本日の映画 『スクリーム・アット・ナイト』
『スクリーム・アット・ナイト』
2005年 アルゼンチン? 監督アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ
超カルトな作品の日本語版を製作・提供するメーカーWHD。
安価な値段で、ついつい購入してしまいます。
さて、本作はアルゼンチンでは有名?らしいアドリアン監督作品。
他に『36PASOS』、『ルームズ・フォー・ツーリスト』の全3作が同時リリース。
ジャケや宣伝文句から、自ずと高まる期待感ですが、その真偽はいかに?
ちなみに、この作品の性質上、ある程度のネタバレのもとに感想を書いています。
あらかじめご了承ください。
冒頭は、ちょっと病的な男子学生のシーン。
昔は母親に詩を書いてあげる子だったらしいが、いきなり女装&ブチキレ怒涛のビックリ展開。
あまりの唐突ぶりに、こちらもパニック必至。
続いて女子高生・朝の生着替シーンが執拗に流れます。
全編通して、ハンディカムっぽいブレ映像。
カメラには詳しくありませんが、素人目にもド下手であることが判ります。
登場人物の説明描写を一切欠き、誰が主人公なのかも不明。
レズ・拳銃自殺・交霊といった場面を脈絡も無く流し、パーツパーツを無造作に配置。
ちなみに、これ見よがしなお色気映像も絶やさず。ただし、全裸のような直接的描写は殆どありません。
こんな感じは最後まで崩さず、観客はストーリーを勝手に予測するしかないところまで追い込まれます。
あくまで私的解釈。
冒頭に出てきた男子学生はその後自殺していた。
その霊が、女子高生たちの学校のトイレにいる。
迷える魂は、交霊を試した女子高生に憑依した。
憑依された女子高生は、ナイフ片手に凶行に奔る。
という流れが主軸のようです。
もっとも、これが判ったところで、何の足しにもなりません。
それ以外にも、 自分の娘を探しにクラブへ行き、そこで見つけた娘と同世代の怒れるティーンを殴って犯してしまう親父のシーンが入り、カオスの渦が何重にも取り巻くのです。
ゴア・シーンも期待とは裏腹に瞬間芸的短さ。
血の色は、良いのですが……。
ラストも要らぬ二重?三重?の意味不明どんでん返し。
それでもしっかり挿入してきたヘンテコ余韻。
訳分かんなくて、あなたもきっと、スクリーム・アット・ナイト
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