLOOR』 ICEBERG INTERACTIVE

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輸入ゲーです。
イギリスがバイオテロリストの脅威にさらされ、プレイヤーは警官やアーミーとなって怪物どもを撃ちまくるFPSです。

オンライン仕様になっており、他者と協力して怪物たちを一掃することが可能。
ただし、私は専らソロ・ゲームで遊びました。

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出現する怪物たちは、マッドな博士によって生み出された奴ら。
ホラー映画『ディセント』の地底人、激太り汚濁男、拘束着を着けられたバンシー、チェーンソーゾンビ、蜘蛛男など、ホラーなデザインが最高です。
ラスボスは、自らバイオウェポン化したマッド・サイエンティスト。

ゲームの目的は、ステージの敵の殲滅。
そのため、ストーリー・モードが無いのが残念。
爽快感は120%ですよ。

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upppiホラー小説コンテスト

upppiホラー小説コンテスト

ネットを利用し、ブログや創作を開始してから1年半が経とうとしています。
ほとんどホラーネタですが、今まで書いてきたものを読み返すと、感慨深いものがありますね。

ブログは日記の代わりのようなもので、読み返すと『こんな事書いたかな』なんて忘れているものもあります。

さて、私の創作は電子小説投稿サイト『パブー』にて公開中ですが、この度upppi(ウッピー)にも投稿を始めました。
upppiは、電子書籍パピレスさんの運営です。

本夏、ホラー小説コンテストを開催しており、私のようなアマチュア作品でも、皆さんに読んでいただけるチャンスだと思っています。

投稿した作品は、読み易さを考えて短編にしました。
ホラー映画では、POVの作品が勢力を伸ばしていますが、これにヒントを得て小説版モキュメンタリーの手法を採ってみました。

タイトルは、『戦慄のジョギング・マン』。
ネットによる都市伝説の伝播をテーマにした内容です。
宜しかったら、ご覧いただければ幸いです。

upppi(ウッピー) URL

http://upppi.com/ug/sc/user/1143/

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2012年7月28日 (土)

本日の映画 『NINJA』

『NINJA』
2009年 アメリカ 監督:アイザック・フロレンティーン

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いつの間に作られていたのか、アメリカ産忍者映画です。
ただし、日本の伊原剛志さんや肘井美佳さんらも出演。
肘井さんといえば、『牙狼』のカオル役が良かったですねぇ。

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孤児だったケイシーは、日本の甲賀忍者・宗家に育てられた。
今では、宗家の後継候補にまで成長していた。
しかし、もう一人の候補マサヅカは、これを良しとはしなかった。
ある日、ケイシーとの稽古中にブチ切れ、暴走してしまう。
宗家によって破門を言い渡されたマサヅカは、その身体能力と技を武器に闇の世界の住人となる。
ロシアの石油王を暗殺し、アメリカ・ギャングと対等の立場となっていた。

マサヅカの望みは、宗家に伝わる『鎧櫃』だった。
『鎧櫃』を持つ者が、甲賀忍者の歴史とパワーを掌握する。
マサヅカの野望を知った宗家は、ケイシーと波子らを護衛として、ニューヨークに鎧櫃を送った。
マサヅカは宗家を殺害し、鎧櫃の跡を追う。
一方、ニューヨークに飛んだケイシーにも、鎧櫃を狙うマフィアの手が伸びていた。
はたして、ケイシーたちの運命はいかに!!

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すこしばかりアメコミ化した現代忍者譚といった作品。
ケイシー役スコット・アドキンスさんは、なかなかのマッチョぶり。
白人マーシャルアーツ・アクターとしては、技のキレもあります。

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ヒロインは、肘井美佳さん。
カオルとは違う魅力を見せています。
けっこう体当たりな演技で、アメリカ人ギャングとハードな闘いを披露。
『もう、止めてくれー』と発するほど、ボコボコです。
しかも、拉致された時の拘束具が怪しく、思わぬ艶っぽさを披露。

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忘れてならぬは、マサヅカ役の伊原剛志さん。
悪役ですが、殺陣など主役を喰っています。
忍者プロテクターと暗視装置が、かなりクール!
彼の存在が、本作には必要不可欠となっています。

