« 本日の映画 『未来警察』 | トップページ | 本日の映画 『バー二ング』 »

2011年9月25日 (日)

本日の映画 『キング・オブ・キックボクサー』

『キング・オブ・キックボクサー』
1991年 香港 監督:ルーカス・ロウ

016


製作は、呉思遠。ジャッキー・チェンの『酔拳』などを作った人といえば、分かりやすいかな。
ジャン・クロード・バンダム主演『キック・ボクサー』のヒットを受けて、二匹目のドジョウを狙った作品らしいです。
とはいっても、私的にはこちらの方が強烈にインパクトを残した訳で、我が心の格闘映画ベスト10にはランクする位置づけ。

主役にはローレン・アベドン。
いくつかのB級アクションに出演していますが、かなり小粒な作品ばかり。
当時のレベルでは、そんなに悪くないと思ったのですが、不発でしたね。

Photo_7


物語は、1981年バンコクからスタート。
アベドン演ずるジェイクの兄が、キックボクシングのチャンピオンとなる。
しかし、帰途についた二人を、悪役カーンが襲撃。
カーンの必殺技、三連キックが炸裂し、兄は殺されてしまう。

舞台は1991年に移る。
ジェイクは、NYで刑事の職に就いていた。
マーシャル・アーツを身につけ、無鉄砲で暴力的な刑事となったジェイク。
上司の叱責も何のそのの毎日。
そこへ、『殺人フィルム』の捜査が舞い込む。
そのフィルムとは、格闘家が闘い、殺されるまでを描いたトンデモない内容だった。
そして、そこに映っていたのは、まぎれもないカーン。
兄の恨みを果たすべく、ジェイクはバンコクへと渡る。

バンコクに渡ったジェイクは、自分の実力がカーンに及ばないことを知ります。
そこで、かつてカーンを追い詰めたことのある格闘家プランのもとで修業。
このあたりは、往年の香港カンフーパターンまんまですね。
練習方法もオリジナルティがあって、楽しめます。
しっかり、カーンの必殺技対策も盛り込んでいます。
しかし、ビックリするのは、師匠となるプランことキース・クック。
最初、チンパンジーと共に暮らしていて、単なる酔っ払いの姿を晒すのですが、主人公のピンチに突然覚醒。
驚愕の足技を披露し、完全に主人公を喰ってしまいました。

Photo_8

宿敵カーンの存在も、無視できません。
必殺技もさることながら、黒光りする筋肉の塊は、悪役として最高の輝きを放ちます。
演ずるは、ビリー・ブランクス。
そう、かつてブートキャンプで一世を風靡したビリー隊長、あの人です。
私的には、このカーンのイメージばかりが強く、エアロビ感覚でお茶の間のテレビに登場したときは呆然としましたよ。この気持ち、解りますか?

Photo_12


そんなこんなで、最後の決戦を迎えるのですが、これがまた素晴らしい。
マッドマックス・サンダードームならぬ現地人バンブー・ドームのノリ。
頭部への飛び蹴りを、片手でブロックするなど、マニア泣かせの演出。
バンブー・ドームを有効活用し、立体的な闘いの演出。
監督ルーカス・ロウの作品は、格闘シーンの見せ方に好感が持てます。
ラストも爽快でした。

Photo_13

Photo_17

Photo_18

|

« 本日の映画 『未来警察』 | トップページ | 本日の映画 『バー二ング』 »

格闘映画 レア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 本日の映画 『未来警察』 | トップページ | 本日の映画 『バー二ング』 »