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2011年11月27日 (日)

本日の映画 『閙鬼 ゴーストゲーム』

『閙鬼 ゴーストゲーム』
2006年 タイ 監督:Sarawut Wichiensarn 105分

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台湾のDVD屋で物色して見つけました。
ジャケの雰囲気が抜群で、自ずと高まる期待感。
ジャケだけなら、キング級の怪奇さを醸し出しています。
さて、気になるその内容は……?

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1986年タイ。
分離派のComrade Jiumは、独立運動の際に大虐殺を行った。
罪の無い人々が葬られ、その舞台となった刑務所はその後に記念館となったが、間もなく閉鎖。
以降、一度テレビ・クルーが取材に訪れたものの、彼らは消息を経つ。
現場に残されたビデオ・テープには不可解な映像が残されていた。

時は移り2005年。
この忌まわしい施設を、テレビ局がゲーム番組の舞台として目をつけた。
その内容は、ディレクターの指示に従い、恐怖に耐えた者が勝者となる。
勝者には、多額の賞金が与えられるのだった。

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今回も、それぞれの動機を胸に、11名の男女が参加。
その中には前回の勝利者ダオや参加者ユースの姿も。
かくして、ゲームは開始されるも、スタッフが用意したトリックに混じって本物の怪奇現象が参加者を襲う。
恐怖に耐えられない参加者は、一名また一名と脱落していく。
そのような中、参加者は記念館に隠された忌まわしき過去の秘密を知るようになる。

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今まで観てきたタイ・ホラーは、ラストまでに二転三転の展開があって、それが魅力の一つでした。
そういう意味では、本作はストレートな作り。
というよりか、あまりヒネリがありません。
幽霊描写もイマイチでしたし、人も簡単には死にません。
まあ、基盤はテレビ番組の放送ですから、人が死んでしまっては即刻中止なわけで、ある意味リアリティは重視されています。

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その分、恐怖感は削減。
ただ幽霊が出てくるだけでは、厳しいですね。
過去の大量虐殺もあまり活かしきれておりませんし。
伏線と思えた女性の幽霊も中途半端だし、ラストも消化不良。

唯一、幽霊の見えない力によって自分の左手を潰し、さらに……の描写がチョイ怖。
あとは、光浦さんっぽい人がいたり、ファットな娘が偉そうに能書き垂れてピクッときたりと、登場人物を多少楽しめる程度。
題材は良かっただけに、多くの可能性が感じられたのですが……。
ラストに、ゲーム参加者の開始前のコメントが出てくるのですが、これが妙な余韻を引き出します。

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