少々残念なのは、強さがマサヅカ寄りに描かれていること。
やはり、ケイシーに良いところを持たせねば、爽快感は生まれないでしょう。
アメリカン産忍者映画としては、そこそこ納得の作品。

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2012年7月22日 (日)

本日の映画 『プリースト』

『プリースト』
2011年 アメリカ 監督:スコット・スチュアート 87分

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厳密にいえば、SFホラーアクションというのが正しいかも。
原作は、なんと韓国のコミックです。
本作の予告を海外で見て、楽しみにしていたのですが、リリースされてから鑑賞までに時間が空いてしまいました。

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太古から人類とヴァンパイアの闘いは続いていた。
しかし、人類に究極の兵器『プリースト』が誕生し、ヴァンパイアは一部の地域に幽閉された。それと共にプリーストも必要のない存在となり、隠棲を余儀なくされた。

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争いがなくなり、人類は教会に管理された生活を送っていたが、辺境の地に住む一家が何者かに襲撃される。
地域を管理する保安官は、さらわれた娘を探すため、プリーストの元を訪れた。
娘は、プリーストの家族だったのだ。
プリーストは教会に承諾を得ようとするが、これは受け入れられなかった。
自ら破門の道を選び、保安官と共に捜索を開始するプリースト。
彼らは、事態に巨大な陰謀が渦巻いていたことを知る。

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ヴァンパイアものですが、ヴァンパイアはほとんどクリーチャー化。
近未来SFとしての世界観が、文句無しに表現されています。
風景や小道具にも、こだわりが見られますね。
特にバイクの運転シーンが格好良く、ニトロ・ブースターに痺れます。
いわゆる孤独なハンターものですが、西部劇の要素も感じとることができます。
西部劇とヴァンパイアというと、ジョン・カーペンターの『ヴァンパイア 最期の聖戦』が頭に浮かびますが、雰囲気は違いますね。

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ホラー要素は後退。
ネタも、これまでのヴァンパイア映画と大きく区別できるものはありません。
私的にはかなり好きな作品ですが、世間的評価は芳しくないようです。
うーん、残念。
是非とも続編希望ですがsad

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本日の映画 『マーシャル・シティー 超人大戦』

『マーシャル・シティー 超人大戦』
2010年 香港 監督:ベニー・チャン

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主演のアーロン・クオックは、歌手でもあるんですね。
私は映画で観るのも初めてだったのですが、かなり好感の持てる役者さんです。
本作のキャラにも雰囲気がベストマッチ。
典型的な香港映画ながら、何故か印象に残る作品となりました。

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1945年マレーシア。
日本軍による極秘実験が行われ、撤退とともに封印された。

舞台は変わり、現代。
移動サーカスの団員たちは、マレーシアでの興業後、日本軍の遺跡を探索。
そこにお宝があると思っていたが、謎のガスを吸い込んでしまう。
そのガスこそ、旧日本軍の開発した、人間を超人に変える薬品だった。
タイチューとその仲間たちは、副作用に悩むも驚異的なパワーを身につけ、香港に戻って悪事を重ねる。

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同様にガスを吸ったサニーだったが、海に落下したことによってタイチューらとは別の変異を遂げていた。
サニーは、ニュースキャスターのエンジェルと出逢い、ある出来事から一躍、時の人となる。
警察や特別捜査官がタイチューらを追うが、彼らのパワーの前では歯が立たない。
やがて、タイチューの標的はエンジェルに。
サニーは彼女を救うべく、タイチューとの闘いを決意する。

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エンジェル役にはスー・チー。
落ち目のニュースキャスター役というのが悲しいですが、その魅力は顕在。
ほのかなロマンスは、貫禄充分。
サニー役アーロン・クォックの、人の良さとコミカルさが心地良い。
ヒュッ、ヒュッという決めポーズも様になっています。

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アクションシーンは、特別捜査官ウー・ジンにお任せ。
生身の人間ながら、超人に対抗する術にシビれます。
タイチュー兄さんも、良い味出していますよ。
副作用によって髪が抜けた姿は、エガちゃんのごとく。
最終的には変身前の妖怪人間ベムが秘孔を突かれたようになっちゃって、ユー・アー・ショッーク!!
俺の鼓動が速くなっちゃいます。

ラストも練られているので、最期まで楽しめる作品でした。

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2012年7月21日 (土)

本日の映画 『狐怪談』

『狐怪談』
2003年 韓国 監督:ユン・ジェヨン 100分

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韓国美少女ホラーと形容される本作。
メインとなるソン・ジヒョ、パク・ハンビョルの2名が、良い雰囲気を持っています。
しかも女流監督さんなので、オリジナルな演出がありますね。
少女ホラーコミック的という表現が妥当でしょうか?

