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2012年6月 5日 (火)

本日の映画 『人形霊』

『人形霊』
2004年 韓国 監督:チョン・ヨンギ 89分

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韓国ホラーですが、正直ジャケットに怖さを感じられず、スルーしておりました。
遅まきながら、ようやくここ1、2年で韓流ホラーに目覚めたのです。
その遅れを取り戻すべく、鑑賞したのですが……。

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人里離れた美術館を訪れるパク・へミ。
他に写真家や小説家など計5人の人間が集った。
幻想的で、どことなく不気味さ漂う人形たち。
ヘミらは、新たな人形のモデルに応募したのだった。

一行を迎えたのは、館長と人形師。
ヘミらは其々に部屋を与えられ、2日間の滞在中に人形師が創作をすることになっていた。
しかし、滞在後まもなく事件が発生。
モデルの一人が何かに脅え、パニック状態となる。

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一方、ヘミの前に現われる謎の美少女。
彼女はヘミを良く知っているようだったが、ヘミにその記憶がない。
ようやくヘミが記憶を取り戻した時、館では既に惨劇が始まっていた。

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本作で感心させられたことが2つ。
まずは、キャスティングの妙。
作品の雰囲気にピッタリの俳優さん。
特に人形師の女性と、常に人形を持っている陰鬱な女流小説家。
素晴らしい雰囲気です。
注目してほしいのは表情。
怒りや恐怖の表現に、全力を尽くしています。
可愛いけれど色気を感じさせないミナも、本作の底上げに欠かせない存在です。

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もうひとつ、作品を盛り上げるのは小道具。
人形の雰囲気が見事というしかありません。
舞台となる美術館の外観とマッチし、韓洋折衷と言う独特の空気を作り上げました。
これに車椅子の女人形師や地下に幽閉される謎の男といったキャラを加え、なんともいえぬミステリアスさを加味しています。

派手さがないため、画面上の恐怖を求める方には物足りないかもしれません。
ただ、私的にはかなり好感の持てる作品で、こういう雰囲気はなかなか他では味わえないでしょう。

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