« 本日の映画 『降霊術師ケミスラー エクソシスト』 | トップページ | 本日の映画 『ON AIR オンエア 脳・内・感・染』 »

2011年5月21日 (土)

『エクソシスト』 文庫版

『エクソシスト』と言えば、まずはウィリアム・フリードキン監督の映画(1973年)が有名。
私の最も好きな映画の一つです。
この映画を観たからこそ、ホラーマニアとしての自分がここにあると言っても過言ではありません。

映画では、どうしても悪魔に憑かれた少女リーガン(リンダ・ブレア)のショッキングなヴィジュアルに目が行きがちですが、実は本作の魅力はそれだけに留まりません。
原作を読むと、その違いに気づかされます。

そもそも、悪魔憑きというものは、精神病との境界が曖昧です。
エクソシスト(悪魔祓い師)や、エクソシズム(悪魔祓いの儀式)は実在するそうですが、闇雲に儀式を行うことはないそうです。
儀式を行う司教らも、常に病との見極めに留意し、慎重な対応を取るそうです。
原作では、その見極めに関しての描写が巧みであり、文章ならではのスリリングさが味わえます。この辺のくだりは、映画より描写に力を入れておりますね。

逆に、ラストのエクソシズムシーンでは、衝撃的なシーンを駆使した映画に軍配が。
映画では、素晴らしい余韻も残してくれました。
私は映画→原作の順でしたが、お互いがミックス・アップして面白さを押し上げてくれた気がします。
これは、同様のテーマを別観点から捉えた『エミリー・ローズ』の映画にも少なからず影響を与えます。どちらかといえば、原作はエミリー寄りに感じました。

悪魔祓いの知識を深めると、これらの映画の魅力が増しますので、未読の方にはおススメです。

【送料無料】エクソシスト 【送料無料】エクソシスト

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

|

« 本日の映画 『降霊術師ケミスラー エクソシスト』 | トップページ | 本日の映画 『ON AIR オンエア 脳・内・感・染』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 本日の映画 『降霊術師ケミスラー エクソシスト』 | トップページ | 本日の映画 『ON AIR オンエア 脳・内・感・染』 »