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ソヒとジンソンは、互いにバレエ部に所属する親友同士だった。
ところが、ロシア留学のかかったコンテストが実施されることになり、ジンソンは密かにライバル心を燃やす。
実力は、ソヒの方が誰の目からみても上だった。

ソヒを慕うヘジュから、偶然に願いを叶えることができる方法を聞いたジンソンは、それを実践する。
その方法とは、学生寮にある28段の階段を願いを込めて上り、29段目が現れれば狐に願い事を頼めるというものだった。
ジンソンは、コンテストの出場を願ったのだ。

結局、学校代表は一旦ソヒに決まるものの、彼女はジンソンとのやり取りで大怪我をしてしまう。
狐が願いを叶えたのか、それとも単なる事故なのか。

代わりに出場したジンソンは見事に優勝を果たすが、回復の見込みが立たないソヒは絶望から自殺してしまう。
そして、ソヒを忘れられないヘジュは、彼女の復活を願って階段に願いを込めるのだが……。

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女子高を舞台にした、まさに『怪談』という言葉が相応しい雰囲気。
貞子ライクな表現もありますが、恐怖画は期待しない方が良いでしょう。
どちらかといえば、女優さんたちの表情などに注目です。

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親友だった二人に生じる心理的変化を丁寧に描き、ヘジュというサブ・キャラが予想以上に重要な役を担っています。
最初のヘジュは違和感ありありなのですが、これは特殊メイクで太らせているからでした。
変なキャラだと思っていたのですが、素顔はメイン2名に負けていないと思います。

女子高生の友情と愛憎劇を、物哀しいトーンで描いた作品。
男性とは異なった目線が、新鮮に感じました。

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2012年7月18日 (水)

本日クリア 『ALIEN BREED IMPACT』

『ALIEN BREED IMPACT』 TEAM17社

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エイリアンモノは、ついつい惹かれてしまいます。
本作は、Xbox版もあるようですが、PCの輸入版でプレイ。
PC版の『ALIEN BREED TRILOGY』は、シリーズ1~3がパックになったお得セット。
今回は、シリーズ1 IMPACTをクリア。

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洋ゲーの場合、フリーズすることも度々。
こまめなSAVEが、必要不可欠です。

本作は、主人公コンラッドを操ってエイリアンの巣窟と化した巨大宇宙船レオパルド内を探索。
火災を止めたり、様々なシステムを復元させていきます。
当然、エイリアンの襲撃がありますが、床や壁をぶち破って出現したり、銃の効かない巨大エイリアンが出現することも。
いくつかの武器を操り、時にグレードアップさせながら最期にボス・キャラと対決。
ボス・キャラは、映画『モンゴリアン・デス・ワーム』に出てきたヤツとクリソツ。

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2012年7月17日 (火)

本日の映画 『NIGHT OF THE DEMONS』

『NIGHT OF THE DEMONS』
1987年 アメリカ 監督:ケビン・テニー 90分

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前回紹介の、『ファイナル・デッド・パーティー』のオリジナルです。
本作は、『2』『3』まで続編が製作されたようですが、残念ながら未鑑賞。
DVDのモンスター・デザインは大いに興味を惹かれるのですが……。

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ハロウィンの夜。
若者たちは、いわくつきの館に侵入し、パーティーを開催。
途中で面白半分に降霊の儀式を始める。
その儀式によって、邪悪な存在が若者たちに憑依し、仲間の命を狙う。
異変はジュディの恋人ジェイクにまで生じ、彼女は屋敷からの脱出を試みるが……。

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典型的な80年代ホラーで、ストーリーの面白さはありません。
それを補うのは、当時としては秀逸に思えるモンスターたち。
指で両目潰しなど、スプラッター・シーンも盛り込んでいます。
『死霊のはらわた』の影響が強く感じ取れますね。

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巨大ディーモンも出現!!

