本日の映画 『MANEATER マンイーター』
『MANEATER マンイーター』
2008年 アメリカ 監督:マイケル・エマニュエル 91分
輸入DVDの予告篇に本作が入っており、存在を知った作品です。
予告篇やジャケ裏などから想像すると、クリーチャー型で多少のグロさありと判断したのですが、その真相やいかに……。
ハリーは田舎の小さな町の保安官。
赴任する前は、FBIの心理分析官だった。
妻の失踪により、今は17歳の娘と二人暮らしを余儀なくされている。
突然舞い込んできた2人のハイカーの失踪事件。
ハリーらは懸命の捜索を行うも、行方は依然不明だった。
おびただしい血痕が残っていることから熊による被害とも見られたが、ハリーの分析は別の存在を感じ取っていた。
一方、ハリーの娘は、最近越してきたトッドに魅力を感じていた。
父親の締め付けに嫌気が差し、トッドとの関係を深めていく娘。
そのような中、娘の友人ケイトまでが失踪。
やがてハリーは、その原因を突き止めるのだが……。
ジャケ裏に書かれているのでネタバレにはならないと思いますが、ウィンディゴという単語が出てきます。私はウェンディゴだと思っていたのですが、多分同じ存在かと思われます。
B級ホラー好きの方なら知っていると思いますが、UMA的伝説の怪物として有名ですね。
ただ、本作はこれを実体のない霊体として扱っています。
これが人の内部に巣食い、強い感情によって人食いクリーチャーに変身します。
このあたり狼男的展開で、なんか色々な映画のコンセプトをごちゃまぜにした設定に思えます。
主人公ハリー役は、横顔が蟹江敬三さんっぽいDEAN CAIN。
ボーイフレンドにのめり込む娘を心配したり、消えた妻を想ったりとかなり難しい役所ですが、私的には好感を持ちました。
チープ感が漂う作品ですが、女優陣はなかなかの美形と見受けました。
何とも不思議なキャスティングです。
一般の方が本作のクリーチャー見たら鼻で笑ってしまうチープさですが、私的にはデザイン的にフェイバリットな出来。
アイアン・メイデンのアルバム・ジャケットに出てくるエディみたいです。
これぞアメリカン・ホラーって、褒めすぎですかね。
私的には愛すべき作品。
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