本日の映画 『FORCE of FIVE』
『FORCE of FIVE』
2009年 タイ 監督:KRJDSANAPONG RADCHATA 73分
この作品の存在を全く知らなかったのですが、鑑賞してビックリ!!
ジャケット中央の人物が主役かと思いきや、なんと悪役ではありませんか!!!!
それでは、主役は一体……。
一応、『マッハ!!!!!!!』シリーズと同じプロデューサーの製作作品。
レック先生は、有名なムエタイ・ジムの先生。
大人の選手のみならず、子供たちにもレッスンを施していた。
ウートとウンの兄弟は、レック先生の甥で、共にジムに預けられた身。
小さなウンは心臓を患っていたが、皆のマスコット的存在だった。
しかし、ウンの容態は良くならず、ある事件をきっかけに入院してしまう。
助かる手立ては、もはや心臓移植しかない。
幸いその目処がつき、移植される心臓の到着を待つのみ。
ところが、心臓のあるサイアム国際病院にテロリストが立てこもってしまう。
4時間以内に移植しなければ、ウンの命は危ない。
ウートはじめ4名の子供たちは、サイアム病院へと向かう。
銃を持つテロリストたちに、素手で立ち向かう小さな勇者たち。
果たして、ウンは助かるのか!?
要するに、子供が主人公なんですね。
子供が5人出てきますが、実際に本格的アクションを披露するのは男女2人。
かなり難易度高い技を披露します。
特に女の子のキャット役Sasia Jindamaneeちゃんは、他の作品でも見たような?
シャイニング・ウィザード娘の名が相応しいほど、飛び膝蹴りを披露。
もちろん、男の子ウート役のNuntaut Boonrubsub君の頑張りも賞賛に値します。
凄まじい子役ですよ、ほんと。
肝心のストーリーは、大した筋ではありませんが、移植される心臓を必死に守るウートにハラハラ、テロリストに怒りのドラゴン・ファイヤーと、感情移入度高し。
ラスボスとの子役二人の怒涛コンビネーションは必見。
必殺ダブル・二ー・クラックシュートも炸裂し、子供対大人でも十分楽しめます。
そして、全く予想外のラスオチ。
あれ、オレ、泣いている!?
こんな子供活劇ごときで、泣くってどーよ。
マジ泣きは『ザ・タイガーキッド 旅立ちの鉄拳』以来です。
一人で鑑賞して良かった。
多分、本作で涙を流す人間など、日本に二人ぐらいしかいないでしょう。きっと。
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