モンスターとヒロインの追っかけっこがメインの為、緊張感は薄め。
当時のスクリーミング・クイーン、リネア・クイグリーの出演もウリの一つ。
ただ、私的な注目は、ヒロイン・ジュディ役キャシー・パドウェル。
職人芸的スクリーミングを披露しています。
もっとホラーに出ていれば、きっとクイーンの称号を得たことでしょう。
残念ながら、その後はテレビの仕事が多いようです。

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スクリーミングが素晴らしいキャシー・パドウェル

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驚きの表情がエクセレント!!

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本日の映画 『ファイナル・デッド・パーティー』

『ファイナル・デッド・パーティー』
2009年 アメリカ 監督:アダム・ギーラッシュ 93分

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『ファイナル~』の冠がつけられた邦題ですが、原題は『NIGHT OF THE DEMONS』。
まったく関連のない?作品です。
実はこの原題、他にも幾つか同名の作品があって、不思議に思っていたのですが……。

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1925年プルサードの館で招待客が消失するという事件が起きた。
85年後、アンジェラは、この屋敷でハロウィン・パーティーを企画。
売上も上々で、多数の客が集う。
盛り上がりを見せたパーティーだったが、警察の介入によりお開きに。
アンジェラはじめ残された数人は、屋敷の中を探索。
地下に7体の死体を発見する。
あることがきっかけで、アンジェラに悪霊が憑依し、一人また一人と命を奪っていく。
生き残ったマディらは過去の事件を紐解いていくが、悪霊の恐るべき目的を知ることになるのだった。

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実は、本作は1987年に製作された原題同名のリメイクバージョン。
オリジナルは、監督ケビン・テニー。
彼は、本作でプロデューサーに名前を連ねています。
元が80年代ホラーなので、本作にもその影響が強く出ていますし、『死霊のはらわた』を始めとするオマージュが数多く含まれています。

特筆すべきは、悪霊たちの特殊メイク。
こてこてのアメリカン・デザインが、見事に炸裂。
これを観るだけでも、価値は十分でしょう。

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加えて、セクシー&コメディも付け足し。
オリジナル比数倍の派手さが演出されました。
すっかりB級ホラーのヘタレ役代表となったエドワード・ファーロングもヤクの売人として出演。ヒロインの元カレ役でもあります。
本人とリンクするような自虐ネタを惜しみなく披露し、今では私的好感度急上昇中。
『ターミネーター2』の面影が、すっかり消失していますぞ。
スプラッター描写もなかなかに、リメイクとしては成功といえるでしょう。

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スイーツを求めて

今年に入って、近所にあったケーキ屋が移転してしまった。
個人経営の小さい店だったが、ケーキに独創性があり、味も気に入っていただけに、非常に残念だ。

それ以来、ケーキを食す機会が激減。
何回食べても飽きない店とは、そうあるものではない。

今回、先日に誕生日を迎えたこともあって、新しい店を開拓しようと決意。
買い溜めたスイーツ特集の雑誌を読み返し、アクセスも考慮して店を決定。
その店が、京橋にある『イデミ・スギノ』さんだ。
ネットの下調べでは、かなりの高評価。
イートイン可能。
店内禁煙。
持ち帰りの場合、その猶予は1時間まで。
この徹底ぶりに、期待せずにはいられない。

運命の日は、3連休初日。
炎天下で待つのはご勘弁と、11時過ぎに店に到着。
京橋といっても、ほとんど人のいない通り沿いに位置していた。
何人か並んでいるかと思ったが、店外に行列はない。これは拍子抜け。
ただし、店内はほどほどに混んでいて、イートインは先客が2,3組お待ちの状態。

先にケーキを選択し、イートインである旨を告げると、順番になったら席に通してくれるシステム。
ヘタレな自分は、ケーキ選択に焦り、これ以上はないという視線走査でブツを把握した。
価格帯は税込630円が大半らしい。
予想よりは高くなく、安堵のため息をつく。
並んだケーキは、外見からして食欲をそそり、美的感覚に吐息を投げかける。

