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2011年9月19日 (月)

本日の映画 『ブラッド・ピーセス』

『ブラッド・ピーセス』
1982年 スペイン 監督:JUAN PIQUER SIMON

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ホラー本などで度々取り上げられ、その存在を知ってはいたものの、なかなか鑑賞の機会に恵まれなかった作品。
ようやく、鑑賞の運びとなりました。

本作では超血みどろな有名シーンがあり、強烈なスプラッター臭を感じていたので、鑑賞前は珍しく緊張気味な私。
はてさて、その感想はいかに?




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1942年ボストン。
ある一軒家で事件が起きる。
ジグソーパズルに夢中になるティミー少年。
もうすぐ、パズルは完成だ。
そこへやってきた母親。パズルを見るなり大噴火。
『んまあっ、なんと破廉恥な!!』
そう、パズルの絵柄は女性のヌードだった。

息子に張り手し、暴言を吐く母親。
今度、見かけたら、あんたを殺してやるわ。
それを聞いたティミー。淡々と母親を惨殺。
その後、血にまみれながら、再びパズルに興ずる。

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そして、40年後の、とある大学。
あることがきっかけで、成長したティミーに再び殺意の風が吹く。
『ママ、ママ……。どこに行ったの?』
お前が殺したんだよっ、というツッコミを無視し、ティミーによる連続殺人が繰り返される。
必死の捜索を試みる警察。
それをかいくぐり、新たな犠牲者を求めるティミー。
警察は、彼を止めることができるのか?

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成長したティミーは誰かという犯人探しをベースに、当時はかなり過激だったスプラッター描写が特徴のスラッシャー系作品。
クリストファー・ジョージ演じる警部に味があり、容疑者として浮かぶ人物像も個性豊か。
犠牲者となる女優陣もなかなかの美形揃いで、少なくともヘタレ映画の様相は呈していません。

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やはりウリとなる残酷シーン。
さすがに、現代においてはインパクトが少ないものの、当時を偲べば過激さは最高レベル。
意外だったのは、単純にグロさを狙ったものではなかったということ。
見せ方等にもこだわりがあり、『13日の金曜日』あたりの風情があります。
ウォーター・ベッド上での殺害や、やはりトイレでの胴体真っ二つなど、職人芸的シーンの魅力を堪能あれ。

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もちろん、欠点もあります。
たとえば、大学生を自分の手先の如く協力させる警部。
テニスの有名選手が、囮捜査で大学に潜入。
あまりに唐突に出現するカンフー使い。
そして、ラストの”むんず”シーン。
あえて、くだらねえ余韻を残した意図は計り知れず。

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