本日の映画 『ベスト・オブ・ザ・ベスト』
『ベスト・オブ・ザ・ベスト』
1989年 アメリカ 監督:BOB RADLER 主演:フィリップ・リー
私にとって、レンタルビデオ時代に繰り返し鑑賞した懐かしい作品です。
フィリップ・リーの動きに惹かれましたが、あれはテコンドーの動きですね。
当時は、そんなことも理解せずに観ていたんだなあ。
あらためて観返すと、新たな発見が……。
米国と韓国の代表者5名が闘うマーシャル・アーツチーム対抗戦。
米国の代表に選ばれたトミー、アレックス、ソニー、トラビス、バージルは、クーゾコーチの元でトレーニングを積む。
其々の想いを胸に準備を進める米国チームだったが、主力のトミーとアレックスに大きな憂いが発生する。
過酷な条件下で修業する韓国チーム。
果たして、米国チームは勝利を収めることができるのか。
ネタばれしないように書くと、なんでもないストーリーですね。
ただ、格闘技を齧った人は、想うところがあるはず。
本作、プロデュースや脚本、そしてトミー・リー役と完全にフィリップ・リーの映画と呼べるのですが、おそらく知名度の問題があったと思われます。
そのために、アレックスの描写がほぼ主役に近くなっているんですね。
アレックスを演じたのは、エリック・ロバーツ。あのジュリア・ロバーツの兄貴ですよ、みなさん。
エリックはいろいろなB級アクションに顔を出していますが、スタローンの『エクスペンタブルズ』で観た時は嬉しかったですね。
そのエリックが、奇妙な構えをして闘うところがポイントの一つ。
あれは何の構えだ?と20年ぐらい考えていたら、ひょっとしてベストキッドの鶴ではないかと疑い始めました。真相はいかに?
さて、エリックの見せ場はもう一つ。
肩を脱臼して、トミーにはめてもらうシーン。痛さが伝わる熱演なので、要チェック。
あとは、トミーの脚技と、ラストの計測不能なバックスピンキックを放つかどうかで悩むところ。
『ノー、トミー。ノー』このセリフが、いつまでも耳に残ります。
マニア眼なら、フランク・クーゾコーチ役の、ジェームズ・アール・ジョーンズの演技も大きなポイントです。
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