そうだ、怪談を書こう
本年より、趣味の小説をWebで公開している。
Web小説用に、できる限り短くするようにしているが、慣れてくると文章量が増えてしまう。
短くて、インパクトのあるもの。
これが、僕がWeb小説において目標としているものだ。
僕は、アメリカのB級ホラーの雰囲気が好きだ。
これと同じような雰囲気の小説を将来書きたいと思っている。
しかし、ホラー小説の題材は、日本の怪談的発想の方が怖い。
湿気を含んだ雰囲気が、独特の緊張感を演出するからだ。
和ホラーと洋ホラーの良さを掛け合わせる。
それも、目下の目標の一つ。
ところが、僕はいわゆる怪談に造詣が深くない。
折しも怪談ブームが起こり、多くの怪談本やDVDが出現した。
おそらく、ネタは出尽くしてしまったのだろう。
接してもいない内から、僕はこの分野を漠然と避けてきたのだった。
いま公開している短編『暗黒の欠片』はホラー短編小説で、僕の実験的要素が強い。
練習も兼ねているから、和風と洋風をできるだけ交互にしようと思っている。
和風には、怪談のエッセンスが自ずと必要になってくる。
参考書代わりに、たまたま手に取ったのが、『怪しき我が家』なる短編集。
本の雑誌ダヴィンチに広告が出ていて、その存在に気づいた。
文字どおり、家を題材にした怪談短編集で11編から成り立っている。
いずれも文章やストーリーのクオリティが高く、予想以上に良作が掲載。
オリジナルティも高く、怪談文学と呼ぶに相応しい作品集だった。