試してみたいもの多数だったが、とりあえずツレと併せて三個を選択した。
聞いたこともない名前が多数で、メモを取らねば一切は記憶の彼方に。
写真撮影ダメなので、すっかり油断してしまったなあ。

その後、ケーキ達は奥の部屋に一旦退出。
座席につき、オーダーしたドリンクと共に再会するのだった。

あまりの暑さのため、ドリンクはアイス・コーヒー。
これが、自分史上No.1の美味さ。ビター加減が絶妙で、ケーキとのマリアッジを考慮して最適のパートナーに育成されているよう。

頼んだケーキ三品は、どれも想像以上。
期待値高かったのに、それにしっかり応えてくれました。
写真掲載できないのが残念。

その中でも際立ったのは、マンゴーとパイナップルを使ったフルーツ系。
フルーツ自体の素材が濃厚で、これまた自分のフルーツ史上記録を更新。
勿論、ケーキとしての全体的完成度も文句ありません。
私的にはケーキ上のフルーツは苦手だったので、この発見は嬉しい限り。

店内は、音楽も流れず、静寂かつ気品を感じさせる空間。
軽く緊張感を保ち、ケーキの皿も汚すまいと、今までにない注意を払って食したのでした。
『至福を感じる』という表現がピッタリの、お店です。
ホラーにまみれた怪奇伯爵は、全く不釣り合いな場ですがcoldsweats01

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2012年7月15日 (日)

本日の映画 『デビルズ・レジェンド』

『デビルズ・レジェンド』
2005年 スペイン 監督:ブライアン・ユズナ

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原作は原題『BENEATH STILL WATERS』と同名の小説。
監督は『死霊のしたたり』のブライアン・ユズナ。
そしてスペイン産ということで、ありきたりな邦題ながら鑑賞意欲をそそられました。

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1965年、スペイン北部のマリンエバートの町。
ダム建設によって水没直前の町に、二人の子供が侵入し、一人は命を落とした。

舞台は変わって40年後。
水の楽園としてダム付近に位置する町デバリア。
クララは友人と水遊びをするも、死んだ祖父の幻覚に悩まされていた。
そして、友人が不可解な死を遂げる。
町は、不穏な空気に包まれた。
クララの前に現われる謎の男。
その男こそ、過去にマリンエバートを黒魔術で支配しようとしたサラスだった。
サラスは、40年前に死んだ少年によって封印を解かれていたのだ。
かつて自分を封印した男の孫がクララであると知っているサラスは、執拗にクララを追う。
クララの運命はいかに?

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ストーリーは、オカルト系。
アレイスター・クローリーの名前も出る黒魔術を題材にしています。
サラスは死神博士然のルックスですが、他にクリーチャーが登場。
なかなかデモニックなデザインで、私的にはツボにピッタリ。
冒頭で、少年が上顎と下顎に手を突っ込まれ、頭部断裂という酷さを表現。
その後も、笑いながら自分の手足を切り刻む警官など、オリジナルティに溢れています。

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CGながらも湖底に沈む町の描写が心地良く、クライマックスの町民乱交などユズナ節もしっかり。
驚愕?のラストシーンは、間違いなくマニア受けの逸品。
クララ演じるシャーロット・ソルト嬢の魅力(スクール水着あり)も、高ポイントゲット!!

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2012年7月12日 (木)

本日の映画 『ハゲタカゾンビ』

『ハゲタカゾンビ』
2007年 アメリカ 監督:ロバート・カーツマン

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変テコな邦題ですが、そのまんまの内容だからしょうがない。
ゾンビの亜流で、クセのある作品です。
グロなゾンビが好きheart01
そういう貴方にチェキナッsign03

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人里離れた屋敷で、レイジウイルスの研究を重なるマッドな科学者ワシリエンコ。
ある理由から資本主義に恨みを持ち、自らの研究のためには多少の犠牲も顧みない人物だった。
ある日、実験中にアクシデントが起き、被験者が脱走。
彼はウイルスによって怪物と化していたが、途中で命尽きてしまう。
その死体はハゲタカに啄ばまれ、そのハゲタカにも恐るべき変化が現れた。
やがて、ウイルスによって凶暴化したモンスターが人間を襲う地獄絵図が展開。
どうにか難を逃れたジョシュ達の前に現われたのは、あのワシリエンコ博士の屋敷だった。
そこで彼らは、レイジ・ウイルスの正体を知るが……。

