本日の映画 『エル・ゾンビ 死霊騎士団の誕生』
『エル・ゾンビ 死霊騎士団の誕生』
1971年 スペイン 監督:アマンド・デ・オッソリオ

スパニッシュ・ホラーの金字塔として、カルトな人気を博したブラインド・デッド・シリーズの1作目。
ホラーマニアとしては、チェック必至の作品ですね。
なかなか鑑賞できませんでしたが、ようやく果たすことができました。
ベティは、ヴァージニアとホテルのプールで偶然の再会を果たす。
寄宿舎でルームメイトだった二人は、秘密の関係を持っていた。
ヴァージニアの友人ロジャーの提案で、三人は週末を田舎で過ごすことに。
距離を縮めるベティとロジャーに嫉妬を覚え、ヴァージニアは列車を飛び降りてしまう。

ヴァージニアが家に戻っていないことを知った二人は、列車から遠目に見えた村を訪れる。
そこは中世の廃墟ベルサノ。
かつて悪魔崇拝の騎士団が存在した地であった。
やがて、二人はヴァージニアが惨殺されたことを知る。
しかし、それは怖ろしい事件の始まりに過ぎなかった。
何故、エル・ゾンビがブラインド・デッドと呼ばれているか、知りませんでした。
本作を観て、納得。その理由がきちんと描かれています。
いわゆるゾンビですが、ロメロのゾンビとは全く異なりますね。
造形も、朽ち果てた感が強く、ミイラに近い状態。
動きは、超がつくほどスローモー。
一般の方は『さっさと逃げればいいじゃん。アハハハ』なんて嘲笑するレベルですが、このジワリ感を肯定するのがマニアの務め。
そして、ひとたび馬に跨れば、その動きは生者のごとくハツラツとなる。
当り前か……![]()
処女を磔にして、剣で何度も斬りつけ。
傷口から流れ出る行き血をすする騎士団の描写は、当時ではかなりインパクトあったでしょう。恐怖とともに漂うエロチシズムに、スパニッシュ親父は痺れたに違いありません。
もっとも感心したのは、ラストです。
予想外の発展を見せ、なんとも後味の悪い余韻を残す。
旧いホラーの醍醐味が凝縮されていますねぇ。
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