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2011年4月

2011年4月24日 (日)

そうだ、怪談を書こう

本年より、趣味の小説をWebで公開している。
Web小説用に、できる限り短くするようにしているが、慣れてくると文章量が増えてしまう。
短くて、インパクトのあるもの。
これが、僕がWeb小説において目標としているものだ。

僕は、アメリカのB級ホラーの雰囲気が好きだ。
これと同じような雰囲気の小説を将来書きたいと思っている。
しかし、ホラー小説の題材は、日本の怪談的発想の方が怖い。
湿気を含んだ雰囲気が、独特の緊張感を演出するからだ。
和ホラーと洋ホラーの良さを掛け合わせる。
それも、目下の目標の一つ。

ところが、僕はいわゆる怪談に造詣が深くない。
折しも怪談ブームが起こり、多くの怪談本やDVDが出現した。
おそらく、ネタは出尽くしてしまったのだろう。
接してもいない内から、僕はこの分野を漠然と避けてきたのだった。

いま公開している短編『暗黒の欠片』はホラー短編小説で、僕の実験的要素が強い。
練習も兼ねているから、和風と洋風をできるだけ交互にしようと思っている。

和風には、怪談のエッセンスが自ずと必要になってくる。
参考書代わりに、たまたま手に取ったのが、『怪しき我が家』なる短編集。
本の雑誌ダヴィンチに広告が出ていて、その存在に気づいた。

文字どおり、家を題材にした怪談短編集で11編から成り立っている。
いずれも文章やストーリーのクオリティが高く、予想以上に良作が掲載。
オリジナルティも高く、怪談文学と呼ぶに相応しい作品集だった。

 怪しき我が家 家の怪談競作集

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2011年4月23日 (土)

墓地裏の家

一般的には『サンゲリア』というゾンビ映画の監督で名を馳せたルチオ・フルチ。
しかし、その後作られた地獄3部作は、より一層のインパクトを残しました。
日本では劇場未公開だったが、ビデオの普及でマニアの間では話題となっています。

『ビヨンド』『地獄の門』の2作は、当時としては強烈だった残酷描写が特徴的な類似作。
本作は、オカルトや幻想色がトッピングされて、前作とは明らかに異色のオーラを纏った作品となりました。

暗鬱な雰囲気に包まれて、物語は進行。
愛人を惨殺し、自らも自殺したピーターソン博士の研究を引き継ぐことになったボイル博士。
家族揃って、短期間の移住となった。
森の中の一軒家。
墓地が隣接するという素晴らしい環境。
夜中には奇怪な音が鳴り、何かの存在を臭わせる。
やがて、ボイルはその家の秘密に気づく。
19世紀末、違法な実験を繰り返したというフロイトシュタイン博士。
そう、その家は、彼がかつて住んでいた家だった。
フロイトシュタインが行っていた実験とは?
地獄の扉が、再び開かれる。

前作と比較すると若干のスケール不足が感じられるものの、グロシーンは健在。
冒頭から、印象に残るシーンで観客を引き込みます。
脳ミソ、出とる!!
ハラワタ、出とる!!
ってな、感じです。

役者さんもしっかりした雰囲気を持っていて、二人の子役も見どころの一つ。
ストーリーも、ダルダーノ・サケッティ原案・脚本にしては比較的理解しやすいですね。

数ある家系(ラーメン屋ではない)の映画でも、インパクトは高いと思います。
雰囲気が良いので、空気を楽しんでください。
なかなかレンタルでは在庫がないようで、今回のデジタル・リマスター版発売に狂喜乱舞してしまいました。
将来的に、墓地裏の家に住むのが、私の夢です。

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怪しい?シリーズ

昔から、クーロン黒沢氏の著書にハマっている。

主にアジアのディープな世界を描き、ギャグセンス溢れる文章が非常に心地良い。

特に好きなのは、アジアの奥地に眠るヘンテコ物。

『マジコン』なる存在も、遥か昔に紹介されている。

僕は氏の『香港電脳オタクマーケット』を読み、深い感動を覚えた。

そして、その本片手に香港へ飛び、オタクの新たな境地を見出したのだった。

今回の本『怪しいアキバ漂流記』は、そんな氏のルーツともいえるマイコン黎明期の回顧録だ。

雑誌『I/O』や『BASICマガジン』などを読んでいた世代は、思わず頷いてしまうような話が満載。ディープ&ノスタルジィの世界が、氏のユーモア溢れる文章で甦る。

今風にいえば、すべらないね、黒沢は。

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