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ゾンビ物ですが、オリジナル性を付け足してあります。
特殊メイクの出来も良く、ゴアな描写が魅力ですね。
なかなかブラックなペッパー風味で、幼い姉弟がハゲタカ・ゾンビに襲われた姿なぞは嫌悪感120%。駄目な人には、それこそ怒り(レイジ)のシーンでしょう。
巨大ヒルなんかも出てきて、良いツボを押してくれます。
特にアメリカン・ホラー好きのツボを完全掌握されているようで、後半に出てくる博士の館内描写は文句のつけどころがありません。

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残念なのは、主役となるべき若者グループ。
人物的魅力がなく、感情移入しづらい。
ドラッグやって、快楽に耽っていた若者ですから、カリスマの欠片もありませんねぇ。
ゾンビ博覧会的ノリで鑑賞していただくのがベストかも。

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2012年7月 1日 (日)

本日の映画 『ザ・マッドネス 狂乱の森』

『ザ・マッドネス 狂乱の森』
2010年 イスラエル 監督:ナヴォット・パプシャド&アハロン・ケシャレス 94分

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製作国に注目です。
イスラエルとは、本ブログでも初めてですねー。
イスラエルと聞いて思い出すのは、ドモホルンリンクルの工場があることぐらい。
まだまだ勉強不足ですが、本作を観て興味を持ちました。

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ストーリーは、いくつかのグループが森で遭遇する事件を分解して再構築した形式(一種のオムニバス)になっています。
穴に落ちた妹を救おうとする男。
テニスの試合に向かう若い男女。
悪徳セクハラ警官と、妻とのトラブルに悩むその相棒。
異常犯罪者。
森林保護官。
これらの登場人物が同日に森に入り、それぞれが不測の事件へと巻き込まれていきます。

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なかなかバイオレントな描写もあり、何でこんなことになってしまったのかという不条理さが、本作のテーマなのかもしれません。
独特な雰囲気と不測の展開に興味は持続。
今後のイスラエル作品にも注目したいですね。

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本日の映画 『ゾンビ・クロニクル』

『ゾンビ・クロニクル』
2011年 イギリス 監督:マイケル・バートレット&ケヴィン・ゲイツ 93分

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英国産ゾンビ題材のPOV作品です。
POVは、リアリティを演出しますが、ときには画像のブレが気になります。
本作は、さほどその心配はありません。

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本作は、東イングランド第4部隊の従軍カメラマン・ニックが記録したフィルムと設定されている。
その為か、画像のブレ等のカメラ技術的不快感は軽減。
ハートフォードシャー基地から脱出したグループが、オランダ行きの船があるという東海岸のホープ基地まで移動する様子が映し出される。
ゾンビが蔓延した世界観を描写する、ロードムービー的要素が強い作品。

冒頭のホームビデオに違和感(子供の危機を感じて移動しているにも関わらず撮影を止めない母親)があり、軽い失望を覚えます。
ただ、それ以降は持ち直し。
従軍カメラマンという設定は、なかなか良いアイデアですね。
夜の墓場を徘徊するゾンビなど、旧来のゾンビ魅力を描きだします。

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マンネリを打破するために、人間の倫理観の暴走なども描いていますが、これは意見の分かれるところ。
ウエイトのかけ具合で、ゾンビより怖い人間という図式を浮き彫りにします。
私的には、人間性の怖さよりファンタジックな怖さが好みなので、これをやられてしまうと残念でなりません。

ゾンビものとして新しいアイデアはなく、元祖ロメロの世界をベースにしているように思えます。
オリジナルティに欠け、アメリカ産の派手さもないので、世間的評価はあまり高くないようですね。
ただ、ゾンビ蔓延の世界を丁寧に描写していること、および今さらながらロメロ・ゾンビイズムを追っていることは私的には好感が持てます。
ラストの隊長の表情が、良い余韻を残してくれました。

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